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久保建英、レアルでも徐々に“存在感” トップ昇格へ今求められるのは?

河治良幸dot.
今夏にFC東京からレアルに移籍した久保建英 (c)朝日新聞社

今夏にFC東京からレアルに移籍した久保建英 (c)朝日新聞社

 久保が現時点でもカスティージャがベースとなる選手では特別な存在であることは明らかだろう。当初は北米遠征のメンバーに入ったことすら驚きをもって現地メディアは報じていたが、実際に非凡な才能を示すことで、もはやそうした声は無くなってきているようだ。ジネディーヌ・ジダン監督も高く評価していると伝えられる久保はICCでどのように起用されて行くだろうか。

 現在、久保が基本ポジションと考えられる4ー3ー3の右ウィングはマルコ・アセンシオ、ルーカス・バスケス、ウェールズ代表のガレス・ベイルがいる。普通に考えて久保は4番手だが、ICCはこれまでの傾向を見ても、必ずしも序列通りにスタメンとサブが決まるわけではない。現在の選手たちのコンディションやジダン監督がこの時期にテストしたことに応じて変わってくる。

 そうした中で久保の早いタイミングで起用される可能性は十分にあるし、3試合の中ではスタメンで出るチャンスもあるかもしれない。そのタイミングのよっては前線でベンゼマや新加入のエデン・アザールと組むこともありうる。その一方で、今回の遠征は4ー3ー3の中盤を担う選手が足りていない。

 コパ・アメリカで決勝まで戦ったブラジル代表MFカゼミーロを欠く中盤はスペイン代表のイスコ、ドイツ代表のトニ・クロース、そしてモドリッチの3人は揃って参加しているが、その他に昨シーズンはカスティージャでプレーしていたアルバロ・フィダルゴ、同じく下部組織出身のハイメ・セオアネしかいない。

 中2日で3試合が続く過密日程を想定するなら、ジダン監督はウィングなどのポジションからインサイドハーフで起用するか、あるいはオプションとして考えられる4ー2ー3ー1でアタッカーを1枚増やす起用もプランにあるだろう。守備的な負担などを考えれば久保がいきなりインサイドハーフを担うことは考えにくいが、4ー2ー3ー1のトップ下であれば現実的だ。仮にICCで周囲を驚かせるような活躍をしたとしても、シーズンの序盤戦からトップチームでプレーする可能性はほぼ無いだろう。


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