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岩合光昭

岩合光昭

(いわごう・みつあき)

プロフィール

1950年生まれ。動物写真家。1980年雑誌「アサヒグラフ」での連載「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。1982~84年アフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在。このとき撮影した写真集『おきて』が全世界でベストセラーに。1986年ライオンの親子の写真が、米「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙に。94年、スノーモンキーの写真で、日本人として唯一、2度目の表紙を飾る。2012年NHK BSプレミアムで「岩合光昭の世界ネコ歩き」のオンエア開始。著書に『日本のねこみち』『世界のねこみち』『岩合光昭写真集 猫にまた旅』『ふるさとのねこ』『ネコを撮る』『ネコへの恋文』など多数。初監督作品となる映画「ねことじいちゃん」のBlu-rayとDVDが発売中。

岩合光昭の記事一覧

【岩合光昭】金色に擬態するブラジルの川魚
【岩合光昭】金色に擬態するブラジルの川魚 パンタナールの源流が見たくて、ノブレスという町へ行った。そこで滝をさかのぼって水源の近くまで行くと、川の透明度は信じられないほど高くなった。 ここでは、ピラプタンガと金色のドラードという魚が有名だ。面白いのは、ときおりピラプタンガも金色に変わること。ドラードは強い魚なので、ピラプタンガは自分の身を守るためにときおりドラードに擬態するのだ。
【岩合光昭】警戒心の強いバクを至近距離で撮った1枚
【岩合光昭】警戒心の強いバクを至近距離で撮った1枚 バクは絶滅危惧種で個体数が少ないうえ、警戒心の強い動物。いつもハッと思ったときには、お尻を向けて逃げてしまう。だから、このときはほふく前進でゆっくりゆっくり近づいた。夕日が沈む寸前だったので、なんとか日があるうちに撮りたいと焦りながらも、音が出ないよう、においで気づかれないよう、慎重に歩を進めていった。この写真は、10メートルほどの距離まで縮まったときに撮った一枚だ。

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