古賀茂明「 春の一斉休校は安倍疑惑封じ?」 「桜を見る会」前日に安倍晋三前総理後援会がホテルで開催した「前夜祭」の費用の一部を安倍氏側が補てんしていたというニュースが注目を集めている。自分の選挙区の有権者の飲食代の一部を負担していたとなれば、公職選挙法違反になりかねない。それを免れたとしても、前夜祭でのカネの出入りを政治資金収支報告書に書いていなかったのは、政治資金規正法違反となる。 古賀茂明 12/1 週刊朝日
古賀茂明「支持率高い菅政権のうさん臭さ」 誕生から2カ月経った菅義偉内閣。日本学術会議の会員任命拒否問題でミソをつけたが、依然として高支持率を維持し、支持の理由で「人柄が信頼できる」というポジティブな評価の割合も高い。 11/24 週刊朝日
古賀茂明「官僚の忖度をやめさせるウルトラC」 菅義偉内閣誕生から2カ月が経った。「雪国から出てきた苦労人」「好物はパンケーキ」など、庶民受けするイメージ作りで、支持する理由上位に「人柄」という項目が入る。官房長官時代、内閣のスキャンダル火消し人だった負のイメージは一掃されたかのようだ。 古賀茂明 11/17 週刊朝日
古賀茂明「菅総理のグリーン宣言の裏に原発」 菅総理が所信表明演説で2050年までに温室効果ガス排出を全体としてゼロにすると宣言した。途上国を含めポストコロナの経済復興はデジタルとグリーンの2本立てというのが世界の常識なのに、菅総理は就任以来、ハンコ撲滅、携帯料金値下げ、デジタル庁創設などデジタル化の話しかできなかった。今回出てきた「グリーン社会実現」の重要性は菅総理の頭には全くなかったようだ。彼は「環境音痴」なのだ。 古賀茂明 11/3 週刊朝日
古賀茂明「菅総理『ナンチャッテ改革』の矛盾」 菅義偉総理は日本学術会議が推薦した新会員候補の一部の任命を見送った。「前例を踏襲して良いのか考えた」と述べ、学問の自由の問題を改革一般論にすり替えて、「改革派菅義偉!」という自己宣伝に利用している。 古賀茂明 10/13 週刊朝日
古賀茂明「小さな改革を大きく見せる菅改革」 菅義偉新内閣は高支持率で上々の滑り出しを見せた。もちろん、背景には安倍政権のレガシー「マスコミ支配」をそのまま継承した菅氏への忖度報道があるが、それだけではないだろう。 10/6 週刊朝日