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スタッフが口をそろえる「内村さんの現場は必ずいいチームになる」理由とは

連載 内村光良リーダー論

内村光良(写真=「金メダル男」製作委員会)

内村光良(写真=「金メダル男」製作委員会)

 業界では「ウッチャンの現場は必ずいいチームができる」と評判だ。なぜ、そう言われるようになったのか?

【写真】「理想の上司ランキング」女性部門の1位はこの人

 理想の上司ランキング、男性部門で5年連続第1位のウッチャンこと内村光良の“上司力”に迫った書籍『チームが自ずと動き出す 内村光良リーダー論』(朝日新聞出版)。関係者への取材を重ねた著者の畑中翔太が、リーダー内村を分析する本連載。

 第8回目のテーマは「いい現場のつくり方」。

*  *  *
「内村さんはチームが目指すべき目標を初期設定する、その『旗の立て方』がうまいように思う」
 
 そう語るのは、『そろそろ にちようチャップリン』や『緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦』『モヤモヤさまぁ~ず』など数々の大ヒット番組を手掛ける、テレビ東京・伊藤隆行プロデューサー。
 
「収録前の打ち合わせだったり、収録後の楽屋での反省会が、とにかく短いんです。それはそもそも入り口で、この番組で重要なのはここだよね、この企画を成立させるには大事なのはこれだよね、というポイントをきちんと初期設定しているからではないかと。やりながらまずいことがあれば、それはおっしゃるはずです。でも『ん?』っていうことが、まず、ない。内村さんとの仕事はもめないんです。初期設定がうまくいかずもめるくらいなら、ハナからやらないと決めているんじゃないかとさえ臆測してしまいます」(伊藤氏)
 
 内村流のマネジメント方法として「『自由に放牧』する」というものがあるが、これを可能にしている秘訣(ひけつ)が、ここにある。放牧における最大のリスクは、プロジェクトにおける重要課題であったり、リーダーが意図する骨子であったりが、部下や後輩に明確に共有されず、その自由さをいいことに、三々五々に活動してしまい、「成果」に結びつかずとっ散らかってしまうこと。
 
 そうなっては、チームパフォーマンスを発揮するためのせっかくの「自由な放牧」も破綻してしまう。すなわち、部下や後輩たちを自由に動き回らせながらも、「この範囲を活動域とする」という、正解の範囲を指し示す「旗」をきっちり立てておくことが不可欠だ。
 


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