「正義」の反対は「悪」ではないという考え 2017年9月に日本で公開された長編ドキュメンタリー映画「おクジラさま ふたつの正義の物語」。この映画を作った佐々木芽生(ささき めぐみ)氏の手による同名の本書は、映画を制作する過程で経験した様々な出来事を通じて、捕鯨に反対する西欧諸国の正義と、捕鯨を伝統や文化として守り続ける日本人の正義とを間近で見つめた7年間の日々を描いたものです。 BOOKSTAND 11/13
「クウデタア」が一人の人間の内部で起きることーーーー戦後文学者と少年テロリストたち/『クウデタア』原作者・大塚英志さんインタビュー(後半) まんが原作者・批評家である大塚英志さんの最新作である『クウデタア 完全版』(KADOKAWA)が発売になりました。舞台は敗戦の開放感と新時代への不安が入り混じる1950年後半と1960年前半、三島由紀夫、大江健三郎、石原慎太郎、江藤淳という戦後文学の担い手たちと、内なる「クウデタア」を決行した少年たちを描いた青春群像の物語です。原作者の大塚さんに『クウデタア』の時代について引き続きお話を聞かせていただきました。 BOOKSTAND 11/9
「クウデタア」が一人の人間の内部で起きること------戦後文学者と少年テロリストたち/『クウデタア』原作者・大塚英志さんインタビュー(前半) まんが原作者・批評家である大塚英志さんの最新作、『クウデタア 完全版』が発売になりました。舞台は敗戦の開放感と新時代への不安が入り混じる60年安保の前夜、三島由紀夫、大江健三郎、石原慎太郎、江藤淳という戦後文学の担い手たちと、「クウデタア」を決行した10代の少年たちを描いた青春群像です。原作者の大塚さんに『クウデタア』の時代についてお話を聞かせていただきました。 BOOKSTAND 11/8
ドラフト1位選手が明かすプロ野球人生「選択の明暗」 毎年10月にNPB(一般社団法人日本野球機構)が主催する「プロ野球ドラフト会議」。新人選手の入団交渉権をプロ野球全球団で決める選択会議として知られていますが、彼らは花形選手として世間から大きな注目を浴びることとなります。 BOOKSTAND 11/6
裸の社交場度、おばあちゃんち度... ちょっと変わった「ひなびた温泉」ガイド本 通常、私たちが「温泉に行こう!」となるとガイドブックやインターネットで有名かつ評判のよい温泉を探すもの。けれど、そうした考え方とは一線を画す、「ひなびた温泉」というベクトルで厳選された温泉紹介本が今回ご紹介する『しみじみシビレる! 名湯50泉 ひなびた温泉パラダイス』です。 BOOKSTAND 11/2
老人力はポジティブに捉える!? 笑って読める病気のしくみ 「医学」と聞くと、医者や看護師ではない私たちはどうしても身構えてしまうもの。「病理学」という言葉にしても、「むずかしいに決まってる」とハナから拒否してしまう人も多いかと思います。 BOOKSTAND 10/30
酒好き必読!今すぐ行きたくなる居酒屋&おじさん(!?)案内書 「せんべろ」なる言葉が若い世代にまで浸透するほど、ちょっとしたブームとなっている大衆酒場。本書『おじさん酒場』はそうした居酒屋の数々と、そこに居合わせたおじさんたちをエッセー形式で紹介した一冊です。 BOOKSTAND 10/27
唯川恵さんの『肩ごしの恋人』から、女性ならではの恋愛感を学んだ------アノヒトの読書遍歴:北澤ゆうほさん(後編) 3人組ガールズロックバンド「the peggies」(ザ・ペギーズ)のギター、ボーカルを務める北澤ゆうほさん。作詞も手掛けている北澤さんですが、恋愛に関する歌詞を書く際は詩集や小説を参考にすることも多いのだそうです。今回はそんな北澤さんに、自身が大好きという作品と影響を受けた作家さんについて伺います。 BOOKSTAND 10/25
銀色夏生さんの詩集は、詞の伝え方が変わった一冊------アノヒトの読書遍歴:北澤ゆうほさん(前編) ガールズバンド「the peggies」(ザ・ペギーズ)でボーカル、ギターを務める北澤ゆうほさん。中学生でバンドを結成し、高校在学中にさいたまスーパーアリーナに立つ偉業を達成。今年5月は念願のメジャーデビューを果たした現在勢いに乗っているバンドです。今回は、そんな北澤さんの本との出会いや日頃の読書生活についてお話を伺いました。 BOOKSTAND 10/24
