竹内結子さんの死と「母性」の重み 過去には女性アナウンサーの相次ぐ自殺も (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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竹内結子さんの死と「母性」の重み 過去には女性アナウンサーの相次ぐ自殺も

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宝泉薫dot.#宝泉薫
竹内結子さん(C)朝日新聞社

竹内結子さん(C)朝日新聞社

3児の母だという一般女性のツイートが話題に

3児の母だという一般女性のツイートが話題に

 竹内結子さんの死は、他の有名人の死とは違う衝撃をもたらした。自ら命を絶つという亡くなり方は同じでも、三浦春馬さん、芦名星さん、藤木孝さんが独身者や高齢者の死であるのに対し、彼女の場合、今年1月に第2子を出産したばかりの母親だったからだ。

【写真】竹内さんの死後にバズったツイートはこちら

 しかも、前夫とのあいだに生まれ、彼女が親権を持つ中学生の第1子もいた。

 9月1日には、出産後初めて公の場への登場となったイベントで、新しい夫と第1子の関係に言及。「一緒に夜食を作ってヒソヒソ男同士の内緒話をしていたり」と、ほのぼのとしたエピソードを明かした。

 また、最近の雑誌インタビューでは、

「わかっていたつもりでしたが、眠れないし、もらった風邪はなおらないし……。赤ちゃんのお世話は本当に大変ですね。育児の常識も長男のときとは変わっていることが多くて、育児雑誌で離乳食について調べたりしています」(「LEE」)

 戸惑いもみせつつ、前向きに語っていた。

 にもかかわらず、なぜ自ら命を絶ったのか。じつは訃報のあと、こんなツイートがバズった。

「そっか子供産んだ経験あると”今年出産したばかり”と聞けば”あっ…”ってなるけど、世間的には”生まれたばかりの子供がいて幸せなのになんで子供を残して…”ってなるのか。産後の母親の死因1位は自殺ってもっと知られて欲しい」

 3児の母だという一般女性のツイートで、15万近い「いいね」がつけられた。

 実際、出産は今も昔も命懸けの作業であり、妊娠や乳児の世話も心身に多大な負担をもたらす。ホルモンのバランスも崩れ、産後うつや育児ノイローゼも起きやすいのだ。

 2001年から10年にかけては、3人の女性アナウンサーが育休中に亡くなった。日本テレビ出身でフリーの米森麻美アナは第1子を出産直後に急逝(死因は明かされていない)、日本テレビの大杉(旧姓・鈴木)君枝アナ、山本真純アナは育休中にマンションから転落死した。アナウンサーという花形職業に就き、子宝にも恵まれた人たちの相次ぐ悲劇は、メディアや世間を驚かせた。


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