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下山進

下山進

ノンフィクション作家

プロフィール

フジテレビ問題を含む一丁目一番地の問題は、メディアの持続可能性がなくなったことにあり、そうした中で例外的に繁栄するメディアを国内外に取材した『持続可能なメディア』(朝日新聞出版)を上梓したばかり。聖心女子大学現代教養学部、立教大学社会学部非常勤講師。著書に、『アメリカ・ジャーナリズム』(丸善、1995年)、『勝負の分かれ目』(KADOKAWA、2002年)、『2050年のメディア』(文春文庫、2023年)、『アルツハイマー征服』(角川文庫、2023年)、『がん征服』(新潮社 2024年)など。元慶応義塾大学総合政策学部特別招聘教授。1993年コロンビア大学ジャーナリズム・スクール国際報道上級課程修了。

下山進の記事一覧

【下山進=2050年のメディア第30回】1966年の渡邉恒雄と1971年のワシントン・ポスト国家安全保障か報道か
【下山進=2050年のメディア第30回】1966年の渡邉恒雄と1971年のワシントン・ポスト国家安全保障か報道か 実業之日本社の編集者村嶋章紀は、学生時代から渡邉恒雄のオタクだった。きっかけはなんだったのかは覚えていない。ただ、村嶋は中央大学文学部哲学専攻だった。渡邉恒雄も東大の哲学科出身で、終戦直前に兵隊にとられた時、かばんにしのばせていたのが、カントの哲学書だったというエピソードが日経の「私の履歴書」をまとめた『君命も受けざる所あり』という著作に出てくる。
【下山進=2050年のメディア第25回】飲食可。おしゃべり自由 日本一来館者数の多い石川県立図書館の秘密
【下山進=2050年のメディア第25回】飲食可。おしゃべり自由 日本一来館者数の多い石川県立図書館の秘密 元の会社の同僚は、社をやめてから図書館の司書の資格をとったが、視察旅行で、リトアニアの生まれ変わった国立図書館を見学したりしている。その彼女が、金沢に行くと言ったらば、「下ちゃん、金沢行くんだったら、石川県立図書館行ったほうがいいよ」と勧めてくれた。
【下山進=2050年のメディア第23回】「今は希望がある」遺伝性アルツハイマー病初めての治験がスタート
【下山進=2050年のメディア第23回】「今は希望がある」遺伝性アルツハイマー病初めての治験がスタート 前著『アルツハイマー征服』の出だしは青森のりんご農家から始まる。りんご農家の主婦の陽子は40歳になるころから、りんご栽培の作業がうまくできなくなる。収穫のときに、りんごの実ではなく葉をもいで籠いっぱいに積んで帰ってきたとき、一族のものたちはささやきあう。
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