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“未来のプロ”がずらり…本気で「NPB球団に勝てそうだった」アマチームは?

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久保田龍雄dot.
早稲田大学時代の和田毅 (c)朝日新聞社

早稲田大学時代の和田毅 (c)朝日新聞社

 甲子園で圧倒的な強さを誇った超高校級チームや黄金期を迎えた大学のチームは、必ずと言っていいほど、「プロとどちらが強い?」と比較される。

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 実際の話、2軍、3軍相手のプロアマ交流戦なら、大学や社会人が勝つことも珍しくない。だが、1軍のベストメンバー相手となれば、おそらく、10回戦って、ひとつ勝てるかどうかぐらいの実力差があるはずだ。

 あくまでそんな限られた展開に持ち込めればという条件付きだが、遊び心を加えながら、1980年代以降で、最強の名をほしいままにした“伝説のアマチュアチーム”を振り返ってみた。

 超高校級チームの1番手は、桑田真澄、清原和博の“KKコンビ”で85年夏の甲子園を制したPL学園。当時「(セ・リーグ最下位)ヤクルトより強いかも?」と言われた。

 このチームからは、KK以外に、今久留主成幸(横浜-西武)、松山秀明(オリックス)、内匠政博(近鉄)が大学・社会人経由でプロ入りし、中村順司監督も「ひとつだけ選ぶとすれば、桑田と清原が3年生だった(昭和)60年ということになるでしょうか」とPL史上最強チームに挙げている。

 だが、ヤクルトより強いかどうかとなると、残念ながら、答えは「NO」だ。85年のヤクルトは、尾花高夫、梶間健一、高野光の投手陣に、打線も若松勉、杉浦享ら実力者が顔を並べ、若手の荒木大輔、広沢克己も台頭しつつあった。これに対し、PLはKKの2人が頼りだ。清原は西武1年目に打率3割4厘、31本塁打をマークし、桑田も巨人1年目は2勝止まりながら、阪神打線を7回まで無失点に抑え、2失点完投でプロ初勝利。1年後のデータだが、ひとつの目安になるだろう。

 清原の一発で流れを呼び込み、桑田が最少失点で完投。夏の甲子園決勝でサヨナラ打を放った松山をはじめ、他のメンバーも要所で援護できれば、そこそこいい勝負になりそうだ。

 PLといえば、立浪和義が主将を務めた87年の春夏連覇のチームも、「KK世代とどちらが最強か?」と比較されるほど完成度の高いチームだった。こちらも「(セ・リーグ最下位)阪神より強いのでは?」と言われた。


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