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松坂、斎藤はメジャーなら…プホルス戦力外で改めて感じた日本球界の“温情”

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エンゼルス時代のプホルス(写真/gettyimages)

エンゼルス時代のプホルス(写真/gettyimages)

 アルバート・プホルス(エンゼルス)が6日(以下、日付は現地時間)、メジャー出場40人枠のロースターから外され、事実上の戦力外となった。

 殿堂入りが確実視されるほどの強打者が、シーズン序盤に戦力外になったというニュースは日本でも大きな話題となった。しかし、プロの世界は結果がすべて。過去の栄光に敬意は払うが、それを引きずり現役として球団に残すことはメジャーではほぼあり得ない。

 イチローがメジャーに挑戦した01年にカージナルスでデビューを果たしたプホルスは、これまでシーズンMVPに3回、オールスターに10回選出された正真正銘のスーパースターだ。メジャー21年間で、3253安打(歴代14位)、667本塁打(歴代5位)、2112打点(歴代3位)と様々なカテゴリーの通算記録で上位に食込み、メジャーの歴史に名を刻んでいる。日本の野球ファンでも名前を知らない人が少ない、伝説的な選手である。

 しかし、12年にエンゼルスに移籍してからはケガの影響もあり、カージナルス時代のようなパフォーマンスを見せることが出来ず。特にここ4シーズンは打率が続けて2割5分を下回るなど41歳で迎えた今季も厳しいシーズンになるのは予想されていた。

「ビジネスライクな判断だった。結果が出なければ戦力外にするのは当然のこと。(エンゼルスには)能力が高くてファンも呼べる若い選手が出てきている。チーム内の世代交代としては正常だと思います。本人も現役続行を望んでいるのだから、リリースするのは当然」(MLB極東担当スカウト)

 とはいえ、メジャー屈指のスター選手。突然の戦力外には、MLBのレジェンドであるデビッド・オルティス、ペドロ・マルティネス(ともに元レッドソックス他)も反応。自身のSNSなどで敬意を欠くとして、エンゼルスの決断を非難している。だが、プホルスは戦力外が発表された前日にジョー・マドン監督と“ひと悶着”があったとも報じられ、指揮官との関係も決して良好ではなかったのも影響したのだろう。エンゼルスも転換期を迎えており、様々な要素が絡み合い今回の結果に繋がった。


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