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【ビルボード】Perfume『Perfume The Best “P Cubed”』が98,818枚を売り上げてALセールス首位獲得 りぶ/竹内まりやが続く
【ビルボード】Perfume『Perfume The Best “P Cubed”』が98,818枚を売り上げてALセールス首位獲得 りぶ/竹内まりやが続く
【ビルボード】Perfume『Perfume The Best “P Cubed”』が98,818枚を売り上げてALセールス首位獲得 りぶ/竹内まりやが続く  Perfume『Perfume The Best “P Cubed”』が初動3日間で74,106枚、さらに枚数を伸ばし当週98,818枚を売り上げて、2019年9月30日付の週間アルバム・セールス・チャート“Billboard JAPAN Top Albums Sales”で首位を獲得した。  続いて、りぶ『Ribing fossil』が初動3日間で20,348枚、当週25,885枚を売り上げて2位にチャートインしている。3位には、先週まで同チャートで2週連続首位を獲得していた竹内まりや『Turntable』が当週16,387枚を売り上げて続いている。  そして、嵐『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が当週9,926枚を売り上げて4位にチャートインしており、これで累計売上は2,110,614枚となった。続いて5位には、矢沢永吉『いつか、その日が来る日まで…』が当週9,886枚を売り上げてチャートインしている。  6位以下の動きでは、森口博子『GUNDAM SONG COVERS』が当週2,538枚を売り上げ、これで累計売上枚数が50,431枚と5万枚を突破した。 ◎Billboard JAPAN Top Albums Sales (2019年9月16日~2019年9月22日までの集計) 1位『Perfume The Best “P Cubed”』Perfume(98,818枚) 2位『Ribing fossil』りぶ(25,885枚) 3位『Turntable』竹内まりや(16,387枚) 4位『5×20 All the BEST!! 1999-2019』嵐(9,926枚) 5位『いつか、その日が来る日まで…』矢沢永吉(9,886枚)
billboardnews 2019/09/24 00:00
【ビルボード】竹内まりや『Turntable』が2.6万枚売り上げて2週連続ALセールス首位獲得 矢沢永吉/嵐が続く
【ビルボード】竹内まりや『Turntable』が2.6万枚売り上げて2週連続ALセールス首位獲得 矢沢永吉/嵐が続く
【ビルボード】竹内まりや『Turntable』が2.6万枚売り上げて2週連続ALセールス首位獲得 矢沢永吉/嵐が続く  竹内まりやの40周年記念アルバム『Turntable』が当週26,712枚を売り上げて、2019年9月23日付の週間アルバム・セールス・チャート“Billboard JAPAN Top Albums Sales”で2週連続の首位を獲得し、累計売上は121,239枚となった。  続いて、矢沢永吉『いつか、その日が来る日まで…』が当週20,447枚を売り上げて、2週連続の2位となった。そして3位には、嵐『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が当週16,201枚を売り上げてチャートインしている。これで『5×20 All the BEST!! 1999-2019』の累計売上枚数は2,100,688枚と210万枚を突破している。  そして、マカロニえんぴつ『season』が初動3日間で6,845枚、当週10,621枚を売り上げて4位に、MMORPG『FINAL FANTASY XIV』の最新オリジナル・サウンドトラック『SHADOWBRINGERS: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack』が初動3日間で6,086枚、当週8,170枚を売り上げてチャートインしている。  6位以下の動きでは、8月7日にリリースされた森口博子のガンダムソングのカバー集『GUNDAM SONG COVERS』が前週の7位に引き続いて当週も8位と、2週連続でトップ10をキープしている。また、2008年にリリースされた竹内まりやのベストアルバム『Expressions』も前週の24位から当週16位と、さらに順位を上げている。 ◎Billboard JAPAN Top Albums Sales (2019年9月9日~2019年9月15日までの集計) 1位『Turntable』竹内まりや(26,712枚) 2位『いつか、その日が来る日まで…』矢沢永吉(20,447枚) 3位『5×20 All the BEST!! 1999-2019』嵐(16,201枚) 4位『season』マカロニえんぴつ(10,621枚) 5位『SHADOWBRINGERS: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack』ゲーム・ミュージック(8,170枚)
billboardnews 2019/09/17 00:00
売れっ子・朝日奈央の転機となった、師匠バカリズムからの“注意”とは?
丸山ひろし 丸山ひろし
売れっ子・朝日奈央の転機となった、師匠バカリズムからの“注意”とは?
朝日と約7年間共演した絆は固い。バカリズム (c)朝日新聞社 大磯ロングビーチのキャンペーンガールを務めた「アイドリング!!!」(2012年) (c)朝日新聞社  今バラエティ番組に引っ張りだこのタレント・朝日奈央(25)。今年の上半期だけで111本の番組に出演し、「2019上半期ブレイクタレント」(ニホンモニター調べ)で10位にランクインするなど人気が急上昇中だ。  朝日といえば、女性アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、美脚を併せ持つスレンダーな美女として有名だろう。水着グラビアなどで男性を魅了する一方、バラエティ番組では目と鼻に10円玉を入れて変顔を披露するなど、体を張って番組を盛り上げることも多い。バラエティ番組界では「NGがない」ことを武器に、体当たり企画に挑んで人気を獲得する女性タレントが増えているが、朝日の場合はただ「NGなし」というだけで重宝されているわけではないようだ。週刊漫画誌のグラビア担当は言う。 「元アイドルとは思えない身体を張った芸でブレイクという印象が強いですが、意外と機転も利いて頭も良いんです。例えば、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で『ドッキリのネタばらし架空の番組名を言われてもつい知ったかぶりしちゃう説』を検証した際、『ドッキリスタジアム』という架空の番組内で弁当爆発ドッキリを仕掛けられた朝日。架空にもかかわらず、番組名を知っているか聞かれると『はい』と返答し、『見てるよりも自分で体験した方が、結構勢いあってビックリしました』とコメント。さらに、『それではドッキリ~』『大成功~!』と、架空の番組名にちなんだ野球のスイングのポーズを決め、全く知らない番組なのにしっかり成立させていました。また、別のバラエティ番組では、ビビりな性格でバラエティが一番緊張すると告白。が、苦手なホラー系のドラマを見ることで『死ぬわけじゃないし、楽しもう』と少し克服してきたそうで、そんな健気な一面もあるんです」  そもそも、多少の緊張は集中力が増しパフォーマンスの向上に繋がるとも言われる。大勢の人の前に出る仕事には向いている性格とも取れるだろう。また、性格でいえば人柄の良さが垣間見えるエピソードも。  テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行氏が自身のラジオ番組で話した内容によると、ソロで活躍し始めた頃の朝日は「アイドリングはクソでしたよ」みたいなトークで笑いをとっていたという。だが、番組で共演し、朝日が師匠と仰ぐお笑い芸人のバカリズムから「悪口、良くないよ」「首絞めるよ」と言葉をかけられ、それからは素直さを全面に出すようにすると売れていったという(『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』2019年6月26日放送)。  また、レギュラー出演する『DTテレビ』(AbemaTV)では、MCのチュートリアル徳井義実との共演で学んだことを聞かれ、「人として学ばせてもらったことなんですけど、スタジオとか現場に入る時、謙虚に通る」と返答(2019年8月9日放送)。そんな姿勢も好感を得る要因だろう。 ■「変なおじさん」をフルメイクで演じきる  加えて、テレビ情報誌の編集者は「芸能界において将来の自分の立ち位置も描いている」と朝日を分析する。 「目標とする人がタレントのSHELLYだとWEBマガジンで明かしていました。バラエティから真面目な番組まで、その場に応じて的確なコメントを残し、旦那さんのエピソードも披露し清潔感もあって……と、振り幅が広いところに憧れるとか。『そんなポジションにいけたらいいな』と、意識しているそうです。朝日の場合はバラエティ番組で前に出る時は自分の体も張りますが、他人を傷つける毒は吐かない。また、状況に応じて適切な判断もできる。『NGなし』というより、そんなバランス感覚も重宝される理由だと思います。さらに気負わず余計な力を抜けば、より需要は増えるかもしれません」  TVウォッチャーの中村裕一氏は、そんな彼女の魅力についてこのように考察する。 「彼女にとってのターニングポイントは、2年前に出演した『ゴッドタン』だったと言えます。この時、番組では産休に入る松丸友紀アナウンサーの代わりを務めるアシスタントを決めるオーディションを開催。彼女は物怖じせず大胆な下ネタや毒舌を披露するだけでなく、最終的には志村けんの人気キャラ『変なおじさん』をフルメイク&コスプレの全力で演じきり、見事アシスタントの座を獲得しました。それ以降も同番組ではたびたびカラダを張ってツメ跡を残し、それが多くの関係者の目に留まり現在の活躍へと繋がっています。どれだけムチャぶりをされても全力で応え、さまざまなドッキリを仕掛けられてもしっかり対応する姿からはカンの良さと性格の良さがにじみ出ており、そこがきっと多くの視聴者からも支持されているのだと思います。バラドルの先輩である森口博子や井森美幸などのように、ぜひとも息の長い活躍を見せて欲しいですね」  昭和の終わりから平成にかけて生まれたバラエティーアイドルというジャンル。そんな中、元号は令和へと変わり、新時代の女性バラエティタレントとしてさらなる活躍が期待できそうだ。(丸山ひろし)
dot. 2019/09/11 11:30
「のど自慢」出身のアニソン歌手は、水樹奈々と森口博子で絶滅するのか?
宝泉薫 宝泉薫
「のど自慢」出身のアニソン歌手は、水樹奈々と森口博子で絶滅するのか?
