【米ビルボード・ソング・チャート】トラヴィス・スコット＆キッド・カディ「ザ・スコッツ」初登場1位、ミーガン・ジー・スタリオン自身初のTOP10入り 　トラヴィス・スコットとキッド・カディのコラボレーションによる新曲「ザ・スコッツ」が初登場1位を獲得した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。 　同曲は、現地時間4月23日より開催されたオンライン・ゲーム『フォートナイト』のバーチャル・ショー＜ASTRONOMICAL＞でパフォーマンスされた新曲で、翌24日に配信/ストリーミングも解禁され、セールス、ストリーミング両チャートでもNo.1デビューを果たした。初週のストリーミング数は4,220万回、初動ダウンロード数は67,000といずれも高記録を打ち立てている。エアプレイは、初週550万回を記録した。R&B/ヒップホップ・ソング・チャート、ラップ・ソング・チャートでも1位に初登場している。 　ラッパーの作品としては珍しくセールスが高かったのは、トラヴィス・スコットの公式ウェブサイトで購入できるグッズの売り上げが好調だったため。これには、CD、LP、カセットテープ等15種のバンドルが含まれる。2020年度としては、BTSの「ON」（86,000ダウンロード）、ジャスティン・ビーバーの「ヤミ―」（71,000ダウンロード）に次ぐ3番目に高い週間セールスを記録した。 　意外ではあるが、トラヴィス・スコットがデジタル・ソング・セールス・チャートで1位を獲得するのは初の快挙。なお、ストリーミング・チャートでは3曲目の首位獲得となる。キッド・カディは、両チャートいずれも初の首位獲得で、Hot 100においても初の1位獲得曲となった。トラヴィス・スコットにとっては、「シッコ・モード」(2018年)、「ハイエスト・イン・ザ・ルーム」(2019年)に続く3曲目の首位獲得。 　初登場1位獲得曲としては、「ハイエスト・イン・ザ・ルーム」に次ぐ2曲目のタイトルを獲得したトラヴィス・スコット。初登場1位獲得曲を複数もつアーティストとしては歴代6組目で、同2曲にはジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ、ブリトニー・スピアーズの計4組がいる。歴代最多の3曲をもつのが、マライア・キャリーと先日「トゥージー・スライド」で打ち立てたドレイクの2組。なお、Hot 100史上での初登場1位獲得曲は、「ザ・スコッツ」で通算37曲目となる。 　キッド・カディは、2009年に最高3位をマークした「デイ・アンド・ナイト」以来11年ぶりのTOP10入りで、初のランクインから首位獲得までの期間としては、ダディ・ヤンキーが「ガソリーナ」(2004年8月 / 32位)～「デスパシート」(2017年5月 / 1位)で打ち立てた12年9か月に次ぐ、歴代2番目の記録となる。 　タイトルの「ザ・スコッツ」は、トラヴィス・スコットとキッド・カディの本名であるスコット・メスカディの“スコット”から引用したものだが、タイトルにアーティスト・ネームが含まれる楽曲が1位を獲得したタイトルは、その他にも以下の7曲がある。 アルビン＆ザ・チップマンクス「ザ・チップマンク・ソング」(1958年) ポール＆ポーラ「ヘイ・ポーラ」(1963年) ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ「愛のテーマ」(1974年) スターズ・オン45「スターズ・オン45」(1981年) ヒューマン・リーグ「ヒューマン」(1986年) ヴァニラ・アイス「アイス・アイス・ベイビー」(1990年) ソウルジャ・ボーイ「クランク・ザット(ソウルジャ・ボーイ)」(2007年) 　先週首位に返り咲いたザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」は2位にランクダウンしたが、週間1億970万回を記録してエアプレイ・チャートでは4週目、R&Bソング・チャートでは10週目のNo.1をマークしている。 　2位から3位に下降したドレイクの「トゥージー・スライド」も、週間6,790万回を記録してエアプレイ・チャートで12位から10位に、TOP10入りを果たしている。エアプレイ・チャートでのTOP10入りは通算23曲目で、集計を開始した1990年12月以降、2番目に多いランクイン数を保持している。歴代1位は29曲をもつリアーナで、ドレイクとのコラボレーションも4曲含まれている。 　先週の14位から4位に急上昇したのは、ミーガン・ジー・スタリオンの「サヴェージ」。ミーガンにとっては、ニッキー・ミナージュ＆タイ・ダラー・サインとコラボした「ホット・ガール・サマー」の11位を超える自己最高位で、初のTOP10入りでとなる。 　「サヴェージ」が今週ジャンプアップしたのは、ビヨンセをフィーチャーしたリミックスが4月29日にリリースされたため。同リミックスの反響を受け、デジタル・ソング・セールス・チャートでは前週から160％増の26,000ダウンロードを売り上げ8位から2位に、ストリーミング・チャートでは、48％増の2,690万視聴を記録し8位から3位へ、それぞれTOP3入りを果たしている。エアプレイ・チャートでは、今週の＜Airplay Gainer＞を獲得して36位から18位に大きく順位を上げた(週間4,050万回)。 　ドジャ・キャットの「セイ・ソー」は5位から6位にダウンしたが、同曲も5月1日にニッキー・ミナージュをゲストに迎えたリミックスがリリースされたため、次週は再びTOP5入りすることが予想される。ここ数年、オリジナルが上昇したタイミングでリミックスをリリースし、上位ランクインに繋げるアーティストが増えている。昨年の年間チャート1位を記録したリル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード」もそうだ。 　以下、デュア・リパの「ドント・スタート・ナウ」が4位から7位、ポスト・マローン「サークルズ」が6位から8位、ジャスティン・ビーバーの「インテンションズ feat.クエイヴォ」が8位から9位、ハリー・スタイルズの「アドア・ユー」が7位から10位に、それぞれランクダウンした。 Text: 本家 一成 ※関連リンク先の米ビルボード・チャートは5月8日以降掲載予定となります。 ◎【Hot 100】トップ10 1位「ザ・スコッツ」トラヴィス・スコット＆キッド・カディ 2位「ブラインディング・ライツ」ザ・ウィークエンド 3位「トゥージー・スライド」ドレイク 4位「サヴェージ」ミーガン・ジー・スタリオン 5位「ザ・ボックス」ロディ・リッチ 6位「セイ・ソー」ドジャ・キャット 7位「ドント・スタート・ナウ」デュア・リパ 8位「サークルズ」ポスト・マローン 9位「インテンションズ」ジャスティン・ビーバーfeat.クエイヴォ 10位「アドア・ユー」ハリー・スタイルズ

