SNS、ネット上では、「昨今の大谷フィーバーなどを見ていると、プロはアスリートとしての優位性は勿論のこと、加えて人間力が強く問われるようになった。ただ勝てば良いのか、人としての在り方はどうあるべきか、など特にこのコロナ禍で強く意識するようになった。プロのリーダーとして本当に矢野監督で良いのか、球団の判断が問われる(原文ママ)」、「四番に大山すぐに戻したり、調子の悪いのに岩崎を投入したりかなり最近ブレまくり。監督も優勝逃したら自分の采配ミスを理由に自ら辞任する覚悟があるでしょ。あんな暴言を吐く監督は子供たちの見本ではないので今年で辞めてもいいよ。フロントも全く問題視してないのもおかしい(原文ママ)」などの指摘が。

 阪神担当だった一般紙記者は「矢野監督は熱い人。選手を守るためにやった行動が誤解されている部分もある。12日のDeNA戦(甲子園)で9回2死から3点差を逆転してサヨナラ勝利を飾った際、選手の諦めない姿に感激して目に涙を浮かべていました。人情味のある人なんです。普段は穏やかな口調で誰に対しても分け隔てなく優しい。武闘派というイメージがついてしまっているけど違います」と擁護する。

 まだ59試合残っている。16年ぶりのリーグ優勝に向け、今後の戦いで矢野監督の手腕が問われる。(牧忠則)