すぐに使える「ペット写真」の撮影テクニック【犬編】 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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すぐに使える「ペット写真」の撮影テクニック【犬編】

【特集】動物写真の世界へようこそ(4)

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ソニーαIII・35ミリF1.4・ISO100・絞りf1.4・500分の1秒(撮影/小川晃代)

ソニーαIII・35ミリF1.4・ISO100・絞りf1.4・500分の1秒(撮影/小川晃代)

 『アサヒカメラ』2019年12月号では「動物写真の世界へようこそ」と題し、動物写真の撮り方を75ページにわたって大特集!「シーンごとの最適なカメラやレンズ構成」「絞りやシャッター速度、ピントの合わせ方」といった初心者向けの基本のテクニックから、「背景の扱い方や画面の切り取り方」そして「動物と対峙する姿勢やマナー」までを、第一線の動物写真家たちが教えてくれました。

 前回の記事「03 今から始める 野鳥撮影実践講座」に続き、今回は犬や猫など、大切な家族の姿を写真にとどめておきたいと考える方のために、「活発に動きまわるペットをじっとさせるコツ」から「流し撮りのテクニック」までを、その道のプロ、小川晃代さんが段階を追って具体的に伝授してくれます。

【「毛並みが映える光」とは? 室内の作例はこちら!】

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【レベル1】動きをコントロールして表情をとらえる

 ふだん扱い慣れているはずの自分のペットをいざ撮影しようとしても、なかなか難しかったという経験はないだろうか。とにかく、こちらが思うように相手は動いてくれないものだ。犬や猫の場合なら、撮り手である飼い主はある程度のやりとりができるものと感じているだろう。
 
 しかし、撮影においてはまるで別のコツがある。ポートレートを撮ってきた経験があるならば、赤ちゃんや子どもを撮影する場合と比較すると把握しやすいだろう。こちらの思惑と違って動き回るペットをいかに引きつけ、コントロールできるかが何より大切になるからだ。

 以上をふまえて、ペット写真の第一人者、小川晃代さんにさまざまなコツを教えてもらった。基礎的なポイントを身につけてから、次第にレベルアップした撮影にステップアップする構成にしているので、本企画を参考に、ぜひじっくりとペット撮影に取り組んでほしい。

■動きを制限して撮影する

 まずは動きをとめることから。生態を理解してじっくり撮ることでその先にも応用できる。

<箱状のものを用意する>
キヤノンEOS 5D Mark IV・70~200ミリF2.8・ISO2000・絞りf2.8・320分の1秒(写真/小川晃代)

キヤノンEOS 5D Mark IV・70~200ミリF2.8・ISO2000・絞りf2.8・320分の1秒(写真/小川晃代)

小川:活発に動いている元気な子犬は動きを制限しないと撮りにくいものです。そこで手軽で見栄えのいい箱状のものを用意し、そこに入れます。おとなしくなった瞬間がシャッターチャンスです。


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