androp「Hikari」YouTube再生回数1000万回を突破 　androp「Hikari」のミュージックビデオが、公開から約2年でYouTube再生回数1000万回を突破した。 　2018年にリリースしたシングル「Hikari」は、同年に山崎賢人主演で放送されたフジテレビドラマ『グッド・ドクター』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、ドラマの高視聴率もあり当時大きな話題となった。そして、昨今の新型コロナウイルスの影響で放送延期となったフジテレビの木曜22時ドラマの代わりに、4月9日から急遽『グッド・ドクター』が再放送となり、主題歌にも再度注目が集まっている。 　放送初日にはAWAのリアルタイムランキングで1位、LINE MUSICのリアルタイムランキングで2位、また他の配信サイトにもそれぞれ再チャートインするなどし、同時にYouTubeの視聴回数も再上昇。1000万再生はandropとしては初めての快挙となる。 ◎映像 androp「Hikari」 https://youtu.be/LOB2tAgbn2A

BABYMETAL、オンラインライブ第2弾は初の海外アリーナ単独 　BABYMETALが、オンラインライブ第2弾として、初の海外アリーナ単独ライブとなった【LIVE AT WEMBLEY】を、2020年5月10日23時より公開する。 　初の海外アリーナ単独ライブは、歴史に名を残す数々のアーティストが公演を行ってきた世界的にも有名な会場である、イギリスのSSEアリーナ・ウェンブリーで開催された。日本人アーティスト初の快挙を成し遂げた記念すべきライブとなっている。 　なお、予告ムービーでは「Tシャツを着てキツネサインを掲げてライブに参加しよう！」と告げられているが、当時手に入れられなかった人のために復刻グッズの24時間限定オンライン販売も実施予定となっている。 ◎映像 LIVE AT WEMBLEY - ONLINE LIVE - Trailer https://youtu.be/WX66nP3kjx0 LIVE AT WEMBLEY - ONLINE LIVE 2020年5月10日（日） 23時～ https://youtu.be/v-6lG93fdyI ◎販売情報 特設オンライングッズ 物販時間： 5月10日（日） 12時～5月11日（月） 12時 https://www.asmart.jp/babymetal_onlinelive ◎リリース情報 LIVE Blu-ray『METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN』 ＜Blu-ray＋LIVE CD＋APOCALYPSE（64ページ予定）＞ ONEB-0025 / 18,000円（tax out） ■受注受付期間：2020年4月24日（金）18:00～2020年5月21日（木）23:59 ■商品のお届け：2020年7月16日以降　発送予定 ※スペシャルパッケージ仕様 ※本商品はTHE ONE会員限定商品となっております。 ※本作品のBlu-rayはBABYMETALのステージ全編を収録しております。イベントに出演されたBABYMETAL以外のゲストバンドのみのステージは収録しておりません。 ※本商品は完全受注生産販売のため、2020年5月21日（木）23:59以降は受注締め切りとなりますが、お申込み不備等で在庫調整後に若干数販売する可能性もございます。 https://www.asmart.jp/p_90018385 BD/DVD『LIVE AT THE FORUM』 2020/5/13 RELEASE ＜BD＞ TFXQ-78181　7,000円（tax out） ＜DVD＞ TFBQ-18224　6,000円（tax out） ＜THE ONE LIMITED EDITION＞ ONEB-0023　18,000円（tax out）

