亡くなった三浦春馬さん(C)朝日新聞社
亡くなった三浦春馬さん(C)朝日新聞社

三浦さんの意味深なツイッター画面
三浦さんの意味深なツイッター画面

 7月18日の15時すぎ、人気俳優の三浦春馬さん(享年30)が、自殺したという衝撃的なニュースが流れた。

【画像】三浦さんがツイッターにアップしていた意味深なメッセージ

 同日の13時ごろに、東京・港区の自宅マンションで亡くなっている姿で発見されたという三浦さん。予定していた仕事場に姿を現さなかったことから関係者が自宅を訪れたところ、三浦さんはクロゼットの中で首をつって死亡していたという。室内に遺書ようなものがあったことから自殺とみられている。

 ネットで一報が流れると、大手ニュースサイトでもアクセスが集中してつながりにくい状態となった。報道した日本テレビ系ニュースのヤフーのコメント欄は、1時間ちょっとで1万件を超えるコメントが書き込まれた。

 三浦さんは1990年4月5日生まれで、茨城県出身。4歳で劇団に所属し、97年にNHK連続テレビ小説「あぐり」で子役デビュー。その端正なルックスと演技力から徐々に頭角を現し、映画「恋空」で2007年度の日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。11年に「大切なことはすべて君が教えてくれた」でドラマ主演。17年の舞台「キンキーブーツ」では杉村春子賞を受賞するなど、テレビ、映画から舞台まで幅広く活躍する実力派俳優だった。

 現在、三浦さんは9月スタートの連続ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系)の撮影中で、23日には映画「コンフィデンスマンJP―プリンセス編―」が公開され、24日には「ミュージックステーション」(テレビ朝日)にも出演する予定だったという。他にもドラマ「太陽の子」(8月15日放送予定・NHK)や来年公開予定の映画「ブレイブ 群青戦記」にも出演、今年の12月には日生劇場で上演されるミュージカル『The Illusionist-イリュージョニスト-』にも出演予定で、まさに休む間もない超売れっ子だった。

 三浦さんと仕事をしたことがあるテレビ局関係者は、三浦さんの現場での様子を次のように明かす。

「とてもストイックで、どんな仕事にも真っ向勝負。それでいて、こちらが見ていて、疲れないのかと思うほど周りへの気配りが細やか。現場で誰かが浮いていないか、話題に入ってこれないでいないか、といつも目配せしてさりげなく声をかけてくれるような人です。探求心が強く、どんなことに対しても熱心に学ぼうとする姿勢は、いつも変わりませんでした」

次のページ
ツイッターに意味深なメッセージも