「帰省しなくてすむ」と喜ぶ妻たち 一方でオンライン帰省で「頻繁に電話がくるようになった」という悲鳴も (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「帰省しなくてすむ」と喜ぶ妻たち 一方でオンライン帰省で「頻繁に電話がくるようになった」という悲鳴も

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夫の実家への帰省は、オンラインでもストレス?※写真はイメージです(GettyImages)

夫の実家への帰省は、オンラインでもストレス?※写真はイメージです(GettyImages)

 お盆が近づいている。例年なら、休暇を取って地方の実家に帰省するという人は多いだろう。だが、コロナ禍ではそうもいかない。小池百合子都知事も「この夏は『特別な夏』」として、旅行や帰省を控えるとともに、「オンライン帰省」などをするよう推奨している。同様の声は各地であがっている。実際、帰省は自粛してオンライン帰省ですませるという人は多いだろう。

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 そんな状況を、ひそかに喜んでいる人たちがいる。東京都の40代女性は声をひそめてこう話す。

「今年は“自粛”を言い訳にして夫側の実家に帰省せずにすみました。内心ではラッキーだと思いました」

 女性は義両親と仲が悪いわけではないが、夫側の実家ではなにかと気苦労も多い。これまでは、正月などの集まりに誘われても、「仕事が入ってしまった」などと偽り、なんとか帰省を免れたこともあったという。

 「犬猿の仲」とまでいかなくとも、夫側の実家に帰省するのは、妻たちにとってはそれなりのストレスなようだ。コロナ禍は、そんな彼女たちに、自粛という“口実”を与えたようである。

 だが、直接会わなくてよいからといって、油断することなかれ。オンライン帰省にも、トラブルは意外と多いのだ。夫婦の問題などについて執筆や講演をしている「恋人・夫婦仲相談所」所長の三松真由美さんはこう指摘する。

「オンライン帰省で、姑と距離が離れたと喜ぶ妻たちがいる一方で、逆に悪い意味で距離が近づいてしまったという人もいます。オンライン帰省がどちらに作用するのかは、使うツールや両者のITスキルに左右される。程よい距離感で平和な関係を保つには、こうしたIT機器を上手に使いこなさなければいけません」

 いったいどういうことなのだろうか。実際に三松さんに寄せられた相談をもとに、解説してもらおう。

 まず気をつけたいのが、実家側にオンライン帰省に必要な設備や知識が備わっていないケース。実家側が高齢であるほど、このリスクは高いと言えそうだ。


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