大阪桐蔭出身のプロは“野手偏重”? 豪華な打者たちに比べ投手は… (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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大阪桐蔭出身のプロは“野手偏重”? 豪華な打者たちに比べ投手は…

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西尾典文dot.
大阪桐蔭時代の藤浪晋太郎 (c)朝日新聞社

大阪桐蔭時代の藤浪晋太郎 (c)朝日新聞社

 現在の高校野球界で頂点に君臨するチームと言えば間違いなく大阪桐蔭になるだろう。2012年、2018年と二度の甲子園春夏連覇を達成。西谷浩一氏が監督に就任してからは甲子園での優勝7回、通算成績は55勝9敗、勝率.859を誇っている。

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 そして甲子園で勝つだけではなく、NPBに在籍している大阪桐蔭出身選手は21人を数え、これは横浜、広陵、東海大相模、日大三などの伝統的な強豪校を抑えてトップの数字である。甲子園で勝ちながらプロ野球選手を輩出するという意味では、一時期のPL学園に匹敵すると言えるだろう。

 しかし、現在NPBでプレーしている大阪桐蔭出身選手の顔ぶれを見てみると、一つの事実が浮かび上がってくる。野手に比べて活躍している投手が少ないのだ。現役の21選手中、投手は7人いるが、その成績を並べてみると以下のようになった(9月7日終了時点)。

・岩田稔(阪神):192試合 59勝80敗0セーブ0ホールド 防御率3.33

・藤浪晋太郎(阪神):135試合 51勝45敗0セーブ0ホールド 防御率3.35

・沢田圭佑(オリックス):109試合 7勝6敗0セーブ25ホールド 防御率3.54

・高山優希(日本ハム):一軍登板なし

・横川凱(巨人):一軍登板なし

・柿木蓮(日本ハム):一軍登板なし

・中田唯斗(オリックス):一軍登板なし

 岩田と藤浪は通算50勝以上を挙げているが、主なタイトルとなると藤浪が最多奪三振(221)を1回獲得しただけにとどまっている。また既に引退した選手でも今中慎二(元中日)が通算91勝をマークしているが、それ以外に目立った活躍を見せた投手はいない。

 一方の野手はタイトルホルダーだけでも中村剛也(西武・本塁打王6回、打点王4回)、中田翔(日本ハム・打点王2回)、浅村栄斗(楽天・打点王2回)、森友哉(西武・首位打者1回)と4人を数え、平田良介(中日)も打撃タイトルの獲得こそないものの、ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得している。また現在はBCリーグの栃木でプレーしている西岡剛も首位打者と最多安打を1回、盗塁王を2回獲得している。


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