久保建英の“キャリアを左右”しかねない来季の所属先 どのチームに行くべきか (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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久保建英の“キャリアを左右”しかねない来季の所属先 どのチームに行くべきか

三上凌平dot.
東京五輪での活躍とともに来季の所属先も注目される久保建英 (c)朝日新聞社

東京五輪での活躍とともに来季の所属先も注目される久保建英 (c)朝日新聞社

「最初の半年は後悔があります。ビジャレアルというより、もう少し選択肢があったのではないかと。自分は自信を持っていったが、総合的な部分で失敗でした」

 2020-21シーズンを終えたあと、U-24日本代表に合流した久保建英はこう振り返った。

 マジョルカで目覚ましい活躍を見せたあと、「欧州カップ戦の経験が必要」と判断したレアル・マドリーの意向もあってビジャレアルへ加入。しかし新監督の下で新たな船出を迎えたチームに乗り切れず。結局ラ・リーガでの先発は2試合のみ。失意のままバレンシア州を後にする。

 そうして1月に選んだのは、激しい肉弾戦と速攻を基本とするヘタフェ。本人はスペインでも特異なクラブへの移籍を「やると決めたので後悔はない」と語るが、望むようなプレー、環境、出場機会が与えられなかった。残留へ導いたスーパーゴールがあったとはいえ、シーズン通しての不調を引きずる形となった。

 だからこそ「失敗」とまで言い切ったのだろう。自身の才能と実力を驚くほど冷静に分析している彼だからこその発言ではあるが、確かにこれまで見せてきた数々の輝きを考えれば「失敗」だったのかもしれない。

 そんな久保だが、6月末をもってヘタフェへのレンタル期間が終了。契約上、所属下レアル・マドリーへ戻ることになる(本人は東京オリンピックを戦うが)。スペインメディアは、シーズン中「久保を絶賛するジダンの構想に含まれる」との論調だったが、そのジダンが退任。名将カルロ・アンチェロッティが復帰し、そのプランが徐々に明らかになってきている中、久保の居場所を探すのは難しいだろう。アーセナルで自らの力を証明したマルティン・ウーデゴールも復帰見込みであり、本人が熱望するプレー機会は得られそうもない。主要メディアのほとんども再レンタルが濃厚と伝えている。

 では、久保は来季どこでプレーすることになるのだろうか?

 現在ヨーロッパはEURO一色。一部のクラブ関係者やジャーナリストもバカンスに勤しんでいる。そして本人は東京オリンピックを戦うため、プレシーズンの大半を欠場する。不確定要素が多すぎるし、久保自身もオリンピックへ完全に集中しているため、何も決まっていないのが現状だろう。


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