タレントのゆきぽよ(C)朝日新聞社
タレントのゆきぽよ(C)朝日新聞社

 モデルでタレントのゆきぽよ(24)が苦境に立たされている。1月21日発売の「週刊文春」の報道で、過去に親密な関係にあった知人男性が2019年5月、ゆきぽよ宅で薬物使用の疑いで逮捕されていたことが明らかになり、公式サイトやSNSで謝罪に追い込まれる事態となった。

【写真】芸能界から「干された」ヤンキー系タレントといえばこの人

 騒動の余波は、自身の過去の発言にも及んでいる。19年4月放送の『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)では、過去の交際相手が傷害や詐欺で逮捕されたことに触れ、「今まで彼氏5人と付き合って、5人中4人が逮捕されちゃって……」と赤裸々に語っていたゆきぽよ。当時の交際相手の出所まで「最大9カ月待った」ことなども明かしていた。

 こうした発言に対して、Twitterなどでは<犯罪者とお付き合いしていたという武勇伝が裏目に出ましたね><元カレが少年院いったとか捕まったとか武勇伝みたいに語ってるよね タレントとしてやっていくなら人付き合いも気を付けないとね>といった批判が多く見受けられる。

“元ヤン”キャラのタレントを担当してきたマネージャーは、こうした批判について次のように話す。

「やんちゃだった過去を持つタレントは、なぜか底抜けに性格が明るい人が多い。だからこそ、過去の『ワル』なエピソードを語っても、その人の性格でカバーできた部分がありました。ゆきぽよさんも人柄で人気が出たタイプでしたが、さすがに今回の騒動では通用しなかったのだと思います」

 ゆきぽよの他にも、年明け早々から「武勇伝」が裏目に出てしまったタレントがいる。元暴走族総長の落語家として人気の瀧川鯉斗(36)だ。今月2日放送の「ウラマヨ!」(フジテレビ系)の番組内で暴走族時代のエピソードを紹介。本人も「暴走中に、お店ののぼりをかっぱらって……」というエピソードを、苦笑しつつも振り返っていた。これに対してもネット上では<若かりし頃はやんちゃでしたという話、ウンザリ><犯罪行為を行っていて、それを自慢のように話すと言うのは大きな間違いだと思う>といった批判があふれた。

次のページ
「昔はワル」が通用しなくなっている