アニソンの歴史に名を刻むふたり。森口博子(左)と水樹奈々 (c)朝日新聞社  8月30日、秋に予定されていた香港公演の中止を発表した水樹奈々。現地デモの影響だが、ワールドワイドな活躍ぶりを改めて感じさせたニュースでもある。一方、その4日前にはこんなローカルっぽいツイートがバズっていた。彼女と同じ愛媛出身の一般男性がつぶやいたものだ。 「ずいぶん前に亡くなった婆ちゃんが存命中に『この前カラオケ好きの集まりに行った時に上手い女の子がおっての。会う度に上手くなっとるんじゃ。ナナちゃんは歌うの上手いんじゃ』って言うてたと家族内で話題に。その女の子が小さい頃の水樹奈々であったと知り、聞きに行きたかったと少し後悔」「家族と話していた時にこの話題が出て、両親が婆ちゃんから聞いた時(30年くらい前)にその女の子が『コンドウナナさん』という名前だったらしく、それで自分が『!?』となった次第です」  水樹の本名は「近藤奈々」で、子供の頃は演歌歌手を目指していた。地元ではのど自慢荒らしと呼ばれ、演歌のカセットも出している。芸能界入りのきっかけも地元ののど自慢で、その後、事務所の倒産や師匠によるセクハラといった苦難を乗り越え、声優兼アニメ歌手となった。やがて「紅白」に6年連続で出場するほど大成するわけだが、じつはこうした「のど自慢」出身の「アニソンの女王」は彼女だけではない。  たとえば、先日、ガンダムソング10曲をとりあげたアルバム「GUNDAM SONG COVERS」がオリコン2位を記録した森口博子。彼女は子供のころからアイドルに憧れ「ちびっこものまね紅白歌合戦」(テレビ東京)の常連だった。その後、スクールメイツでの活動を経て「勝ち抜き歌謡天国」(NHK)で優勝。その名人大会でも準優勝を果たす。コニー・フランシスの「ボーイハント」は絶品で、花村博美(本名)という少女の姿と声が今も目と耳に焼きついている。  これを機に、この番組で出会った平尾昌晃から「森口博子」という芸名をもらい「機動戦士Ζガンダム」の主題歌「水の星より愛をこめて」でデビュー。その後、数年くすぶったが、バラドルとして生き残り、今度は映画「機動戦士ガンダムF91」の主題歌「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」がヒットした。ここから「紅白」にも6年連続で出場するのである。  それゆえ、彼女は、 「節目、節目でガンダムが助けてくれた。歌い続けるパワーをもらった」(産経新聞)  と、語っている。そして、現在は「アニソン・デイズ」(BS11)の司会などで、アニメ界に恩返しもしているわけだ。小林幸子や藤井フミヤに自ら電話で出演交渉したり、アニソンと歌謡曲をつなぐような仕事は、彼女ならではだろう。 ■ともに堀越の芸能コース出身  さて、水樹と森口の共通点はほかにもある。どこよりも早くアニメ専門レーベルを設立したキングレコード所属であること。また、高校が堀越の芸能(現・トレイト)コースだったことだ。森口は荻野目洋子や井森美幸、武田久美子が同期、水樹はともさかりえや佐藤仁美、堂本剛が同期である。  が、最大のポイントはやはり「のど自慢」だろう。特にこのふたりは「ちびっこ」時代からなので、その影響は計り知れない。歌が大好きという無邪気な童心から始まって、芸能界の華やかさや、ときには大人の事情なども垣間見ながら、成長してきた。場慣れもするし、さまざまな歌に挑戦するから、幅広い音楽性も養われる。  そういえば最近、20年ぶりくらいに会った知人とアニソンの話になった。彼の知り合いが水樹の音楽チームにいて、ハードロックやヘビーメタルの要素をいち早くとりいれたひとりなのだという。  ちなみに、水樹は英国ロックの雄・オアシスの大ファンでもあり、彼女のサポートメンバーには北島健二や渡辺格、阿部薫といった実力派のミュージシャンがいる。たとえば北島は、長戸大幸がビーイングを設立した年にデビューさせた3人組バンド・WHYの一員だった(ほかふたりは、長戸の弟と織田哲郎)。水樹はいわば、演歌を土台にJポップ、海外のロックなどを融合させ、アニソンの新たな地平を切り開いたわけだ。  そして、忘れてはならないのが、水樹や森口の大先輩にあたる存在だ。こちらは元祖「アニソンの女王」というべき堀江美都子。彼女もまた「日清ちびっこのど自慢」(フジテレビ)から世に出て、小6でアニメ歌手になった。「キャンディ・キャンディ」の主題歌でブレイクし、声優もこなすようになり「ハローこちらミッチ放送局」などのラジオでも人気を博していく。アニメ畑の女性がアイドル化する先駆けのような人でもある。  2014年の「アニメロサマーライブ」では、衰え知らずの歌唱力とともに、57歳には見えない美脚も話題になった。ももいろクローバーZとコラボした「アクビ娘の歌」はこの年のアニサマでも有数の名演といえる。  なお、アニメ好きの少女でもあった森口は「キャンディ・キャンディ」を「人生のバイブル」と呼び、その理由をこう振り返っている。 「私は母子家庭で育ったんですけれども、母親が夜仕事に行く間はキャンディの頑張りで(略)夜の時間を乗り越えていけたという」(アニメイトタイムズ)  この「アニサマ」で、ももクロと世代を超えた共演をしていた堀江の姿は、まさに最近の森口とも重なるものだ。いずれは水樹も、その道を歩んでいくのだろう。 ■「のど自慢」的な文化がすたれつつある  では今後「のど自慢」と「アニソン」の関係はどうなっていくのか。  同じく14年の「NHKのど自慢」では、ゲストでもあった水樹の「DISCOTHEQUE」をうたった女子高生が優勝。ルックスもよく、ネットを騒がせた。その後、同一人物と噂される声優兼アニメ歌手がデビューし、活躍中だが「のど自慢」のことは公表されていない。  ちびっこ時代からの経験が活かされているという意味では、むしろ子役出身の悠木碧のような存在に注目すべきだろう。水樹と同世代の坂本真綾も似たケースだが、最近は「ちびっこのど自慢」的な文化がすたれつつあり、子役出身のほうに期待するほうがよさそうに思える。21世紀アニメの金字塔「魔法少女まどか☆マギカ」はヒロインの悠木なくして成立しない作品だし、エンディング曲のひとつ「またあした」は奇跡的な名曲だ。  実際、歌にも芝居にも自然体的なものが求められがちな今、ちびっこのど自慢的なスタイルは大げさで古くさく感じられるのかもしれない。しかし、それでも森口や水樹のような歌手が評価され、人気を博すのはそこにあるような芸能らしさが捨てがたいからではないか。そういえば、水樹は子供のころ、美空ひばりの名曲群を老人たちの前で歌って、その涙や笑顔に触れたことが原体験になっているという。 「時に、私の小さな手のひらに、お金を包んだ紙やティッシュがねじ込まれることもあった。いわゆる“おひねり”だ。子供ながらに、なんだかいいことをしている気分になったし、とてもうれしかった」(水樹奈々『深愛』より)  おそらく、芸能とは本来そういうものなのだろう。ふたりの女王は、いまやアニソンこそが芸能の王道であることを体現し、世に伝えているのだ。 ●宝泉薫(ほうせん・かおる)/1964年生まれ。早稲田大学第一文学部除籍後、ミニコミ誌『よい子の歌謡曲』発行人を経て『週刊明星』『宝島30』『テレビブロス』などに執筆する。著書に『平成の死 追悼は生きる糧』『平成「一発屋」見聞録』『文春ムック あのアイドルがなぜヌードに』など。
dot. 2019/09/09 11:30
代表作は「井森ダンス」 50歳の井森美幸が素晴らしすぎる理由
宝泉薫 宝泉薫
代表作は「井森ダンス」 50歳の井森美幸が素晴らしすぎる理由
隠れファンも多い、井森美幸 (c)朝日新聞社  8月29日は、井森美幸(50)が世に出た日だ。35年前のこの日、本選が行なわれたホリプロタレントスカウトキャラバンで、鈴木保奈美や小原靖子(のちの相原勇)を抑え、グランプリを獲得。翌年4月「瞳の誓い」で歌手デビューを果たした。  以来30数年間、息の長い活躍をしているわけだが、代表作が何かというとなかなか思い浮かばない。それこそ、キャラバンの予選で披露した「井森ダンス」ことジャズダンスの映像なのではと言いたくなるほどだ。ちなみに、あのダンスは現在、テレビで見ることはできない。ホリプロが各局にお願いをして「封印」させたからだ。  2015年には、その理由が「水曜日のダウンタウン」で解明された。それは、大物の恥ずかしい過去だから、というありがちなものではなく、ホリプロのある意味せこい戦略だった。 「あまりに、こすり過ぎてしまいまして、これ以上こすり過ぎると面白くなくなるんじゃないかということで、現状、少し寝かせよう、 熟成させようと。弊社としては、あのVTRはすごい大事な重要なコンテンツです。いったん、あのVTRはみなさんに、一度忘れていただければ」  いわば、貴重なコンテンツだからこそ、使い減りすることを避けているわけだ。  そんな井森自身も「使い減り」しないタレントである。それは代表作が挙がりにくいというキャリアによるところも大だろう。歌にせよ芝居にせよ、代名詞的な作品があったり、これぞというべき売りがあったりすると、そのイメージがつきすぎたり、そればかりを求められたりして、むしろ飽きられやすいからだ。  そういう観点から、彼女のキャリアを振り返ってみると――。 ■何かがものすごく「できる」わけでもない  歌手として伸び悩むなか、デビュー2年目には大映テレビ制作の連ドラ「遊びじゃないのよ、この恋は」に主演。ホリプロは「スチュワーデス物語」の再現を狙ったわけだが、二匹目のどじょうはいなかった。  その後、バラドルとしてブレイクしたものの、彼女の場合、森口博子のモノマネのようなわかりやすい芸がウケたわけではない。また、松本明子のように放送禁止用語を言うでもなく、山瀬まみや三田寛子、西村知美のように、不思議ちゃんぶりで笑わせたわけでもなかった。初期には、共演した岡本太郎に対し、 「このおっさん、アブないです」  と言ってのけるなどの武勇伝も残したものの、毒舌というほどのタイプでもないだろう。ほかに、群馬出身というのも売りだが、上毛カルタや下仁田ネギの話だけで食っていけるほど、芸能界は甘くない。  長く出演した番組としては「郁恵・井森のお料理BAN!BAN!」や「クイズダービー」がある。ただ、料理もクイズも「できない」ところが面白がられていた。思えば彼女、何かがものすごく「できる」わけでもないのに、生き残ってきたのである。  ところが現在、業界での評価はむしろ「できる」寄りだ。つい先日も「関ジャニ∞クロニクルSP」でオアシズの大久保佳代子が「かわいそうな女というポジションをとらない。人を傷つけないし、スタッフさんがしてほしい質問もちゃんとする」と、そのすごさを指摘。2年前のネットTVでは、土田晃之が「いじりやすい。大先輩だから変なこと言ってはいけないな、と思う。それなのに、何でも返してくる」と賛辞を送っていた。一見、何も「できない」ようでいて、芸能界的には何かと「できる」というのが、彼女の立ち位置であり、強味なのだ。 ■実は「いい女」という強み  この「評価」には、彼女の容姿や雰囲気もプラスに働いている。アラフィフには見えない美貌や美肌、さらには「いい女」っぽさは、大久保のいう「かわいそうな女」からは遠いものだ。また、そこから来る自己肯定感が余裕につながり、土田のような男芸人のセクハラまがいのいじりにも平然としていられるのだろう。  そんな井森はプライベートも「使い減り」していない。「スキャンダル処女」というほどではないが、交際が噂されたのは一般人ばかり。有名人との浮いた話とは無縁なのである。  じつのところ、恋愛や結婚や出産は話題にできる反面「年をとった」というイメージにもつながり、女性タレントには両刃の剣だ。また、秋元康はかつてこんなことを言っていた。 