糖質を摂るからこそヤセられるダイエット法がある!? ここ数年のダイエットのトレンドといえば「糖質制限」。タンパク質、脂質、糖質という人間に必要不可欠な三大栄養素のうち、糖質の摂取量を制限するというダイエット法です。 BOOKSTAND 10/20
人生は自分で切り拓く! 氣学をもとにした「攻めの開運術」って? 「それならば、あらゆるキモチの不調を自分で簡単リセットして、運を上げていこう」と提唱し、その方法を教えてくれるのが本書『あたらしい自分になる運の磨きかた百科』です。「氣学」という考え方をもとに、さまざまな不調に対する運気の磨き方がお悩み別に紹介されています。 BOOKSTAND 10/18
学校現場の大問題 クレーム対応や夜間見回りなど、雑務で疲弊する先生たち。休職や早期退職も増え、現場は常に綱渡り状態です。一方、PTAは過渡期にあり、従来型の活動を行う”保守派”と改革を推進する”改革派”がぶつかることもあるようです。現場での新たな取り組みを取材しました。AERAとAERA dot.の合同企画。AERAでは9月24日発売号(9月30日号)で特集します。 学校の大問題
働く価値観格差 職場にはびこる世代間ギャップ。上司世代からすると、なんでもハラスメントになる時代、若手は職場の飲み会なんていやだろうし……と、若者と距離を取りがちですが、実は若手たちは「もっと上司や先輩とコミュニケーションを取りたい」と思っている(!) AERA9月23日号では、コミュニケーション不足が招く誤解の実態と、世代間ギャップを解消するための職場の工夫を取材。「置かれた場所で咲きなさい」という言葉に対する世代間の感じ方の違いも取り上げています。 職場の価値観格差
ロシアから見える世界 プーチン大統領の出現は世界の様相を一変させた。 ウクライナ侵攻、子どもの拉致と洗脳、核攻撃による脅し…世界の常識を覆し、蛮行を働くロシアの背景には何があるのか。 ロシア国民、ロシア社会はなぜそれを許しているのか。その驚きの内情を解き明かす。 ロシアから見える世界
ロボドクター、自動運転... AI社会の到来に備えておくべきこと ここ数年で著しい進歩を見せているAI(人工知能)技術。そんなAIを身近に感じられるもののひとつが、自動運転車ではないでしょうか。すでに日本でも部分的な自動運転機能を備えた自動車が実用化されています。しかしAIの進歩が進むと、気になるのはそれによるリスク。もしAIが誤作動したら? 自動運転車が暴走したら? 小林雅一さんの著書『AIが人間を殺す日』には、そうしたAIのリスクや具体的な技術などについて詳しくつづられています。 BOOKSTAND 10/12
知的で魅力的な大人になるための近道は? では、どうすればそのような語彙力を身につけられるのでしょうか。実は言葉には、文章の中で見れば何となく意味がわかる「認知語彙」と、実際に自分の発言や文章の中で使いこなすことのできる「使用語彙」の二種類があります。使用語彙の数は、認知語彙の三分の一から五分の一程度だといわれているそうで、「この二種類の語彙をバランスよく増やすことが、語彙力のある知的な大人への近道」(本書より)だと本書『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』の著者・吉田裕子さんは言います。 BOOKSTAND 10/11
年を取ればとるほど、未知の自分が見えてくる!? 「若い時は誰だって、甲斐のないことに憧れたり、嫉妬心を抱いたり、意味のないことで迷ったりする。年を取れば、さまざまな惑いから解放されて楽になるだろうというのが若い時の僕の予想でした」という書き出しで始まる本書は、ドイツ文学者池内紀氏の「老い」についてのエッセイ本です。 BOOKSTAND 10/6
文豪たちが愛したものから浮かび上がるライフスタイル 顔写真や著作から抱くイメージや、略歴から得る情報。それらもたしかに彼らを形成する要素ではありますが、一面的なものでしかありません。 BOOKSTAND 10/4
リーダーは「ダジャレ好きの寂しがり屋」が向いている? 国民的アイドル"育ての親"夏まゆみさんインタビュー 「これからどうすればいいかわからない」と題された記事には、800以上のブックマークが付き、賛否はそれぞれながら、世間の人の"リーダーになること"、ひいては"人生を主体的に生きること"に対する関心の寄せ方がうかがえます。 BOOKSTAND 10/2