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岡村詩野

岡村詩野

(おかむら・しの)

プロフィール

1967年、東京都生まれ。音楽評論家。音楽メディア『TURN』編集長/プロデューサー。「ミュージック・マガジン」「VOGUE NIPPON」など多数のメディアで執筆中。京都精華大学非常勤講師、ラジオ番組「Imaginary Line」(FM京都)パーソナリティー、音楽ライター講座(オトトイの学校)講師も務める

岡村詩野の記事一覧

スピッツの意思表明のようなアルバム「見っけ」 ささやかな毎日を豊かにしてくれる
スピッツの意思表明のようなアルバム「見っけ」 ささやかな毎日を豊かにしてくれる 定期的にライヴ活動を行い、マイペースとはいえコンスタントに作品を発表し続けているのを当たり前だと思ってはいけない。今日発売のスピッツのニュー・アルバム「見っけ」を繰り返し聴きながら、改めてそう強く心に誓う。でも一方で、優れたポップ・ミュージックは元来、こうして日常生活にさりげなく寄り添っているものだという真理をも思う。
台湾のインディー音楽が熱い 落日飛車、DSPS、林以樂…BTSやCHAIだけじゃないアジアの新しい音楽
台湾のインディー音楽が熱い 落日飛車、DSPS、林以樂…BTSやCHAIだけじゃないアジアの新しい音楽 アジア、とりわけ東アジア~東南アジアの新しいバンドや若いアーティストが日本でライブをする機会が増えている。気がついたら、日本のさまざまな町のライブハウスやイベントに、当たり前のように出演するようになっていることが、とても興味深い。
太宰治の「めまい」を音で表現? 映画「人間失格」の音楽を手がけた三宅純の凄み
太宰治の「めまい」を音で表現? 映画「人間失格」の音楽を手がけた三宅純の凄み AERAの表紙撮影でも知られる蜷川実花がメガホンをとった映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」が公開中だ。太宰治による同名小説の映画化ではなく、その誕生秘話とも言うべき切り口で事実をもとに脚色。小栗旬演じる太宰と、彼を取り巻く3人の女性(宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ)の艶やかな絡みが、蜷川実花らしい鮮やかな色調のスクリーンの中で妖しく、時に退廃的に描かれている。
フジロックは角銅真実に注目! オリジナル・ラヴ、cero、原田知世などから引っ張りだこの理由
フジロックは角銅真実に注目! オリジナル・ラヴ、cero、原田知世などから引っ張りだこの理由 今年もいよいよ7月26日から3日間、新潟県苗場町でフジロック・フェスティバルが開かれる。大型音楽フェスといえば、左右に巨大なモニター画面のあるステージを何万人もの観客と一体となって観るものと思われがちだが、フジロックには大小さまざまなステージ(エリア)が20ほど用意され、中には100人集まればいっぱいになってしまうこぢんまりした場所もある。
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