「アイドルってのは、ある部分、男ができたら終るっていう宿命があるわけでしょ」(『よい子の歌謡曲』30号)  バラドルもまた、アイドルの変型だとすれば、彼女はまだアイドルとして終っていないということかもしれない。  そういえば、彼女はデビュー時のキャッチコピーにも恵まれていた。 「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」  このおかげで本人が「いまだに誰のものでもありません」とギャグにし、笑いをとることもできる。あるいは、最初から何か「持ってる」人だったということだろうか。 ■ホリプロの異端児  とはいえ、こうした生き方はホリプロの伝統からはズレている。愛人タイプよりはお嫁さんタイプを、というのがこの事務所の女性タレント選びの基本だからだ。山口百恵に榊原郁恵、山瀬まみ、向井亜紀、優香……。堀ちえみなどは3度結婚したし、和田アキ子や鈴木保奈美も2度している。最近は、平山あやが速水もこみちを射止めて話題になった。  そんななか、独身を貫いているのだから、行き遅れたさびしさなども漂わせそうなものだが、彼女の場合、それが希薄だ。結婚についても、したくて「できない」のではなく、あくまで「できる」けどしない、というイメージなのである。  こういうタイプの女性タレントは、ほかにいそうでなかなかいない。同世代はもとより、上の世代でもどうだろう。それこそ、黒柳徹子クラスの芸能力、そして使い減りしない耐性を感じるのだ。「徹子の部屋」のような番組を誰が引き継げばよいか、というテーマを考えるとき、若手なら指原莉乃あたりが面白そうだが、いちばんの適役は井森なのではなかろうか。  とりあえず、この調子なら当分、あのダンス映像を解禁して話題作りする必要もないだろう。ましてや、本人が実際に踊ってみせることなどまずなさそうで、それはいささか残念なことでもある。  というのも、最近「アンドロイドものまね」で売り出し中のアンドーひであきという芸人がいる。そのレパートリーのひとつが、井森ダンスだ。ものまね番組でそれをやっているところに、ご本人登場、本家本元の井森ダンスを披露、なんて場面をぜひ見てみたいのだが!? ●宝泉薫(ほうせん・かおる)/1964年生まれ。早稲田大学第一文学部除籍後、ミニコミ誌『よい子の歌謡曲』発行人を経て『週刊明星』『宝島30』『テレビブロス』などに執筆する。著書に『平成の死 追悼は生きる糧』『平成「一発屋」見聞録』『文春ムック あのアイドルがなぜヌードに』など。
dot. 2019/08/28 13:00
【ビルボード】嵐ベスト『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が7週ぶり総合アルバム首位 テイラー・スウィフトは初トップ3入り
【ビルボード】嵐ベスト『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が7週ぶり総合アルバム首位 テイラー・スウィフトは初トップ3入り
【ビルボード】嵐ベスト『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が7週ぶり総合アルバム首位 テイラー・スウィフトは初トップ3入り  2019年9月2日付(集計期間:2019年8月19日~2019年8月25日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、嵐のベスト・アルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が7週ぶりとなる総合首位を獲得した。  6月26日にリリースされた『5×20 All the BEST!! 1999-2019』は、9週目の集計を迎えた当週、各主要CDショップが追加生産分を入荷したことで、フィジカル・セールスが急増。前週比2,246%にもなる387,258枚を売り上げて、7週ぶりにCDセールス1位をマークした。これにより累計売上は2,009,637枚となっており、CDアルバムの累計売上としてはグループ歴代最多となる枚数を記録している。さらに、CDセールスほどではないにしろ、ルックアップもポイントを伸ばし、こちらは3週ぶりとなる1位返り咲き。7月8日付の初登場から2連覇を達成した同作は、これで通算3度目の総合首位獲得となる。  総合2位は、MONSTA Xの日本2ndアルバム『Phenomenon』が獲得。初週56,244枚を売り上げてCDセールス2位となり、これが牽引した形だ。MONSTA Xのこれまでの当チャート最高位は、2018年5月7日付で『PIECE』が獲得した3位だったので、今回で自己記録を更新したことになる。続く総合3位に入ったのは、テイラー・スウィフトの通算7作目となるオリジナル・アルバム『ラヴァー』。初週16,742枚を売り上げてCDセールス3位、3,980DLを売り上げてダウンロード2位、ルックアップは17位となっており、両セールス指標が好調な滑り出しを見せて、自身初の“HOT ALBUMS”トップ3入りを果たした。  ウカスカジーが配信限定リリースしたミニアルバム『金色BITTER』は、フィジカル指標での成績がブランクとなっているなか、初週8,279DLを売り上げてダウンロード1位をマークし、総合では4位を獲得。また、今回で6週目の集計となったRADWIMPS『天気の子』は、当週5,509枚を売り上げてCDセールス8位、2,257DLを売り上げてダウンロード3位、そしてルックアップ2位をそれぞれマーク。総合では初登場以来初となるトップ3外となったが、いまだバランス良く上位を保っており、前週から3ランク・ダウンに留まって5位を獲得した。  トップ5以下の動きを見てみると、CDセールス7位、ダウンロード4位の須田景凪『porte』が総合7位、CDセールス10位、ダウンロード5位のmilet『us』が総合8位、CDセールス22位、ダウンロード8位のBUMP OF CHICKEN『aurora arc』が総合9位となっており、こういったダウンロードが好調な作品が、いくつかのCDセールス偏重型のタイトルを抑え、総合でも上位を獲得している。 ◎【HOT ALBUMS】トップ20 1位『5×20 All the BEST!! 1999-2019』嵐 2位『Phenomenon』MONSTA X 3位『ラヴァー』テイラー・スウィフト 4位『金色BITTER』ウカスカジー 5位『天気の子』RADWIMPS 6位『ONE STAR』九星隊 7位『porte』須田景凪 8位『us』milet 9位『aurora arc』BUMP OF CHICKEN 10位『禁情』CoLoN: 11位『LOVE』菅田将暉 12位『GUNDAM SONG COVERS』森口博子 13位『瞬間的シックスセンス』あいみょん 14位『ラブとポップ ~大人になっても忘れられない歌がある~ mixed by DJ和』(オムニバス) 15位『BOOTLEG』米津玄師 16位『834.194』サカナクション 17位『Let's GOAL!-薔薇色の人生-』倉木麻衣 18位『MAGIC』back number 19位『TVアニメ「ケムリクサ」ミュージックコレクションアルバム』(アニメ) 20位『NARALIEN』ENDRECHERI
billboardnews 2019/08/28 00:00
ガンダム40周年記念フェス、伊藤由奈出演決定
ガンダム40周年記念フェス、伊藤由奈出演決定
ガンダム40周年記念フェス、伊藤由奈出演決定  『機動戦士ガンダム』シリーズのTVアニメ放送開始40年記念イベント【GUNDAM 40th FES."LIVE-BEYOND"】に、伊藤由奈が出演することが決定した。  同イベントは、9月7日・8日の2日間に渡って幕張メッセイベントホールで開催。ガンダム40周年を彩る豪華アーティストとして、澤野弘之/SawanoHiroyuki[nZk]、T.M.Revolution/西川貴教、SKY-HI、DJシャアザー a.k.a. DJシーザー、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND feat.ハセガワダイスケ、BACK-ON、BiSH、May J.、森口博子、LUNE SEAらの出演が既に発表されていたが、このたび伊藤由奈の出演が決定した。  伊藤由奈は、TVアニメ『機動戦士ガンダム00』のエンディングテーマを担当。現在は米ロサンゼルスを拠点に活動しており、日本国内では実に7年ぶりのライブ出演となる。当日は『ガンダム00』の名曲はもちろん、ガンダムソングのカバーも披露する予定となっている。  また、イベント会場で販売されるオリジナルグッズが合わせて発表となった。 ◎公演情報 【GUNDAM 40th FES."LIVE-BEYOND"】 2019年9月7日(土)、8日(日) 幕張メッセイベントホール OPEN 17:00 START 18:00 ※7日 OPEN 16:00 START 17:00 ※8日 チケット:全席指定 9,800円
billboardnews 2019/08/26 00:00
森口博子×鮎川麻弥、『フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』搭載曲シングルリリース決定
森口博子×鮎川麻弥、『フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』搭載曲シングルリリース決定
森口博子×鮎川麻弥、『フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』搭載曲シングルリリース決定  森口博子と鮎川麻弥のデュエットによる新曲「追憶シンフォニア」「果てないあの宇宙へ」が、10月23日に両A面シングルとしてリリースされることが決定した。  今作は、9月17日から全国のパチンコパーラーに導入が予定されているSANKYO『フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の搭載曲として、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をモチーフに制作された新曲で、森口博子と鮎川麻弥というガンダムソングの実力派ディーヴァが、スリリングなコンビネーションで歌い上げている。  CDジャケットにはアムロ・レイとシャア・アズナブル、そしてνガンダムとサザビーが描かれた『フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のキービジュアルが描かれるほか、CDショップ購入特典として本キービジュアルが描かれたA4クリアファイルが予定されている。  2018年にNHKで放送された『発表!全ガンダム大投票』のガンダムソングランキングでは、森口博子の「水の星へ愛をこめて」が1位に、「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」が3位に、鮎川麻弥の「Ζ・刻をこえて」が9位にランクインするなど、ガンダムファンから圧倒的な人気を得ている両名。  鮎川麻弥は7月に35周年を迎えベストアルバム『35 th Anniversary Best ~刻をこえて~』をリリースし、アニバーサリーツアーの開催を発表。森口博子は8月に『発表!全ガンダム大投票』の上位10曲を豪華ミュージシャンとカバー&セルフカバーした『GUNDAM SONG COVERS』をリリースしている。 ◎リリース情報 シングル『追憶シンフォニア/果てないあの宇宙へ』 2019/10/23 RELEASE KICM3363 1,200円(tax out.)
