岡村詩野

岡村詩野

(おかむら・しの)

プロフィール

1967年、東京都生まれ。音楽評論家。音楽メディア『TURN』編集長/プロデューサー。「ミュージック・マガジン」「VOGUE NIPPON」など多数のメディアで執筆中。京都精華大学非常勤講師、ラジオ番組「Imaginary Line」(FM京都)パーソナリティー、音楽ライター講座(オトトイの学校)講師も務める
岡村詩野の音楽日和

岡村詩野の記事一覧

菅原慎一が手がけた映画「ドンテンタウン~曇天街~」の劇伴は団地暮らしの光景を伝える
菅原慎一が手がけた映画「ドンテンタウン~曇天街~」の劇伴は団地暮らしの光景を伝える
現在公開中の映画「ドンテンタウン~曇天街~」が静かな話題を集めている。監督はこれが初の長編作となる井上康平。これまで多くの現場で活動してきた気鋭の映像作家だ。
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AERA 12/17
Soggy Cheeriosの直枝政広と鈴木惣一朗はやんちゃ坊主なベテラン 新作「III」にも進化の軌跡
Soggy Cheeriosの直枝政広と鈴木惣一朗はやんちゃ坊主なベテラン 新作「III」にも進化の軌跡
80年代から活動するキャリアたっぷりの2人のミュージシャンが2013年に組んだユニット、Soggy Cheerios(ソギー・チェリオス)。普段はカーネーションのソングライター、ヴォーカリスト、ギタリストとして活動する直枝政広と、WORLD STANDARD(ワールド・スタンダード)名義での作品リリースのほか、プロデュースや執筆などでも活躍する鈴木惣一朗。ロックやポップ・ミュージックを骨の髄まで知り尽くした旧知の2人が、3作目のアルバム「III(スリー)」を発表した。
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AERA 12/10
大友良英の「いだてん」劇中音楽は音で学ぶ日本文化近代史
大友良英の「いだてん」劇中音楽は音で学ぶ日本文化近代史
今年もまもなくフィナーレを迎えるNHK大河ドラマ。毎年なにかと視聴率が取り沙汰されるが、俳優、映画監督、ミュージシャンなどとして、多くの表現手段を持つ宮藤官九郎が脚本を担当した今年の「いだてん」は、とりわけ音楽ファンから注目を集め続けている。大きな理由の一つが、明治以降の大衆文化というニュアンスを見事に表現した劇中音楽担当の大友良英の仕事だ。
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AERA 12/3
米グラミー賞にノミネートされた日本の環境音楽のアルバムはどんな音楽なのか
米グラミー賞にノミネートされた日本の環境音楽のアルバムはどんな音楽なのか
 米音楽界で最も権威ある音楽賞とされるグラミー賞のノミネート作品、アーティストが今年も発表された。  世界各国のチャートでアルバム「When We All Fall  Asleep,Where Do We Go?」が1位を獲得した17歳の女性アーティストのビリー・アイリッシュ、おおらかでメロディックな歌世界をアルバム「i, i」で昇華させたボン・イヴェール、アルバム「Cuz I Love You」で迫力あるボーカルを聴かせた黒人女性アーティストのリゾらが複数の部門でノミネートされている。
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AERA 11/26
KIRINJIのアルバム「cherish」は今の生活から見える景色を飄々と音で描く
KIRINJIのアルバム「cherish」は今の生活から見える景色を飄々と音で描く
キャリア20年を超えてなお、というより、現在が第2の最盛期ではないか。KIRINJIのニュー・アルバム「cherish」を聴きながらそんな手応えを感じている。
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AERA 11/19
「空気公団」山崎ゆかりが初のソロ・アルバムで大事にしたのは「言葉の人」としての自分
「空気公団」山崎ゆかりが初のソロ・アルバムで大事にしたのは「言葉の人」としての自分
歌への静かな思いを集中させた、唯一無二の存在としてシンパも多い「空気公団」。昨今、見直されているAOR(アダルト・オリエンティッド・ロック)やシティ・ポップといったソフト&メロウで都会的なポップスへの踏み込みを、いちはやく洗練されたオリジナル曲と透明感あるヴォーカルで形にしてきた。
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AERA 11/12
デビュー10周年を迎えたシャムキャッツのアルバム「はなたば」は幼なじみの成長の証し
デビュー10周年を迎えたシャムキャッツのアルバム「はなたば」は幼なじみの成長の証し
曲そのものはもちろんいい。演奏も溌剌としていて躍動感たっぷりだ。だが、それ以上にシャムキャッツという4人組のバンドから感じるのは、気の置けない仲間と長くつきあっていくことの意味、信頼できる友人同士のつながりがどれほど大切であるか。そんな当たり前のことだ。デビューから今年で10年を迎える。
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AERA 11/5
デジタル配信主流の時代に面倒なアナログ・レコードがいまだ人気のワケ
デジタル配信主流の時代に面倒なアナログ・レコードがいまだ人気のワケ
世界規模でアナログ・レコードが再評価されるようになって久しい。と言っても、近年特に注目されるのは、ダウンロードや定額制配信サービスなどを通じてPCやスマホで聴くスタイルと、レコード・プレーヤー(ターンテーブル)にレコードを載せて聴くスタイル、どちらも利用しながら自在に音楽を楽しむ人が増えているということ。
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AERA 10/29
菊地成孔と小田朋美が組んだFINAL SPANK HAPPYは、音に意外な跳躍力がある
菊地成孔と小田朋美が組んだFINAL SPANK HAPPYは、音に意外な跳躍力がある
菊地成孔は優れたジャズ・ミュージシャンだが、優れたポップ・クリエイターでもある。そもそもジャズという音楽を広くポピュラー・ミュージックの一つとして、その歴史の進化を俯瞰して捉えることができる、開かれた感覚の持ち主だ。
岡村詩野
AERA 10/24
デビュー30周年の高野寛が「まな板の上の鯉」となったアルバム「City Folklore」
デビュー30周年の高野寛が「まな板の上の鯉」となったアルバム「City Folklore」
ポップ・ミュージックをポップ・ミュージックとして常に進化させつつも、歴史に刻んでいくことは、おそらくどんな作り手にとっても大きな命題だろう。しかも、それはある程度時間をかけないと、得られるものではない。
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AERA 10/16
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大谷翔平 その先へ

大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024

アメリカ大統領選挙2024

共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。

米大統領選2024
本にひたる

本にひたる

暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。

自分を創る本
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