1試合乱調で2軍降格の井納と対照的…「忍耐の原采配」で梶谷復活か

2021/04/15 12:27

 昨季はDeNAの切り込み隊長を務め、109試合出場で打率.329、19本塁打、53打点、14盗塁。巨人戦も対戦カードで最多の6本塁打を放ち、手強い相手に映っただろう。まだ開幕したばかりで今後の活躍が期待されるが、レギュラーが安泰というわけではない。

「新外国人のジャスティン・スモークとエリック・テームズが間もなく1軍に合流予定です。スモークはメジャー通算196本塁打と実績十分でスイッチヒッターの長距離砲です。テームズも韓国リーグで本塁打王、打点王を獲得した強打者です。2人の加入で競争は一気に熾烈になるでしょう。右翼で開幕からスタメン出場している梶谷も打率1割台の状況が続けば厳しい。丸が戻ってきたら、右翼は松原聖弥、亀井善行、重信慎之介らとの競争になる」(スポーツ紙デスク)。

 周知のとおり、FAで巨人に移籍した選手に輝かしい未来が約束されているとは限らない。16年オフに日本ハムからFA移籍した陽岱鋼は5年契約を結んだが、外野の定位置をつかめず昨年は38試合の出場のみ。3軍落ちも味わった。契約最終年の今年もファームで結果が出ず、主力が大量離脱した状況でも1軍からお呼びの声がかからない。

 FA移籍を経験したある選手はその心情を慮る。「他球団からFAで移籍すると、首脳陣や他の選手に認めてもらいたいから早く結果を出したいと焦る。精神的に重圧がかかっているから、ドツボにはまるとなかなか抜け出せないんです。巨人はメディアの注目度が高いので、重圧は他球団の比ではないです。梶谷は考え込むタイプなので心配ですね。楽しんでプレーしろと言ってもなかなか難しいと思います。本人も我慢して使ってもらっているのは分かっている。当然、焦りはあると思います」。

 常勝を義務付けられる巨人はネームバリューでなく実力主義を貫く。熾烈な競争をくぐり抜けて活躍し続けるのは至難の業だ。梶谷は原監督の期待に応えられるだろうか。(梅宮昌宗)

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