billboardnews 2019/08/26 00:00
【ビルボード】26時のマスカレイド『ちゅるサマ!』が総合アルバム首位 A.B.C-Zは前作超えの勢いで2位
【ビルボード】26時のマスカレイド『ちゅるサマ!』が総合アルバム首位 A.B.C-Zは前作超えの勢いで2位
【ビルボード】26時のマスカレイド『ちゅるサマ!』が総合アルバム首位 A.B.C-Zは前作超えの勢いで2位  2019年8月19日付(集計期間:2019年8月5日~2019年8月11日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、26時のマスカレイドのメジャー・デビュー・ミニアルバム『ちゅるサマ!』が総合首位を獲得した。  26時のマスカレイドは、2016年に【読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディション】にて結成され、テーマに“FASHION&EMOTION”を掲げて活動する5人組アイドル・グループ。すぅ(SILENT SIREN)が表題曲「ちゅるサマ!」の作詞を手掛けたアルバム『ちゅるサマ!』は、8月7日にユニバーサルミュージックからリリースされ、初週63,027枚を売り上げてCDセールス1位、1,265DLを売り上げてダウンロード4位をそれぞれマークした。精力的な販促施策がブーストしたであろうCDセールスに加え、デジタルでもセールス上位に位置していることから、従来のコア層に留まらない訴求が窺える。  総合2位を獲得したのは、A.B.C-Zの約1年ぶり、通算6作目となるアルバム『Going with Zephyr』。初週売上は前作『VS 5』を約1,500枚上回る33,137枚となり、CDセールス3位をマークした。また、ルックアップは前作比164%となるポイントで、こちらも前作超えを果たし、初週の総合順位としては前作から3ランク・アップを果たした形だ。なお、当チャートにおけるA.B.C-Zの最高位はこれまで、2016年の『ABC STAR LINE』と2017年の『5 Performer-Z』で獲得した総合3位だったので、今作で自己最高記録を更新したことになる。  リリースから4週目を迎えたRADWIMPS『天気の子』は、当週9,301枚を売り上げてCDセールス8位、累計8万枚を突破した。また、ダウンロードでは4,394DLを記録し、初登場から4週連続となる1位をマークしている。これらセールスの数字は初週をピークとして緩やかに減少してはいるものの、残るルックアップはレンタル解禁と重なった前週以降、右肩上がりにポイントを積み重ねており、当週は初週の倍以上となる数字を記録。順位は5位→8位→2位と推移して、4週目の集計を迎えた今回、ようやく1位の座をつかみ取り、ダウンロードと合わせて2冠を達成、総合では3位を獲得し、トップ3入りを4週連続でキープしている。  総合4位に入ったのは、WINNERの約10か月ぶりとなるミニアルバム『WE』。初週33,191枚を売り上げ、2位をマークしたCDセールスの強さが牽引したチャート・アクションとなっている。そして総合5位には、森口博子による“ガンダムソング”のカバー・アルバム『GUNDAM SONG COVERS』が初登場。初週24,569枚を売り上げてCDセールス4位、ルックアップ13位をマークした。 ◎【HOT ALBUMS】トップ20 1位『ちゅるサマ!』26時のマスカレイド 2位『Going with Zephyr』A.B.C-Z 3位『天気の子』RADWIMPS 4位『WE』WINNER 5位『GUNDAM SONG COVERS』森口博子 6位『うたの☆プリンスさまっ♪ソロベストアルバム 四ノ宮那月 SUKI×SUKIはなまる!』四ノ宮那月(谷山紀章) 7位『5×20 All the BEST!! 1999-2019』嵐 8位『ウィー・アー・ノット・ユア・カインド』スリップノット 9位『LOVE LOOP』GOT7 10位『aurora arc』BUMP OF CHICKEN 11位『よふかしのうた』Creepy Nuts 12位『PACIFIC』クレイジーケンバンド 13位『LOVE』菅田将暉 14位『IGNITE』KAT-TUN 15位『瞬間的シックスセンス』あいみょん 16位『834.194』サカナクション 17位『ラブとポップ ~大人になっても忘れられない歌がある~ mixed by DJ和』(オムニバス) 18位『4colors』MAMAMOO 19位『MAGIC』back number 20位『BOOTLEG』米津玄師
billboardnews 2019/08/14 00:00
【ビルボード】26時のマスカレイド『ちゅるサマ!』が6.3万枚を売り上げてALセールス首位獲得 嵐のベストは累計160万枚を突破
【ビルボード】26時のマスカレイド『ちゅるサマ!』が6.3万枚を売り上げてALセールス首位獲得 嵐のベストは累計160万枚を突破
【ビルボード】26時のマスカレイド『ちゅるサマ!』が6.3万枚を売り上げてALセールス首位獲得 嵐のベストは累計160万枚を突破  26時のマスカレイド『ちゅるサマ!』が初動3日間で53,909枚、さらに枚数を伸ばし当週63,027枚を売り上げて、2019年8月19日付の週間アルバム・セールス・チャート“Billboard JAPAN Top Albums Sales”で首位を獲得した。  2位には、WINNER『WE』が初動3日間で29,654枚、その後さらに伸ばして当週33,191枚を売り上げてチャートイン。そして3位には、A.B.C-Z『Going with Zephyr』が初動3日間で27,516枚、当週33,137枚を売り上げてチャートインしている。  続いて、森口博子『GUNDAM SONG COVERS』が当週24,569枚を売り上げて4位にチャートイン。そして、四ノ宮那月(CV.谷山紀章)『うたの☆プリンスさまっ♪ソロベストアルバム 四ノ宮那月 SUKI×SUKIはなまる!』が当週21,116枚を売り上げて5位にチャートインしている。  6位以下の動きでは、嵐『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が当週10,908枚を売り上げており、これで累計売上が1,605,143枚と160万枚を突破している。 ◎Billboard JAPAN Top Albums Sales (2019年8月5日~2019年8月11日までの集計) 1位『ちゅるサマ!』26時のマスカレイド(63,027枚) 2位『WE』WINNER(33,191枚) 3位『Going with Zephyr』A.B.C-Z(33,137枚) 4位『GUNDAM SONG COVERS』森口博子(24,569枚) 5位『うたの☆プリンスさまっ♪ソロベストアルバム 四ノ宮那月 SUKI×SUKIはなまる!』四ノ宮那月(CV.谷山紀章)(21,116枚)
billboardnews 2019/08/13 00:00
「ジャニーズに挟まれるなんて」 森口博子が泣いたデビュー34年目の奇跡とは
「ジャニーズに挟まれるなんて」 森口博子が泣いたデビュー34年目の奇跡とは
ラジオ番組の公開生放送でガンダムソングを歌う森口博子さん=撮影・多田敏男 アルバム「GUNDAM SONG COVERS」を出した森口博子さん。ジャケットは「ことぶきつかさ」さんのイラストだ=撮影・多田敏男 「バラドル」(バラエティー・アイドル)の先駆者として一世を風靡(ふうび)した森口博子(51)。1985年にデビューし、芸能界で独自のポジションを築いてきたが、34年目にして“奇跡”が起きたという。「ジャニーズに挟まれるなんて」とうれし泣きさせたのは、やはりガンダムだった。 「アルバムの発売初日のランキングがオリコン2位。1位と3位はジャニーズで、こんなのはデビューしてから初めて。アルバムが売り切れて手に入らないというファンの声もありました。34年目にしてこんな波が来たのは奇跡です。こんなことって起こるんだ」  アニメソングのラジオ番組「Anison Days+」(文化放送)の8月10日の公開生放送を前に、森口は目を潤ませながらこう語った。  森口は、機動戦士Zガンダムの主題歌「水の星へ愛をこめて」でデビュー。その後も機動戦士ガンダムF91の主題歌「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」などを歌い、ファンからは「ガンダムの歌姫」と呼ばれることも。  NHKが昨年集計した「ガンダムソングス・ランキング」で、作品関連361曲の中から「水の星へ愛をこめて」が1位に選ばれたことがきっかけで、今回のアルバムができたという。  アルバムはガンダムソングベスト10をカバーした「GUNDAM SONG COVERS」(キングレコード)。ジャケットはイラストレーター「ことぶきつかさ」が、Zガンダムとノーマルスーツ姿の森口を描いている。  8月7日にリリースされると、オリコンのデイリーアルバムランキングの8月8日付で2位に。トップは嵐の「5×20 All the BEST!! 1999-2019」。3位はA.B.C-Zの「Going with Zephyr」。ジャニーズ事務所の大人気アイドルグループに割って入った格好だ。  森口は17歳でデビューしてからガンダムソングを歌い続け、ファンは若者から中高年まで幅広い。これまでも数十万枚のセールスを記録したことはあるが、店頭でアルバムが売れにくいいまの時代に、「売り切れ続出」というのは異例だ。 「棚がガラガラのお店もあって、私が信じられないくらいです。カバーアルバムをずっと出したかったのですが、NHKのファン投票の結果を見て、『今しかない』と思いました。ファンとはお互いに34年間いろんなことがあったし、つらいことも一緒に乗り越えてきました。アルバムには私たちが生きてきた証しが詰まっています。40年間ガンダムを作り続けてきたスタッフにも感謝したい。