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ラリー遠田

ラリー遠田

(らりー・とおだ)
作家・ライター/お笑い評論家

プロフィール

作家・お笑い評論家。お笑いやテレビに関する評論、執筆、イベント企画などを手掛ける。『イロモンガール』(白泉社)の漫画原作、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり<ポスト平成>のテレビバラエティ論』 (イースト新書)、『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)など著書多数。近著は『松本人志とお笑いとテレビ』(中央公論新社)。http://owa-writer.com/

ラリー遠田の記事一覧

M-1優勝者への誹謗中傷がなかったのは王者・錦鯉の漫才への情熱と涙のなせる業
M-1優勝者への誹謗中傷がなかったのは王者・錦鯉の漫才への情熱と涙のなせる業 12月19日、漫才日本一を決める『M-1グラプリ2021』が行われた。この日までに予選を勝ち抜いたのは、もも、真空ジェシカ、モグライダー、オズワルド、ランジャタイ、インディアンス、ゆにばーす、錦鯉、ロングコートダディのファイナリスト9組。そこに当日行われた敗者復活戦の勝者であるハライチを加えた10組によって決勝が争われた。
劇団ひとり監督作品「浅草キッド」 たけし愛あふれる芸人だからこそ完成した傑作
劇団ひとり監督作品「浅草キッド」 たけし愛あふれる芸人だからこそ完成した傑作 ある程度のお笑い好きの間では、劇団ひとりがビートたけしの熱烈なファンであることはよく知られている。2004~2005年にフジテレビで放送されていたコント番組『リチャードホール』で、ビートたけしになりきる「尾藤武」というキャラクターを演じていた彼のことを覚えている人も多いだろう。
大悟、春日らが参戦「ドラフトコント」 芸人が芸人を選抜する企画番組はなぜ面白いのか?
大悟、春日らが参戦「ドラフトコント」 芸人が芸人を選抜する企画番組はなぜ面白いのか? 11月27日、フジテレビで『ドラフトコント2021』が放送された。この番組では、小峠英二(バイきんぐ)、大悟(千鳥)、春日俊彰(オードリー)、又吉直樹(ピース)、山内健司(かまいたち)の5人がキャプテンとしてドラフト会議を行い、コントを演じるための芸人メンバーを指名していく。競合が起きればくじ引きで獲得権を決める。最終的にそれぞれが5人編成のチームを結成して、ユニットコントを披露する。
「酒のツマミになる話」コロナ禍でダラダラトーク番組ブーム! 雑談の絶妙な面白さ 
「酒のツマミになる話」コロナ禍でダラダラトーク番組ブーム! 雑談の絶妙な面白さ  フジテレビで放送されている『人志松本の酒のツマミになる話』が人気を博している。この番組はもともと前身番組である『ダウンタウンなう』の中の特別企画として放送されていた。それが好評だったことから、2021年4月に独立して1つの番組になった。
EXIT兼近 初の小説でむき出しになったチャラ男とかけ離れた人間性のリアルとは?
EXIT兼近 初の小説でむき出しになったチャラ男とかけ離れた人間性のリアルとは?  EXITの兼近大樹という芸人のことは、良くも悪くも「純粋な人だな」と思っていた。EXITは服装も言動もひたすら軽いノリの「チャラ男キャラ」で世に出てきた。だが、チャラいキャラが認知されるのとほぼ同時に「実は真面目」という素顔の方にもスポットが当てられた。
「NMB48渋谷凪咲」芸人から抜群の評価の稀有のアイドル そのバラエティ力は本物か?
「NMB48渋谷凪咲」芸人から抜群の評価の稀有のアイドル そのバラエティ力は本物か? テレビの世界では、タレントたちが限られた椅子を奪い合う激しい生存競争を繰り広げている。そんなバラエティ戦線の中でも特に厳しいのが若い女性タレントの枠だ。お笑いを専門にする女性芸人たちも同じようなところで戦っているため、芸人並みの頭の回転の速さがなければ生き残ることはできない。

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