「自分はアホ」と自覚できる方が得するワケ (3/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
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「自分はアホ」と自覚できる方が得するワケ

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原案の田村耕太郎さん(左)と脚本の吹原幸太さん

原案の田村耕太郎さん(左)と脚本の吹原幸太さん

たむら・こうたろう/国立シンガポール大学リー・クアンユー公共政策大学院兼任教授。ミルケン研究所シニアフェロー、東証上場のインフォテリア取締役、データラマ社日本法人会長なども兼任

たむら・こうたろう/国立シンガポール大学リー・クアンユー公共政策大学院兼任教授。ミルケン研究所シニアフェロー、東証上場のインフォテリア取締役、データラマ社日本法人会長なども兼任

ふきはら・こうた/劇団ポップンマッシュルームチキン野郎主宰。脚本家としてTVドラマ、舞台、映画等、多方面で活動を続ける傍ら、俳優・声優・構成作家としても活動中

ふきはら・こうた/劇団ポップンマッシュルームチキン野郎主宰。脚本家としてTVドラマ、舞台、映画等、多方面で活動を続ける傍ら、俳優・声優・構成作家としても活動中

吹原:日本が、ダメ出しのある文化でよかったです(笑)。正直、悪く言われるのは耳に痛いと感じることもありますが、すべてが貴重な意見です。いったん言葉を受け止めたうえで、不要だと思う助言を頭から帰せばいいのだと気づいてからは、どんどん言ってくれと思うようになりました。

田村:アホにならないように、聞く耳を持って、受け取る意見を主体的に選別しているのですね。

■相手のプライベートを想像して許す

田村:最後に言わせていただきたいのは、アホと戦う自分こそがアホということです。

吹原:本当にそう思います。この対談でも何度も言わせていただきましたが、自分が目指す目標を実現することがもっとも大事だと僕は考えています。そのためなら、どうしても譲れないことでない限りは、相手をおだてるのも、言い分を丸呑みするのも苦になりません。

田村:おっしゃるとおりです。自分が成し遂げたい結果から、相手をどううまくコントロールすればいいかを逆算して、時には負けたフリをすることも大事です。どんなときでも冷静にいるべきです。意見が対立した時は頭に血が上りがちですが、結果を出すことだけを考えましょう。戦って、もし勝てたとしても、ダメージが残りますからね。

吹原:相手があまりに理不尽な言動をするようなら、僕は相手のプライベートを想像することにしています。例えば、「なんだかムチャを言っているけれど、この人にも家族がいるんだよな」なんて思うと、許す気になれます。

田村:そんな考え方がベースにあるからこそ、ドラマの主人公・小太郎のようにアホを次々と味方にできるようなキャラクターが生まれたのでしょう。僕はまだその境地には達していませんが、彼の姿を見て、また一歩進めた気がします。


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