私はガンダムで人生が変わったんです」  公開生放送には、Zガンダムの主人公カミーユ・ビダン役の声優、飛田展男が出演。Zガンダムのテレビシリーズのイベント以来34年ぶりに、森口と再会したという。 「Zガンダムの主題歌がランキング1位に選ばれたのは意外で、僕にとってすごくうれしかった。その歌を、森口さんがいまだに当時のキーで歌えるのはすごいこと。アルバムの曲は新しいアレンジで、自分の内へ内へと響いてくる感じがします」(飛田)  森口は公開生放送で、「水の星へ愛をこめて」を熱唱した。デビュー当時は歌詞が哲学的で意味がよくわからなかったという。歌詞の冒頭の「蒼く眠る水の星にそっと」については、「水星」のことだと勘違いしていたというネタも披露。 「レコーディングの時に、スカウトしてくれたディレクターさんから、『水の星って意味わかる?』と聞かれて、緊張していて『はい、水星』と言ったんです。ディレクターさんは何ごともなかったかのような穏やかなスマイルで、『地球だよ』と教えてくれた。その時のディレクターさんの言葉が現実になったんです。『この曲は何年たっても、大人になっても歌える曲だから。君にはそんな歌手になって欲しいんだよ』。みんながこの曲を育ててくれているので、今日もこうやって届けることができました」  公開生放送前の囲み取材で結婚ネタを振られると、「白馬の王子様は落馬したと何年も前から言ってます」と笑いながら自虐で返しつつ、こう断言した。 「いまはガンダムが人生の、生涯のパートナー。10代から50代まで歌わせてもらっているので、60代、70代になっても新しいシリーズの曲を歌います。これからもみんなの日常生活で輝き続ける楽曲を届けたい」  今年のアニメ業界は、京都アニメーション放火事件もあって暗い話題が目立つ。そんな中だけに、森口の元気な言葉はファンに明るさを届けたようだ。 (本誌・多田敏男) ※週刊朝日オンライン限定記事
週刊朝日 2019/08/11 10:30
森口博子、3週連続で“ガンダムソング”カバーを配信
森口博子、3週連続で“ガンダムソング”カバーを配信
森口博子、3週連続で“ガンダムソング”カバーを配信  森口博子による“ガンダムソング”のカバー・アルバム『GUNDAM SONG COVERS』収録曲の先行配信が決まった。  配信は3週連続で行われ、7月24日にジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子が参加した「水の星へ愛をこめて」、8月1日にアコースティック・ギタリストの押尾コータローが参加した「哀 戦士」、そして8月7日にピアニストの塩谷哲が参加した「フリージア」がそれぞれダウンロードおよびストリーミング配信開始。また、e-onkyo musicやmoraなどではハイレゾ音源も配信される。  アルバム『GUNDAM SONG COVERS』には、360曲以上ある“ガンダム”シリーズの主題歌の中から、NHKによる『全ガンダム大投票 40th』でベスト10入りした楽曲を収録。先行配信される3曲のゲスト・ミュージシャン以外にも、アコーディオニストの田ノ岡三郎、鍵盤奏者の猪野秀史、インストゥルメンタル・ユニットのTSUKEMENらの参加が明らかとなっている。 ◎リリース情報 アルバム『GUNDAM SONG COVERS』 2019/8/7 RELEASE KICS 3790 3,000円(tax out) <トラックリスト> 01. 水の星へ愛をこめて / with 寺井尚子(「機動戦士Ζガンダム」オープニングテーマ) 02. 哀 戦士 / with 押尾コータロー(「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」主題歌) 03. ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~(「機動戦士ガンダムF91」主題歌) 04. BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~(「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」主題歌) 05. 嵐の中で輝いて / with 田ノ岡三郎(「機動戦士ガンダム第08MS小隊」 オープニングテーマ) 06. フリージア / with 塩谷哲(「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」エンディングテーマ) 07. JUST COMMUNICATION / with 猪野秀史(「新機動戦記ガンダムW」オープニングテーマ) 08. めぐりあい(「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」主題歌) 09. Ζ・刻をこえて(「機動戦士Ζガンダム」オープニングテーマ) 10. RE:I AM / with TSUKEMEN(「機動戦士ガンダムUC episode 6「宇宙と地球と」」主題歌) 11. 宇宙の彼方で [Bonus Track](「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」主題歌)
billboardnews 2019/07/25 00:00
<対談インタビュー>SUGIZO×miwa『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』や楽曲「A Red Ray」を語る
<対談インタビュー>SUGIZO×miwa『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』や楽曲「A Red Ray」を語る
<対談インタビュー>SUGIZO×miwa『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』や楽曲「A Red Ray」を語る  『機動戦士ガンダム』の誕生から今年で40年。現在TVシリーズで放送中の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の主題歌のプロデュースをLUNA SEA/X JAPANのSUGIZOが担当し、オープニングをLUNA SEA、そしてエンディングをSUGIZOプロデュースで女性アーティストをフィーチャーしたコラボ楽曲で彩る。第1弾のGLIM SPANKY、第2弾のコムアイ(水曜日のカンパネラ)とのコラボでガンダム史に燦然と輝く名曲のカバーを響かせた彼が、第3弾ではオリジナル曲「A Red Ray」でmiwaとコラボ。今回、その新曲リリース前に2人を直撃し、楽曲について語ってもらった。 その他画像 ――「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」に関わられるとなったときのお気持ちを教えてください。 SUGIZO:もちろんとても感無量ではあるんですけれども、そもそも想像もしていなかったですよね、僕自身が。『機動戦士ガンダム』(以下ファーストガンダムとも表記)は40周年ですが、僕自身もファン歴40年。ガンダムに対して仕事で関わることになるとは夢にも思っていなかったです。 ――miwaさんは「ガンダムシリーズ」に対してはどのような印象を抱かれていらっしゃるでしょうか? miwa:わたしが子供の頃は(ファーストガンダム以降の)新しいシリーズが放送されていて、『機動戦士ガンダムSEED』を見ていた世代なんですが、今回は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』(以下『THE ORIGIN』)の曲を、ということでファーストガンダムよりも前のお話でしたから一から勉強させていただくような気持ちで作品に触れさせていただきました。物語自体がすごく大人っぽいですし、なかなか1回では理解をするのが難しいくらいに人間ドラマが詰まっていて、私が10代の頃に出会っていたならまた印象が違っていたのかなと思いつつ本当に深い作品だなぁ、と感じます。その『機動戦士ガンダム』という素晴らしい作品の長い歴史の中に携わらせていただけることに対して、ちょっと震えるような気持ちもあります。 ――その作品に関わられることになった“主題歌”。楽曲でどのように表現をしようとお考えになったんでしょうか? SUGIZO:長い間、僕はガンダムに影響を受けているので、僕の音楽のテイストとか音楽から見える景色とか、自分が音楽を生んでそこに乗って旅をしたい感覚や宇宙的な憧れ、実はあらゆるところが知らず知らずのうちにガンダムに起因しているんですよね。自分の音楽観や音楽に対する哲学のベーシックな部分にガンダムはかなり大きくて。自分が気持ちのいいことを自然に表現すればそれがガンダム的になると認識しています。音楽観の重要な部分をガンダムから学んだというか、発想を植え付けていただいたというか。なので、今回の作品を作るにあたり、自分がこの作品に影響を受けて今ここにいるわけだから、何も考えずに自分が一番気持ちいいと思うこと、自分が一番得意なことを表現すればマッチングしないわけがない、と自分に言い聞かせて作業していきました。 ――そして完成したエンディング第3弾がmiwa さんとの「A Red Ray」。miwaさんらしさを引き出しつつ『THE ORIGIN』の世界に浸透させるためにどのようなお考えで楽曲を制作されたのでしょうか? SUGIZO:一般的なmiwaちゃんのイメージって、すごく元気ではつらつとしていて、応援歌を歌う可愛い女の子。でもただ元気なだけじゃない部分は、実はこれからのmiwaというアーティストにとってすごく重要なんじゃないかなっていう気がしていて。そこを拡げて今までから一歩、その先に踏み出したmiwaちゃんと表現できたらいいね、という話から制作をはじめました。