カンニング竹山　今ネットの番組が“攻めた”企画をやっていて面白い！

　地上波のテレビ番組以外にニュースに触れる機会はいろいろある今、お笑い芸人のカンニング竹山さんが、“攻めてるな”と思う番組があるという。“そこまでやって大丈夫か”と竹山さんが思うくらいの企画内容とは？

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　ABEMAの「カンニング竹山の土曜TheNIGHT」という番組をやっているんですよ。それが、意外と今面白いんですよ。大丈夫かな？　って感じで攻め続けていて。お笑い芸人をゲストに呼んだり、おバカなちょっとエロいネタをやったりすることもあるんですが、土曜の午前0時から2時の2時間の生放送ですが、1週間は無料で視聴できます。

　どんなテーマをやっているかというと、3週間前はウイグル問題をやったんですよ。日本ウイグル協会の副会長アフメット・レテブさんら3名ゲストに呼んで。日本ウイグル協会が持っている映像とか全部流して、ガッツリやったんですよ。なかなか、地上波のテレビで流していない映像や命がけで撮影した映像をお借りし、家族の写真なども出しながら涙ながらに実情を訴えられていた。みなさん、「何が起こっているか本当に知ってほしい」と。ニュースで報じられる中国政府が職業訓練所と主張する捕虜収容所の話はウイグル問題のほんの一部のことなんだと。

　ネット上では賛否じゃないですけど、否はないんだけど、ネットの番組だから生放送中に常に書き込みもできる。僕はMCだから、放送中に書き込みを詳しく見ることはできなかったけれど、後でスタッフから聞いたら、明らかに言い回しが下手な日本語で「この内容は嘘だ！」というような内容のことがあったそう。定かではないが中国の人が書き込んでいるのではないかとも思われる。

　他の書き込みを見てみると、ウイグル問題とかやると、右寄りの方や中国が嫌いな方から「竹山、よくやった！」とか「テレビではやれないことをこういうのをやるべきだ！」みたいな意見も入ってきて、僕はそこじゃないんだなって思う。日本人の右だ、左だという思想が入ってくるところが僕は嫌なんですけどね。単純に、僕らの番組では世界ではこんなに酷いことが行われている、どうも本当に酷いらしいぞ、みなさん知っていますか？っていう姿勢なだけ。ニュース番組でもないのに、興味のあることをみんなで知りましょう、学びましょうってことをやっているんだけなんだけど。スタッフもすごいと思うし、やらせてくれるABEMAもすごいと思う。