ただ、僕自身が3月の段階で、新しい第二ステップに行くというのは、葛藤もたくさんあったし、事務所とメンバーに話している時点で、僕の心はある程度決まっていたし、その新しい人生に行くという覚悟は、男としてかなり深いところで持ったうえでメンバーには話していたので。そこで「やっぱ戻りたい」とか「怖いわ」というのは、正直に話したメンバーや事務所に逆に失礼だと思うので、そこへの依存というか、後悔は逆にしたら 失礼だと思うので。

 この場を設けた以上、そこへの後悔はせず、しっかり前を向いていきたい。だた、応援してくれていたファンやメンバーへの感謝は、心の一番大切な部分に持っておきながら次のチャレンジに行きたいなと思っています。

 ジャニーさんは、「YOUやっちゃいなよ」っていう人なので。適当な夢とビジョンを持って話しにいったら、「YOUやばいよ」と言われると思うんですけど、ちゃんと僕の頭の中でビジョンがあって、プラスでジャニーズへのリスペクトがあって、それを話したうえで「ジャニーさんどう思う?」と話したら、これはわからないですけど、「YOU行っちゃいなよ、頑張んなよ」って言ってくれるんじゃないかと思うし、言ってほしいと思います。

――退所が決まった後、メンバーと連絡はとった?

 メンバーにもプライベートがあるので、一概に僕がいろいろと話してはいけないと思うんですけど、メンバーも今までの流れは細かくは聞けていないと思うですよね、弁護士がついていた以上は。なのでこの会見が終わった後に、しっかりと実際に会う場を設けたい。大事なことは目を見て、熱意を話すべきだと思っているので。

 先ほどの質問にもあったとおり、「じゃあなんで外に出たんだ」とよく言われるんですけど、僕としては将来の自分の第二ビジョンへの夢だったりを語って一緒にやっていこうよという思いを、ズームや家のテレビ会議で話すということが、僕はそれじゃあなかなか決まらないと思っていて。やはりちゃんと目と目を見て話すというのが大事な会議では絶対に必要だと思っている。その時もいろいろな先生に会いに行ったり、今後の仕事の人に会いに行ったりしたんですけども、同じようにメンバーも実際に対処して、LINEとか電話でやり取りというのは僕は失礼だと思うので、絶対に会って話したいなとは思っている。

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小山慶一郎が書いた熱いLINEの内容は