今回はLUNA SEAがTM NETWORKの「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)」をカバーするので、エンディングはオリジナル曲となりました。作詞についてはちょっと脅しもかけてね(笑)。「ガンダムだからね? 哲学的だよ」って。そういうものを作ろうね、というやりとりをしていましたね。 miwa:すごく素敵な楽曲をご提供いただいたので、歌詞を書くときにもSUGIZOさんに相談をさせていただいて、沢山アドバイスをいただいて作っていきました。わたしがガンダムに触れてみて思ったガンダムの世界観だったり、言葉だったり、というのをご提案させていただいて、歌詞の世界観を作っていきました。歌詞でも歌い方でも、人間的な深みを出すというのはこれから30代に向けて自分に必要な要素だと感じていて、そこの殻は破っていきたいと人としても音楽をやる身としても考えていたので、チャレンジさせていただける楽曲との出会いにすごくワクワクしました。 ――そんなmiwaさんはフランスで開催の【JAPAN EXPO】に出演されるということで、海外のガンダムファンの熱を感じられますね。 miwa:そうなんです。ガンダムブースにもお邪魔しようかなと思っています。それにこの「A Red Ray」は初披露になるので、楽しみです。 ――では最後にメッセージをお願いします。 miwa:今回の作品は今までのガンダムの前の時代の作品で、ここから見ていくとファーストガンダムでのガンダムが登場する瞬間がどう生まれたのかがわかって、そのときの感動を味わえるので、ぜひご覧になっていただいて、「A Red Ray」も聴いていただきたいです。 SUGIZO:僕は世界中の人と繋がりたい。どんな宗教でも習慣でも民族でも、違いはもちろんあって、でも違いがあっても仲間になれるし、友だちにも家族にもなれると思うから。そういう理想を体現しているのが『機動戦士ガンダム』という作品な気がしています。なので色んな国の人と(主題歌で)繋がりたいし、色んな国の人に(『THE ORIGIN』を)見てもらいたい。そしてmiwaの歌を世界中の人に聴いて欲しいです。 取材・文:えびさわなち 撮影:Wataru Nishida(WATAROCK) 撮影場所:THE GUNDAM BASE TOKYO (C)創通・サンライズ ◎リリース情報 SUGIZO feat. miwa「A Red Ray」 2019/6/25配信スタート ◎イベント情報 【GUNDAM 40th FES."LIVE BEYOND"】 2019年9月7日(土)17:00開場/18:00開演 2019年9月8日(日)16:00開場/17:00開演 会場:千葉・幕張メッセイベントホール 9月7日出演者(50音順):西川貴教、森口博子、LUNA SEAほか 9月8日出演者(50音順):澤野弘之/SawanoHiroyuki[nZk]、森口博子、LUNA SEAほか チケット:全席指定9,800 円(税込) ※出演者は予定なしに変更となる場合がございます。 ※出演者変更に伴うチケットの払戻しは致しかねます。 ※3歳以上有料 ◎番組情報 『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 前夜 赤い彗星』 毎週月曜午前0:35(日曜深夜)~、NHK総合テレビにて放送中 ※関西地方は、毎週月曜午前1:09(日曜深夜)~放送中
billboardnews 2019/06/25 00:00
森口博子の新ALはガンダムソングのカバー集、「水の星へ愛をこめて」など11曲
森口博子の新ALはガンダムソングのカバー集、「水の星へ愛をこめて」など11曲
森口博子の新ALはガンダムソングのカバー集、「水の星へ愛をこめて」など11曲  森口博子のカバーアルバム『GUNDAM SONG COVERS』が8月7日にリリースされる。  これまでに『機動戦士Ζガンダム』の主題歌「水の星へ愛をこめて」や、『機動戦士ガンダムF91』の主題歌「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」などを歌ってきた森口博子。『機動戦士ガンダム』40周年にあわせてリリースされる同アルバムは、昨年放送された番組『発表!全ガンダム大投票』のコーナー「ガンダムソングス・ランキング」で、ガンダム作品関連の楽曲361曲の中から「水の星へ愛をこめて」が1位、「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」が3位に選ばれたことがきっかけとなって企画がスタートした。  アルバムは通常盤と、LPサイズダブルジャケット仕様の数量限定生産盤の2形態を用意。数量限定生産盤はネットショップ「KING e-SHOP」内の特設ページで6月30日まで予約販売を実施する。CDには「水の星へ愛をこめて」「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」や、ボーナストラック「宇宙の彼方で」を含む全11曲を収録。参加ミュージシャンには寺井尚子、押尾コータロー、田ノ岡三郎、塩谷哲、猪野秀史、TSUKEMENが名を連ねる。  CDジャケットはイラストレーターことぶきつかさの描き下ろし。宇宙を背景に、Zガンダムとノーマルスーツに見を包んだ森口博子が描かれている。 ◎リリース情報 アルバム『GUNDAM SONG COVERS』 2019/8/7 RELEASE <通常盤>CD KICS-3790 3,000円(tax out) ※初回プレス分のみスリーブケース仕様 <数量限定生産盤>CD NKCD-6872 4,000円(tax out) ※LPサイズダブルジャケット仕様 ※LPサイズブックレット、オリジナルステッカー、紙ジャケットCDケース封入 ※ネットショップ「KING e-SHOP」で予約販売 <収録曲> 01.水の星へ愛をこめて 02.哀 戦士 03.ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~ 04.BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~ 05.嵐の中で輝いて 06.フリージア 07.JUST COMMUNICATION 08.めぐりあい 09.Ζ・刻をこえて 10.RE:I AM 11.宇宙の彼方で(ボーナストラック) (C)創通・サンライズ
billboardnews 2019/06/14 00:00
SUGIZO×豪華アーティストによるアニメ『機動戦士ガンダム』ED曲が配信決定
SUGIZO×豪華アーティストによるアニメ『機動戦士ガンダム』ED曲が配信決定
SUGIZO×豪華アーティストによるアニメ『機動戦士ガンダム』ED曲が配信決定  NHK総合テレビで放送中のTVアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の第1弾エンディングテーマ「めぐりあい」と第2弾エンディングテーマ「水の星へ愛をこめて」が2019年6月11日・18日の2週連続で配信されることが発表された。  本作のエンディングテーマは全4曲を予定しており、「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の総合音楽プロデューサーを務めるSUGIZOが音楽プロデュースしている。第1弾エンディングテーマに1982年公開の劇場版『機動戦士ガンダム? めぐりあい宇宙』の主題歌「めぐりあい」(井上大輔)、そして第2弾エンディングテーマには1985年放送の『機動戦士Zガンダム』の後期オープニングテーマ「水の星へ愛をこめて」(森口博子)が選曲され、前者にはGLIM SPANKY、後者にはコムアイ(水曜日のカンパネラ)が参加。SUGIZOによるアレンジとプロデュースで新たな表情を見せる名曲たちが作品を彩る。  それぞれの楽曲が使用されているエンディングアニメーションと連動した配信限定のジャケットデザインも発表され、「めぐりあい」のジャケットに安彦良和総監督によるキャスバルとアルテイシア、「水の星へ愛をこめて」のジャケットにはアニメーター伊東伸高氏が描く走るララァの場面が使用されている。  今後、miwaとアイナ・ジ・エンド(BiSH)をフィーチャリングする第3弾と第4弾の楽曲がオンエアされる予定で、楽曲に関する詳細は番組内で発表される。 ◎リリース情報 「めぐりあい」SUGIZO feat. GLIM SPANKY 2019/6/11より配信スタート 「水の星へ愛をこめて」SUGIZO feat. コムアイ(水曜日のカンパネラ) 2019/6/18より配信スタート ◎番組情報 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』 毎週月曜午前0:35~、NHK総合テレビにて放送中 ※関西地方は、毎週月曜午前1:09~
billboardnews 2019/06/11 00:00
「16歳の香取くんの質問に答えたら、パニックになってしまった」 ピアニストHIROSHIが語る芸能史
福井しほ 福井しほ
「16歳の香取くんの質問に答えたら、パニックになってしまった」 ピアニストHIROSHIが語る芸能史
