「影の首相」自民・森山幹事長の老かいな手練手管 国民民主、維新をはかりにかけつつ、あわよくば? 1月24日に召集予定の通常国会。少数与党に陥った自公政権にとって、2025年度予算案をいかに成立させるかが最大の焦点となる。正月のラジオ番組で、石破茂首相が大連立について「選択肢としてはある」などと口にしたのも、このためだろう。与党は、野党の一部を賛成に引き込まないと予算案を通せないが、野党各党を揺さぶりながら、老かいに交渉を進めているのが、「影の首相」とも呼ばれる自民党の森山裕幹事長(79)だ。 森山裕幹事長 1/9
維新3度目の「分裂」の懸念 吉村洋文知事が前言翻して3度目の「大阪都構想」が始動 大阪府の吉村洋文知事が代表を務める地域政党の大阪維新の会が、過去に2度住民投票で否決された「大阪都構想」の再検討を始めた。過去の看板政策を持ち出して維新の党勢低迷を打破したい思いが見えるが、党の分裂を招きかねないと懸念する声も出ている。 維新大阪都構想 12/29
今年の「政治」の顔? 斎藤元彦兵庫県知事の周囲で動き出した刑事捜査 県政は今も停滞中 今年の10大ニュースが発表される時期だが、政治部門があれば間違いなく上位に入るのがこの人だろう。パワハラや「おねだり」などの疑惑がもとで県議会から不信任決議を突きつけられ失職、知事選に再出馬して返り咲き当選を果たした兵庫県の斎藤元彦知事。これで県政が落ち着くかと思いきや、知事選にからんで斎藤知事は公職選挙法違反の容疑で告発され、受理された。兵庫県政はいっこうに落ち着く気配がない。 斎藤元彦 12/25
「紀州のドン・ファン」死亡で元妻に無罪判決 親族は「もやもやが残っている」 「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(当時77)が急死した事件で、殺人などの罪に問われていた元妻の須藤早貴被告(28)に対し12月12日、和歌山地裁は無罪判決を言い渡した。 ドン・ファン判決 12/13
【2024年下半期ランキング 政治・社会編7位】【独自】兵庫・斎藤知事の補助金キックバック疑惑 13金融機関の寄付額一覧を入手! 2024年も年の瀬に迫った。そこで、AERA dot.上で下半期(7月1日~11月30日)に多く読まれた記事を振り返る。政治・社会編の7位は「【独自】兵庫・斎藤知事の補助金キックバック疑惑 13金融機関の寄付額一覧を入手!」(9月25日配信)だった。(※肩書年齢等は配信時のまま) 斎藤元彦知事兵庫県優勝パレード 12/12
吉村洋文新代表は“不祥事のデパート”の立て直しから? 女性スキャンダル市長、公選法違反容疑…次々噴き出る維新 「代表になったとたんに、スキャンダルじゃなぁ」と、気の毒そうに話すのは、維新の国会議員。日本維新の会は12月1日に代表選を行い、吉村洋文大阪府知事が新代表に就任したが、早々に身内の“女性スキャンダル”対策に追われることとなった。 維新吉村洋文 12/11
兵庫県知事選の公選法違反疑惑で沈黙を続けるPR会社女性社長 「小保方さん騒動を思い出す」の声 11月の兵庫県知事選で斎藤元彦知事を当選させる原動力となったSNS戦略をnoteなどで公開したPR会社「merchu」(兵庫県西宮市)社長の折田楓氏は、その記述内容から公職選挙法違反の疑惑が浮上した後は沈黙を続けている。しかし、黙っていても疑惑が晴れるわけではない。merchuに仕事を依頼している他の自治体からは、「折田氏も説明責任を果たしてほしい」という声があがっている。 兵庫知事選斎藤元彦PR会社 12/10
維新の「最後の切り札」吉村洋文新代表が抱える内部の火種 党内から「前原誠司氏は苦労する」の声 10月の衆院選で議席を減らし、馬場伸幸代表が辞任に追い込まれた日本維新の会。12月1日に大阪市内で開いた臨時党大会で代表選の投開票を行い、共同代表である吉村洋文・大阪府知事を新代表に選出した。もっとも、圧倒的な知名度の吉村氏が出馬を表明した時点で、「吉村氏で決まり」という声があがり、代表選は終始盛り上がりを欠いた。維新の議員や党員が投票権を持つが、投票率はわずか42%だった。 日本維新の会吉村洋文前原誠司 12/5
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉102歳現役美容部員「何より自分のご機嫌をとる」 長生きと健康のためにいちばん大切なことは「今を楽しく」 ポーラ美容部員100歳メイク堀野智子102歳、今より元気に美しく長生き健康美容朝日新聞出版の本 6/12