【先ヨミ】THE ORAL CIGARETTES『SUCK MY WORLD』が11,465枚を売り上げ現在首位　Da-iCE/KOHHの新作がトップ5に 　今週のCDアルバム売上レポートから2020年4月27日～4月29日の集計が明らかとなり、THE ORAL CIGARETTES『SUCK MY WORLD』が11,465枚を売り上げて首位を走っている。 　本作は、2018年にリリースした『Kisses and Kills』より約2年ぶりとなるオリジナルアルバム。アニメ『revisions リヴィジョンズ』OPテーマ「ワガママで誤魔化さないで」や、初のフィーチャリングヴォーカルを迎えた「Don’t you think（feat.ロザリーナ）」など、全15曲が収録されている。 　そんな『SUCK MY WORLD』の後ろを約500枚差で追うのが、Da-iCEの『FACE』だ。通算5枚目のオリジナルアルバムとなる今作は、初のセルフプロデュース作品となっており、メンバーがそれぞれ一曲ずつ楽曲の制作に携わっている。 　5月4日付の週間アルバム・セールス・チャート（集計期間：4月20日～26日）で3位を獲得したJUJU『YOUR STORY』は、リリース4週目を迎えた当速報でもトップ3をキープ。累計売上枚数はも8.8万枚を突破した。4位には、2019年に結成されたBenjaminJasmineの1stミニアルバム『BenjaminJasmine』が2,713枚を売り上げ速報トップ5入りを果たした。 　続いて、KOHH『worst -Complete Box-』が1,863枚を売り上げ現在5位についている。同作には、Skrillexや志磨遼平（ドレスコーズ）らが参加。またKOHHは、2020年1月に開催したワンマンライブにて「次作でKOHHとしての活動を引退する」と表明しており、今作が引退前最後の作品となる予定だ。 ◎Billboard JAPAN アルバムセールス集計速報 （集計期間：2020年4月27日～4月29日） 1位『SUCK MY WORLD』THE ORAL CIGARETTES（11,465枚） 2位『FACE』Da-iCE（10,936枚） 3位『YOUR STORY』JUJU（3,736枚） 4位『BenjaminJasmine』BenjaminJasmine（2,713枚） 5位『worst -Complete Box-』KOHH（1,863枚）

1-SHINE、12週連続配信シングルリリースへ 　海外レベルのエレクトロニック要素をフィーチャーした次世代ポップ・ロックバンド、1-SHINE（イシン）が12週連続配信シングルのリリースを発表した。 　7月24日の渋谷clubasiaでのワンマンライブ【2020】が新型コロナウイルスの影響で中止されることを受け、「ライブができないなら楽曲をファンに届けて、少しでも元気づけられないか」とメンバー自ら発案した同企画。5月13日からワンマンライブを予定していた翌週7月29日までの12週間、毎週楽曲を配信リリースしていく。 　リリースする楽曲は、新曲をはじめ、既に廃盤となっている自主制作EPの曲をリアレンジしたもの、ライブで披露するのみで音源化されていない曲などを予定。現時点で12週分の楽曲は揃っておらず、急ピッチで制作を進めているそうだ。 　1-SHINEは4月1日にも、Nadia（from BananaLemon）をフィーチャーしたデジタルシングル「Alive feat. Nadia (from BananaLemon)」をリリースしたばかりとなる。 https://www.youtube.com/watch?v=SJHj4umvPuE

ミオヤマザキ、ワンマン中止の際に公言した書き下ろしの新曲「いまどうしてる？」リリース 　ミオヤマザキが4月29日に新曲「いまどうしてる？」を配信リリースした。 　同曲は、4月28日に開催予定だったLINE CUBE SHIBUYAでのワンマンライブ【2人の記念日、待ち合わせ場所は･･･渋谷でしょ？】が新型コロナウイルスの影響により中止となったことを受け、「ただ中止にするだけではなく少しでもファンが喜ぶことをできないか」とメンバーで話し合った結果、まだ曲が“何もできていない”白紙の状態から急きょリリースがアナウンスされた曲だ。 　歌詞は会いたくても会えない今の状況での葛藤や、心情を赤裸々に綴ったもの。Twitter投稿画像をモチーフにしたジャケット・デザインがより楽曲のイメージを伝えている。 　なお、同曲リリースに加えて「結婚指輪」の販売も開始された。ワンマンライブを予定していた4月28日は、ミオヤマザキとファンの記念日として1年の中でも最も大切にしている日でもあり、大切なライブを見送る代わりに違う意味での特別をファンに届けられるよう販売が決定されたもの。2014年4月28日にも発売され、今回は第二弾となる。 ◎リリース情報 配信シングル「いまどうしてる？」 2020/4/29 RELEASE https://linkco.re/ZzCf1ttb