HIROSHIさん(撮影/福井しほ) 公演情報:UENOの森のHIROSHI vol.20 日時:2018年9月23日(日・祝)、16時30分開場/17時開演 場所:東京文化会館大ホール チケット:S席5000円、A席4000円、学生席3000円 ご予約はRo-On(047-365-9960)まで  右手でポップスを弾いているかと思えば、左手ではクラシックを奏でる。ピアノ界の奇才・HIROSHI。御年57歳。彼の演奏はどれも奇想天外。例えば『ゲゲゲのカンパネラ』という曲では、“ピアノの魔術師”の異名を持つフランツ・リスト作曲『ラ・カンパネラ』の繊細なメロディが始まったかと思えば、誰もが一度は聞いたことがある『ゲゲゲの鬼太郎』の不気味なテーマにすり替わる。かと思えば再びカンパネラで……という風に次の展開が全く読めないのだ。自らを「ピアニスター」(ピアニスト×スター)と名乗り、独特な演奏スタイルと派手な衣装から奇抜なピアニストに思えるが、第43回日本レコード大賞企画賞(2001年)を受賞するなどその腕前は本物。クラシックの殿堂・東京文化会館で20回目となる公演を控えたHIROSHIに、都内屈指の進学校から東京芸術大を目指した意外な理由や当時16歳の香取慎吾とのエピソードなど余すところなく語ってもらった。 *  *  * ――もうずっとピアノを弾かれているんですよね。  4歳で初めて触って、5歳から教室に通い始めました。とにかくピアノが好きで、他の子より進むのも早かったです。ただ、怠け者だったので曲が難しくなってくると練習が嫌になる。中学生くらいからポピュラー音楽ばかり弾くようになりました。高校時代はロックバンドをしていたので、次にクラシックを弾いたのは東京芸術大学を受験しようと決めた時から。でも、最初は芸大に行くつもりはなかったんです。通っていた高校が「御三家」と呼ばれた私立の武蔵高校という男子校で、半分以上が東大に進むこともあった進学校。「将来どんな顔をして同級生に会えばいいんだ」と思っていました。そんな時、本屋さんで音大受験案内を見て「東京芸術大学ならカッコがつく!」と。 ――東京芸大は変わった人が多いとたびたび話題になりますよね。  若い頃は自分が持っている世界を実現させようと、みんな尖っていましたね。僕もそう見えていたみたいです。大学2年の時にずっと欲しかったISSEY MIYAKEの洋服を買ったんです。マントみたいにくるぶしまで丈があって、腕を広げるとムササビのようになる服でした。当時、芸大の教授が楽器の偽鑑定を行った「芸大事件」が起きたばかりで、大学にマスコミが殺到していましたが、僕がそれを着ていたところを撮られていたみたいで、読売新聞の夕刊に「男女不明の芸大生ファッション」として掲載されていると友人から連絡がありました。びっくりです。  年を重ねても、円熟味は持ちつつ尖っている部分はなくしたくないですね。実は、大学の時はロックピアニストになろうとしていたんですよ。 ――ロックピアニストを目指そうとは?  思わなかったですね。ロックキーボーディストってバンドの端っこにいなければいけないんです。僕は真ん中にいたかった(笑)。5歳の頃から「明るい曲を暗く変えたら面白いかな?」と思って弾いていました。一番身近で、一番大きなおもちゃがピアノ。その時面白いなと思ってしていたことが仕事になるなんて、思っていなかったですよ。自分の中ではジャンルの垣根がないんです。 ――HIROSHIさんの演奏スタイル(右手でポップス、左手でクラシック)は、次の展開がまったく読めないです。  スリルやワクワクを感じられるようにアレンジしたいなと思っています。昔ある方に、「さっきの演奏、HIROSHIくんが心の中でベロだしているんだろうなと思った」と言われたことがあります。「こうくると思ったでしょう?」って意外性を楽しんでもらいたい。ピアノの演奏会というよりは、ショーやエンターテインメントでありたいと思っています。舞台を歩きだした瞬間から、次に弾く曲の雰囲気を醸し出したい。 ――即興リクエストも取られていて、演奏以外でもお客さんとの一体感があります。  リクエストコーナーでは僕自身がマイクを持って、客席を歩きます。歌手の方は客席で歌ったりするじゃないですか。それが羨ましいんです。ピアノは降ろすわけにはいかないし、何とかお客様の中に入っていく方法を考えた結果、こうなりました。演奏に比べれば時間は短いですが、トークにも力を入れています。モットーは大学教授のような楽曲解説はしないこと。たとえば、ショパンの『英雄ポロネーズ』を弾くときは曲の中間部で客席をぐるっと見回します。 ――何を見ているんですか?  寝ている人がいないかのチェックをするんです(笑)。そうすると皆さん笑ってくれて、ウケはばっちりなわけです。その後、「皆さんはクラシックだと思って聴いているけど、ショパンさんにとっては新作です。良い曲だから200年近く残っている。だから、クラシックのことを『咳払いをしてはいけない音楽』という風に思わなくてもいい」と話したり。 ――200年残る音楽ってすごいですよね。最近はヒットチャートが崩壊しているという声もあります。  クラシックと一緒に弾くポップスも誰もが知っている曲じゃないと意味がないじゃないですか。新作を考えようと思った時、この1年で全国民が知っている曲がないような気がしたんです。でも、「ようやくヒットが出た!」と思ったらメロディがない曲でした。ピコ太郎さん(笑)。 ――CD自体があまり売れなくなってしまった影響もありますか。  CDもそうですが、CMでも斬新な音楽が減ったようにも思います。昔だと「燃焼系アミノ式」なんかがありましたが、最近はその傾向があまりないですよね。  僕が中高生の頃は西城秀樹さんたち「新御三家」や山口百恵さんの「花の中三トリオ」なんかの勢いがすごくて、全国民がほぼ知っているヒット曲を生み出していました。極端な話、レコードを持っていない曲でもイントロからエンディングまで覚えているような時代。当時はテレビが一家に一台で、毎晩のように歌番組を家族みんなで見ていたんですね。でも今は、テレビやスマホが一人一台以上ある時代。世代ごとに好きな番組を見るようになったのかもしれないですね。 ――音楽業界が大きく変わる中で、諦めそうになったことはなかったですか。  20代の頃は好きなことをやっていれば適当にお金が入ってくると思っていました。30歳の時、当時6人いたSMAPと森口博子ちゃんがやっていた番組に出ていて、チャンスもいただいていました。ただ、そんなに有名ではないから、100人くらい入るホールを押さえて、ワープロでチラシを作って、と全て自分で動かすんですね。「これが一生続くのか」と不安になる時期はありましたね。 ――SMAPと共演している時も不安でしたか?  それはね、僕からすれば別世界の人ですから。当時「$10(テンダラーズ)」という曲が出た頃ですね(1993年)。収録が終わると、僕も含めて他の出演者が「お疲れ様でした」と帰っていくところ、彼らだけは「SMAPの皆さん、次の現場へ行ってください」と。でも、その頃はどういうわけか男性出演者の楽屋が大部屋ということがあったんです。僕はピアノの先生役として番組に出ていましたが、16歳くらいだった香取慎吾くんが「先生、質問があるんですけど!」と無邪気に話しかけてくれたことをすごく覚えていますよ。香取くんは忘れているかもしれませんが。 ――どんな質問をされたんですか?  ちょうど香取くんがニューヨークに撮影で行く前だったみたいで、どんな場所かを聞かれたんです。彼がアクセサリーをじゃらじゃらつけていたので、「そういう格好をしている知り合いがピストルを向けられて、根こそぎもっていかれちゃったよ。気を付けるんだよ」と冗談で言ったら、「どうしよう!」と大パニックになってしまったんです。慌てて彼を呼び戻して、「でも慎吾くん、マネージャーさんと行くんでしょう?」と話したら、「あっ、そうか!」と。他にも、彼が田原俊彦さんの曲を歌うことになった時に「音程が分からない」と悩んでいたことがありました。「元々その曲は音程がないんだよ」と冗談で言うと、「そうなんですね!」と信じてしまったんです。すごく純粋で、印象に残っていますね。 ――まだ香取さんも10代ですもんね。HIROSHIさんにとっての転機はいつですか? 「タモリの音楽は世界だ」という番組で公演情報を流してくださったことがありました。100人規模のコンサート会場に500人の応募が来てしまって、慌てて公演日時を増やしたんです。その反響の大きさを見て「自分の芸風でやっていけるのかな?」と思えるようになりました。もちろん今だって不安はありますが、完全に安心な人なんていないでしょう。 ――1999年から続けられている東京文化会館(東京都台東区)でのコンサート「UENOの森のHIROSHI」も、今年で20回目を迎えます。  20回という数字はすごいんですけど、自分では「もう20回もやったの?」という気もしています。たとえば去年の公演は昨日のことのような気もするし、はるか昔のような気もする。ずっと続けてきて一つ言えることは、この大きな会場で震えなくなった。東京文化会館は日本では珍しいオペラハウス構造で5階まであって、お客さんも2300人くらい入る会場。昔から観客としてバレエやオペラを観ていたので、初めて立った時はブラックホールに吸い込まれるような感覚でした。「ここにいていいんだろうか?」という気持ちが強かった。ただ、毎年立つようになると、お客さんの表情も目に入るようになって、「次はあっちに歩いてみよう」とか思えるようになりました。 ――公演を控えて、どんな気持ちですか。  アニバーサリーとして賑々しく、鳴り物入りでやりたいと思う一方で、どの公演も1回ずつが大切なもの。「20回だから」と力んでも仕方がないかなとも思っています。うーん、でも、20回という節目が欲しい気持ちも……。何かありますかね? くす玉が割れるとか? でも、後の掃除が大変だね(笑)。  いわば、この会場で成人式を迎える日です。お客様と一緒に「UENOの森の成人式」を楽しみたいですね。第1回をした頃はこんなに続くとは夢にも思っていなかったですから。一生に一度の晴れ舞台だと思っていましたよ。 ――こうして音楽でも成功して、高校の同級生にも堂々と会えますか。  今はコンサートに来てくれる人も多いです。実は、世間的におじいさんと言われる頃には表舞台から消えていたいな、と思っていました。当時思い描いていた60歳って結構おじいさんですから。でも、気が付いたら後3年。引き際は自分で決めるつもりだったのに、まだまだ全然ですね(笑)。 (聞き手/AERA dot. 編集部・福井しほ)
dot. 2018/09/01 11:30
女子アナに負けないMCになった島崎和歌子の密かな努力とは?
ラリー遠田 ラリー遠田
女子アナに負けないMCになった島崎和歌子の密かな努力とは?
