巨人の“草刈り場”となってきた広島とヤクルト「アンチは相当なもの」 そして今年も… (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人の“草刈り場”となってきた広島とヤクルト「アンチは相当なもの」 そして今年も…

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バレンティン獲得に向けては、あの巨人も動いているという報道も…(C)朝日新聞社

バレンティン獲得に向けては、あの巨人も動いているという報道も…(C)朝日新聞社

 プロ野球の球団は大きく、2つに分けられる。“刈る側”と“刈られる側”である。何の話かというと、選手移籍のことだ。

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 今年、セ・リーグのペナントは巨人が制したが、攻守の中心としてチームを引っ張ったのが丸佳浩であったことに異論を挟む者はいないだろう。また、中継ぎで32試合に登板して4勝と復活を果たした大竹寛の活躍も忘れられない。丸は2018年、大竹は2013年オフに広島からFA移籍で加入した選手だ。

 巨人は間違いなく“刈る側”であり、広島は去年まで3連覇の金字塔を打ち立てる強豪になっても“刈られる”側である。

「広島は自前で選手を育てても、FAで多くを引き抜かれてきた歴史があります。その多くが巨人であり、結果、巨大戦力による優勝にも直結しました。金欠弱小で地方球団の広島関係者、ファンらの巨人に対するアンチは相当なもの。その気持ちは強豪人気球団となった今も変わらず、くすぶっています」(球界関係者)

 広島は1994年に左腕エースの川口和久、1999年に四番打者の江藤智を巨人に獲られている。また、2002年に金本知憲、2007年に新井貴浩という主軸2人を阪神にFAで強奪されている。他にも、2008年に高橋建がメッツ、2007年に黒田博樹、2016年に前田健太がともにドジャースへ移籍した。広島は日米球界の『草刈り場』となっているのが現実。強豪チームになっても丸がFA移籍したこともあり、今でもシーズンオフになると選手流出の噂が絶えない。

 もっとも、有力選手の“ファーム”的扱いになっているのは広島だけではない。前出の球界関係者は「ターゲットになっているのは東京ヤクルトです。しかも即戦力として期待できる外国人選手が目をつけられています」と話す。

「各球団担当者は神宮球場へ頻繁に足を運び、外国人選手のチェックを欠かさない。日本人選手と異なり、契約年数が終わればFAになるため、本人の意思でどこの球団とも契約が可能。年俸のみでなく、住環境や家族の問題など、獲得には莫大な資金がかかります。そうなってくると、同じセ・リーグの巨人が一番有利なのは仕方ないですね」


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