交流戦最下位の広島「鈴木誠也と西川龍馬のレギュラー剥奪」を望む声も (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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交流戦最下位の広島「鈴木誠也と西川龍馬のレギュラー剥奪」を望む声も

梅宮昌宗dot.
広島・鈴木誠也 (c)朝日新聞社

広島・鈴木誠也 (c)朝日新聞社

 広島が上昇気流に乗る兆しが見えない。11日のオリックス戦(京セラドーム)で0-4の零封負けを喫し、2勝8敗3分けで交流戦最下位。山本由伸に8回無死までパーフェクトに抑えられ、先頭打者の鈴木誠也が中前打で大記録を阻止するので精一杯だった。借金は今季ワーストの10に。ペナントレースで苦しんでいる中日、DeNAが交流戦で首位争いを繰り広げて息を吹き返しているだけに歯がゆい。

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 もちろん同情すべき点はある。5月中旬に菊池涼介、鈴木誠也、九里亜蓮、長野久義ら選手、コーチ、スタッフが新型コロナウイルスで陽性判定を受け、濃厚接触者らを含め、計14人が「感染拡大防止特例」で登録抹消された。主力を大量に欠いて戦わなければいけない緊急事態で、苦戦するのはやむを得ないかもしれない。だが、それにしてもだ。16年からリーグ3連覇を飾った黄金時代からの面影が、わずか3年で全く見えなくなっている。

 スポーツ紙の遊軍記者はこう分析する。

「個々の能力は高いですよ。黄金時代にはいなかった2年目の森下暢仁は球界を代表する投手に成長し、守護神に抜擢されたドラフト1位・栗林良吏も開幕から21試合連続無失点と新人デビューから最長記録を更新している。ドラフト2位・森浦大輔、ドラフト3位・大道温貴もセットアッパーで期待以上の結果を出しています。野手も小園海斗、羽月隆太郎など楽しみな若手の成長株が次々に台頭している。ただ、投打がかみ合わない。強かった時のような緻密さが見られない。若手は失敗しても仕方ない部分があるが、野球が大味になっているように感じます。広島は少しでも相手が隙を見せれば大量得点を取る破壊力があったが、今はその逆でミスを突かれて失点を重ねている。戦力は阪神、巨人に決して劣らないのでもったいないです」

 総得点173はリーグワースト。チャンスを作ってもあと一本が出ない試合展開が目立つ。球団OBはチームに漂う「緩い雰囲気」を指摘する。

「大差で負けている試合で、主力のある選手が笑顔を見せる姿がテレビに映っていました。ちょっと目を疑うような光景でしたね。00年代もなかなか優勝できずBクラスに低迷していた時期が続きましたが、負けている時にベンチで笑っていたら怒鳴られてすぐに2軍行きでしたよ。その試合だけでなく、他の試合でも負けているのに白い歯を見せていた選手がいました。時代の違いかもしれないかもしれないですけど、ちょっと寂しいですね。本気で戦っている姿、必死さを見せてほしいです」


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