イベントでクイズや歌を披露したふたり
イベントでクイズや歌を披露したふたり

チャンス大城:本の感想で「今まで活字でこんなに笑ったことがない」っていう嬉しい言葉をTwitterのDMでいただきました。そのエピソードが、インたけとラーメン二郎にいったときの話だったんです。インタレスティングたけしがラーメン二郎でトッピングを聞かれたときに「ヤサイマシマシマシマシマシマシ」って言ったら、20センチくらいもやしが積まれたラーメンが出てきた、っていう。あの千原ジュニアさんも、今インたけに食いついてくれているらしいってお聞きしました。

タケト:このお話って、世の中のショート漫談の中でも、1番面白いかもしれません(笑)。まずは、水曜日のダウンタウンのお話から聞いてもいいですか?

チャンス大城:インたけと僕が一緒に出演したのは、説教早帰らせ選手権(7月6日放映)っていう企画です。後輩に向かって「帰れ」って言って、誰が1番自分の後輩を帰らせられるかタイムで競う、みたいな説です。インたけとは、むかしは一緒にビックリするくらい飲んでたよな(笑)。

インタレスティングたけし(以下、インたけ):あ、あ、朝から朝まで、飲んでましたね。

タケト:それは「一日中」でわかりますよ(笑)。

チャンス大城:実はインたけって、飲み過ぎて仕事をトチることが多くて、電車の中づり広告を付ける仕事とかもクビになっていました。しかも、そこからバイトの面接を12社くらい連続で落ちてましたね。その一番の理由が、スーツのネクタイが締められないから。

インたけ:で、で、でも、い、い、今は、ワンタッチネクタイを買ったので(笑)。

■話すとテクノ、歌えば噛まない?

チャンス大城:本にも書いたような気もするんですけど、僕たちは昔、千原せいじさんの「せじけん」っていう居酒屋で働いていたんです。あのお店は、ホール担当のメンバーが毎日発表されるんです。ある日、「今日のホールは、チャンス大城とインタレスティングたけしです」ってなったとき、せいじさんは「お前ら二人に、ホールは任せられへん」って焦っていたのを思い出します。

 実際、インたけは「い、い、い、い、いらっしゃいませ!」って噛みまくっていましたし。でも、インたけは歌っているときは全然噛まないので、「歌っているように接客しろー!」ってせいじさんがアドバイスしてたんです。

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断ることができない、インタレスティングたけし