

大井美紗子
(おおい・みさこ)
プロフィール
ライター・翻訳業。1986年長野県生まれ。大阪大学文学部英米文学・英語学専攻卒業後、書籍編集者を経てフリーに。アメリカで約5年暮らし、最近、日本に帰国。娘、息子、夫と東京在住。ツイッター:@misakohi
大井美紗子の記事一覧



日米ともに休校続発 アメリカの在宅ワーカー・専業主婦が勧める「休校中を楽しむコツ」とは?
臨時休校で子どもと家にこもり切りのお父さんお母さん! 毎日いかがお過ごしですか? つらい? ですよね。突然の休校要請から約3週間、もう親子共に息切れ状態なのでは。アメリカも同様で、我が家も4歳児と1歳児を抱えて自宅に引きこもる日々。特に4歳の娘とわたしの関係は着実に悪化しつつあります。娘はあり余る体力を発散し、わたしはちょっとしたことに声を荒げてしまい。怒られ続けた娘は「プリスクールに戻りたい、お友だちは怒らないもん」と泣き、泣かれたわたしは大人げなく怒りを増幅させる──ああ、悪夢。親子にも距離感って必要ですよね。







「宴会禁止」「ひも付き手袋はダメ」……日本は理由なき禁止だらけ アメリカでは最終判断は個人
東京に行ったとき、代官山の住宅街を歩いていたら、目の前に長い階段が現れました。のぼってみると、頂上に広がっていたのは都心とは思えないほどの深い緑。見晴らしのいい高台からは富士山の姿を望むこともできました。こんなことは、普段わたしが住んでいるアメリカではめったに起こりません。アメリカは住居・店・公園のエリアがくっきり分かれており、住宅街はどこまで歩いても住宅街。街中に歩道が張り巡らされているわけではないので、そもそも徒歩で移動することがあまりありません。入り組んだ路地をさまよい、思いがけない場所にたどり着くのは、日本の街を歩く醍醐味のひとつです。