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8月13日(金)公開のアニメ映画「深海のサバイバル!」の主題歌「いつだってサバイバル!」は、心躍る冒険ソングだ。シンガーソングライターの大原ゆい子さんが作詞作曲を手がけ、アニメのキャラクターであるジオ・ピピ(松田颯水さん・潘めぐみさん)と共に歌い上げる。作品に対する思いや自身の仕事観について、大原さんに話を聞いた。
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――映画「深海のサバイバル!」の主題歌を担当すると決まった時は、どんなお気持ちでしたか?
人気のある作品なので、すごくうれしかったです。原作の『深海のサバイバル』も読ませていただいて、「自分だったらこの作品の最後にどんな曲が流れたらうれしいかな?」と考えました。
――具体的に、どんなイメージが浮かびましたか?
『深海のサバイバル』は主人公であるジオががんばるだけではなく、ピピやケイ、コン博士と力を合せて、なんとかピンチを脱出しようとする姿がすばらしい。だから、主題歌からもそんな様子が伝わればいいなと思いました。
私はまず、先にメロディを作ってから歌詞を付けていくことが多いんです。何曲か作って、そのなかでもサビのところでグッと気持ちが込められるものを選びました。
――苦労した点はありますか?
いつも歌詞で悩むんですけど、今回も悩みました。「深海のサバイバル!」だけでなく、「サバイバルシリーズ」全体に通じる歌詞を作りたかったんです。「サバイバルシリーズ」のテーマは、人体、新型ウイルス、ロボット世界など、本当に幅広いんです。広い視点で見なくてはいけない作品ほど、歌詞を作るのは難しく感じます。
――そんな苦労があったとは感じさせない、明るくて楽しい楽曲です。子どもを引き付ける曲を作るコツはありますか?
私は今も頭の中は子どもみたいなものなので(笑)、そこまで考えていないかもしれません。でも、私自身が子どもの頃にワクワクしたもの、楽しいと思ったもの、擬音やオノマトペを使って曲を作ることが多いかもしれません。言葉遊びとか、聴いたときに「なんだろうこの言葉?」と思ってしまう、そんなフックになるようなものがあるといいですね。大人も子どもも口ずさみやすいものを目指していますが、書きたい言葉と口ずさみやすい言葉をマッチさせるのは大変です。