ジャガー横田一家に世間が注目し続ける理由について、芸能評論家の三杉武氏はこう分析する。

「ジャガー横田さんといえば、若い頃はカリスマ女子プロレスラーとして若い女性たちを中心に人気アイドル並みの人気を集めていました。当時からのファンの方たちも多いでしょうし、木下さんと結婚した際には女子プロレスラーと医師という異色の夫婦として脚光を浴びました。その後、大維志くんが誕生するわけですが、不妊治療を乗り越えての45歳での初産ということで大きな話題になりましたからね。背景にこうした個々の“ストーリー”もあって、今でも多くの人たちから注目されるのでしょう。また、カリスマレスラーと医師という肩書だけを見ると特別な存在にも思えますが、お二人や大維志くんのキャラクターもあって、どこか親近感のような、自分たちと近い部分を感じる人が多いのかもしれません」

 これからも何かと話題を振りまいてくれそうなジャガー横田一家。賛否の声はあるが、この一家を心底嫌いになるという人はいないのかもしれない。(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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