競技は違うが、2014年に全米オープンで準優勝を果たすなど、テニスの世界で今まで日本人が「到達したことのない領域」にたどり着いた錦織圭も、壁を破るキッカケはメンタルの部分での変化だった。善戦しながらも中々勝ちきれない錦織に対し、当時のコーチだったマイケル・チャン氏が、とにかく相手に怯まず戦うマインドを植え付けたという。

「技術、戦術はもちろん、メンタル面でも今の日本代表は間違いなく強い」(サッカー協会関係者)

 今回のドイツ戦で自信をつけた日本代表はさらなる躍進を見せてくれるのか。次戦のコスタリカ戦以降も強い精神力で強豪に立ち向かい、日本のファンに目標と掲げるベスト8以上の「新しい景色」を見せてくれることに期待したい。