一方で、昨年6月放送の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(TBS系)では、若返りメークをしてランウェイを歩くなど、美貌を生かした企画にも登場。また、昨年2月には、写真週刊誌で初となるランジェリー撮影に挑戦したことで話題となった。色気と美貌を持ち合わせた大人の女性というイメージと、バラエティーで見せるギャップは大きな魅力のひとつだろう。

 1月には、自身のインスタグラムでクビレがあらわになったボディーを披露していたが、「水ダウ」で新山を知った後、“美”という視点から興味を持った20代女性も多そうだ。

 共演した年下の俳優たちからも人気なようだ。「劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス」(2020年公開)で、民間警備組織E.G.I.S.の女社長役を演じていた新山だが、共演の井上祐貴(25)や諒太郎(31)といった若い俳優から「E.G.I.S.のシーンが早く来ないかなと思っていました」と言われ、うれしかったと語っている。現場でも新山がいるとにぎやかになると評判のようだ。

■生粋の「ジープ」愛好家

 さらに、バラエティー番組などで見せる“男前”な性格も人気の秘密かもしれない。

「10年以上乗り続けた車が、ワイルド感あふれるジープ・ラングラーで『次に買い替えるとなっても絶対ジープが良い。もう他の車は乗りたいと思えない』と、ラングラー愛を語っています。ラジオではラングラーをDIY修理しながら乗っている話を披露していました。いわく、ほろ仕様のため、裂ければどこから雨漏りするかを子どもと一緒にチェックし、接着剤やガムテープなどで雨漏り対策をしていたそうです。ちなみに、最後はエンジンがかからなくなって乗り換えたそうですが、次に選んだ車もラングラー。キャラ作りというわけではなく、本当に好きなんでしょうね」(同)

 芸能評論家の三杉武氏は新山についてこう述べる。

「新山さんと言うと、中山秀征さんとMCを務めたクイズ番組『タイムショック』のイメージが強い人も多いかと思います。同番組でも出しゃばり過ぎることなく、中山さんの進行を好アシストしていた印象です。若い頃から正統派の美形で、168cmの長身をはじめとした抜群のプロポーションを誇りながらも、キツさがなく、柔らかい癒やし系の雰囲気を持っているので、幅広い層から好感を持たれていました。最近では若い世代からも人気ですが、親しみやすさとカッコ良さを併せ持っているところも支持されるゆえんでしょう。今回、20代の一般男性との真剣交際が発覚しましたが、これがセレブ感をアピールしているようなタイプだと、若い世代からは敬遠されそうですが、好感度の高い新山さんだからこそ年の差も気にならず、祝福ムードになったのだと思います」

 もし交際相手とゴールインとなれば、再ブレークにつながること必至。恋愛のゆくえにも注目したい。(丸山ひろし)

著者プロフィールを見る
丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

丸山ひろしの記事一覧はこちら