昨年、日本に帰国したときの小室圭さん
昨年、日本に帰国したときの小室圭さん

<前半試験会場の建物を去る彼は、信じがたいほど暗く見えたー>

【写真】眞子さんと小室さんが住むヘルズキッチン地区には廃墟と落書きも

 小室さんの2回目の挑戦となるニューヨーク州司法試験が、2月22から2日間にかけて行われた。ニューヨーク司法試験の会場の建物に出入りする小室さんの姿をパパラッチしたのが、英国王室のスキャンダルでお馴染みの英タブロイド紙のデイリーニュースだった。

「眉間にしわを寄せ、暗い表情なのは試験に失敗したのでは」――とのニュアンスをにおわせる記事。

 しかし実際のところは、試験会場にまで追いかけるパパラッチに苛立ちを見せた表情なのかもしれない。

 小室さんは、いまもニューヨーク市内の中堅法律事務所で勤務している。

 事務所ホームページのスタッフ欄には、「Kei Komuro Law Clerk」(法務助手)と名前と肩書が掲載されている。

 いま眞子さんと小室さんの生活を支えるのは、小室さんの法務助手の収入と眞子さんの貯金だろう。眞子さんと小室さんが住むのはヘルズ・キッチンの高級賃貸マンション。リビングと寝室を持つ1LDKで月4300ドル(49万円)程度だ。

 ロー・クラークの平均年収は600万円程度。年間600万円ごえの家賃を払えるのだろうか。

「実は、司法試験合格を前提として弁護士と同じ年収で契約するケースも珍しくない」 

 こう話すのは、ニューヨーク市内に事務所を構える日本人弁護士だ。

「法律事務所としては、優秀な新人を確保したい。それで、イェールやハーバードなどアイビーリーグと呼ばれる名門ロースクール出など優秀な人材を、新人アソシエイト弁護士と同等の20万ドル(2300万円)前後の報酬で採用するのです。そうでなくては、他所にとられてしまいますからね」

 米国で、「司法試験に2回落ちたら事務所をクビになる」と言われている。これは、まだ弁護士資格を得ていなくても、高い報酬をもらっているケースもあるためだ。

 ただし、小室さんの2月試験が残念な結果になったとしても、すぐに放り出されるとは限らない。

「小室さんの存在が事務所の利益に適うと判断されれば、継続もあり得ます。報酬も、そのまま温情で20万ドルを維持するかもしれませんし、半額の10万ドルに減らされるパターンもあり得ます」(同)

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2回目以降受験する外国人の合格率は、26%