島崎和歌子(c)朝日新聞社  3月31日に放送された『オールスター感謝祭』(TBS系)が13.0%という高視聴率を記録した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。『世界一受けたい授業SP』『月曜から夜ふかしSP』(共に日本テレビ系)、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の最終回特番、『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』(テレビ朝日系)、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』(テレビ東京)などの強力な裏番組がひしめく中で、27年の歴史を誇る老舗番組が意地を見せた形となった。  いまやTBSを代表する番組となった『オールスター感謝祭』の人気を支えているのが、MCを務める島崎和歌子である。彼女は1991年に番組が始まったときに島田紳助と共にMCを担当していた。紳助の引退後、そのポジションは今田耕司に代替わりしたが、隣にいた島崎だけはそのままMCのポジションを維持している。これほどの大型番組のMCを長年にわたってアナウンサー以外の女性タレントが務めているのは異例のことだ。その裏には知られざる彼女の努力があった。  島崎は1989年にアイドルとして芸能界デビューした。アイドルらしからぬ飾らない気さくな性格が面白がられて、バラエティ番組で早くから頭角を現した。その才能を島田紳助に見込まれて、『オールスター感謝祭』のMCに抜擢された。このとき、彼女はまだ18歳だった。  芸人MCの隣でサブMCを務めるというのは、本来ならば女子アナが務めなくてはいけないような重要な役回りだ。スムーズに進行をするためには、高知県出身の島崎はなまりを抑えて、標準語によるしゃべりをマスターしなくてはいけなかった。歌手デビューするために歌のレッスンやボイストレーニングも経験していたが、司会業のための方言矯正トレーニングこそが最も大変だった、と本人は振り返っている。  努力の甲斐あって、島崎は『オールスター感謝祭』のMCを立派に務めた。生放送の番組を進めていくためには、多少の強引さも必要になる。もともと物怖じしない性格の彼女はそういう要素を持ち合わせていた。  芸能人とは概してマイペースで、身勝手で、他人の言うことを聞かないものだという。クイズの解答用のタッチパネルは水に弱いので、解答席に飲み物を持ち込むことは固く禁じられているのだが、それでも大御所俳優などが平気で飲み物を持ってきたりする。生放送なので予定通り進まないことも多い。機材のトラブルも頻繁にある。そんな中で、島崎は持ち前の度胸で見事に司会をやり遂げた。見た目が良く、声が聴き取りやすく、キャラクターは明るくて豪快。島崎は女性司会者に必要な条件を高いレベルで満たす逸材だった。  島崎がデビューした時期は「アイドル冬の時代」と言われていた。松田聖子や中森明菜などが圧倒的な人気を博し、おニャン子クラブがそれとは対極の素人っぽさを売りにしてブームを作っていた時代が終わり、歌番組も次々に終了して、正統派のアイドルが活躍できる場所がどんどん少なくなっていた。  そんな時代に新たな存在として脚光を浴びたのが「バラドル」だった。「バラエティ番組に出て、面白おかしいことをやってみせるアイドル」というのが新たに台頭してきたのだ。森口博子、井森美幸、山瀬まみ、松本明子などがその代表格である。少し遅れてデビューした島崎もこの流れに続いた。そして、島崎は単にバラエティ番組に出るだけではなく、努力の末に「司会ができる」という能力も身につけて、唯一無二の存在となったのだ。  彼女はそんな自分の性格を「適当、大ざっぱ、せっかち、飽きっぽい」と評している。適当だからこそ、細かいことは気にしないで新しい仕事に取り組める。また、飽きっぽい性格だからこそ、毎日現場にいる人が変わり、企画の内容も変わるバラエティ番組の仕事が向いているのだろう。  島崎がデビューしたのはちょうど平成元年。平成が終わりを迎えようとしている今も彼女がバラエティの最前線で活躍しているのは驚異的なことだ。島崎の芸能人生は、平成バラエティの歴史そのものでもあるのだ。(ラリー遠田)
ラリー遠田
dot. 2018/04/07 11:30
森口博子×Zガンダム、コラボ復活『CR フィーバー機動戦士Zガンダム』搭載楽曲SG決定
森口博子×Zガンダム、コラボ復活『CR フィーバー機動戦士Zガンダム』搭載楽曲SG決定
森口博子×Zガンダム、コラボ復活『CR フィーバー機動戦士Zガンダム』搭載楽曲SG決定  森口博子と『機動戦士Zガンダム』とのコラボレーションが復活、ニューシングル『鳥籠の少年』をリリースすることが分かった。  自身のデビュー曲にして、主題歌を担当したTVアニメ『機動戦士Zガンダム』が、新たに『CR フィーバー機動戦士Zガンダム』として、2018年1月9日(予定)より全国のパチンコホールに導入される事になり、今回はこの企画の為に書き下ろされた2曲を収録した作品となる。  今回テーマ曲にふさわしい高揚感のある「鳥籠の少年」と、森口本人が作詞を手掛けた壮大なミドルバラード「生命の声」。彼女の持つ歌唱力と『機動戦士 Z ガンダム』の世界観が見事にマッチした楽曲に。  また当時のTVアニメ主題歌『水の星に愛をこめて』のオリジナル音源も実機に搭載される事となり本楽曲も収録される。 ◎リリース情報 New Single『鳥籠の少年』 ※SANKYO「CR フィーバー機動戦士 Z ガンダム」搭載曲 2018/2/14 Release KICM-1809/1,200円(tax out.) <収録内容> 1.鳥籠の少年 2.生命の声 3.水の星へ愛をこめて('85 オリジナルバージョン) 他 M1・M2 のoff vocal含む5曲予定 ※収録内容・仕様等は変更になる場合もあります
billboardnews 2017/11/06 00:00
腰を痛めた松田聖子のプロ意識に森口博子が涙した
腰を痛めた松田聖子のプロ意識に森口博子が涙した
2014年のNHK紅白歌合戦では大トリを務めた松田聖子さん (c)朝日新聞社 「武道館じゅうが、『え~っ』というどよめきとともに、しばらくザワザワしていました」  7月8日、9日に開催された、毎年恒例の松田聖子の武道館コンサート。その初日に会場にいた、都内の20代の女性会社員は言う。「不慮の事故のため演出を変更する」というアナウンスが開演前に流れたのだ。コンサートの幕が上がると、松田聖子が椅子に座った状態で登場し、そのまま歌い始めたという。  聖子は数曲歌った後で、公演の少し前に転んで背中と腰を強打したと語った。 「けがを笑いに変えるような話し方で、会場全体もあたたかい雰囲気になりました。移動は男性ダンサーに抱えられてという状態でしたが、座ったままでもアイドルを体現していたように感じました」(女性会社員)  着席したままでも、日ごろと変わらぬキャンディボイスで、武道館いっぱいのファンを魅了したようだ。芸能評論家の三杉武さんは言う。 「初めて来た人も、長年のファンも、いつも飽きさせないよう工夫されているのが聖子さんのステージ。こんな時でもステージに立つというのが彼女らしい。紅白の大トリの時などもそうですが、何をしても話題になる、聖子ここにありといった感じです」  デビュー当時から大ファンのホラー漫画家・山咲トオルさんはこうたたえる。 「さすがです。コンサートに行った友人によると、終演後にファンが『やっぱり聖子って最高』『ファンでよかった』と口々に言っていた。奇跡的なコンサートだったということで、とても盛り上がったようです」  山咲さんは、プロ意識の高さはアーティストの中でもダントツだと評価する。 「2日目のアンコールが終わったときに、号泣されたと聞きました。普通なら公演中止になる事態で、申し訳ない気持ちと不安な気持ちでいっぱいで、それを乗り切ったからではないでしょうか。まずはファンのことを考え、そしてスタッフや周囲の方がいるから自分があると感謝する聖子さんらしいと思いました」  同じく大ファンの森口博子さんは、同じ歌手として感動したという。 「歌うときには、腹筋だけでなく背筋もすごく使う。腰を痛めた状態で発声するのは、相当痛かったのでは。聖子さんの曲には、高音が伸びるものも多い。そんな状態を乗り切ってみなさんに感動を与える精神力の強さは、やっぱり女神だなと感じました」  森口さんのコンサートに参加するバンドメンバーは、聖子のコンサートのバンマスでもある。今回の武道館コンサートでも、聖子の様子を間近で見ていた。 「それはもう、まさにプロフェッショナルだった、素晴らしい歌唱だったと言ってました。最後までやりきる姿、気づかい、すべての在り方が美しかったと。その話を聞いて、私も思わず涙ぐんじゃいました」  ツアーは8月20日まで続く。容体について現段階では所属事務所やレコード会社からのアナウンスはない。早く快復して、新たな聖子伝説を刻んでほしい。 (本誌 太田サトル) ※週刊朝日 オンライン限定記事
週刊朝日 2017/07/13 00:00
本田美奈子.メモリアルコンサートに泉谷しげる、松本伊代ら12人のアーティストが集結
本田美奈子.メモリアルコンサートに泉谷しげる、松本伊代ら12人のアーティストが集結
本田美奈子.メモリアルコンサートに泉谷しげる、松本伊代ら12人のアーティストが集結 2005年11月に急性骨髄性白血病で亡くなった歌手本田美奈子.のメモリアルコンサート【2016 LIVE FOR LIFE 音楽彩】が3日、東京・日本橋三井ホールで行われた。  本田さんが亡くなった翌年の2006年から開催されているこのコンサートは、今年で11回目。所属事務所の先輩だった松本伊代や歌手仲間の早見優、本田さんと同じ1985年にデビューした森口博子ら12人のアーティストが参加。それぞれの代表曲や、本田さんのヒット曲「好きと言いなさい」のカバーなど、全21曲をこの日集まった700人の観客に披露した。  今回初出演の泉谷しげるは、生前の本田さんには番組収録のスタジオで会った程度だが、本田さんの出演したミュージカル『ミス・サイゴン』に挑むドキュメンタリーを観て圧倒されたという。また、開演前に報道陣の取材に応えた松本伊代は「美奈子ちゃんの思いが、20年、30年先まで伝わればいい。」と語った。
billboardnews 2016/11/04 00:00
医師676人のリアル

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すべては命を救うため──。朝から翌日夕方まで、36時間の連続勤務もざらだった医師たち。2024年4月から「働き方改革」が始まり、原則、時間外・休日の労働時間は年間960時間に制限された。いま、医療現場で何が起こっているのか。医師×AIは最強の切り札になるのか。患者とのギャップは解消されるのか。医師676人に対して行ったアンケートから読み解きます。

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