まさにキラ星のごとく。横浜流星 (c)朝日新聞社
まさにキラ星のごとく。横浜流星 (c)朝日新聞社

 俳優の横浜流星(22)が表紙を飾った女性誌「anan」が、6月5日の発売日を前に全ネット書店で販売予定数が完売してしまうという驚きの現象が起こった。横浜は1月期のドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)で、深田恭子演じるアラサー塾講師と15歳差の恋に落ちる高校生・“ゆりゆり”こと由利匡平を演じ、大ブレイク。その横浜が鍛え上げた腹筋を同誌の表紙とグラビアページで披露するとあって、話題を集めたようだ。情報解禁後には注文が殺到し、わずか1日でネット書店の在庫が完売という珍事に「予約し損ねたー」「朝5時にコンビニ行ってもうラスイチ」など、SNS上でも盛り上がりを見せた。「1人1冊まで」と制限がかかった書店も多かったようだ。

【写真】横浜流星さんがAERAの表紙に登場!

 横浜の人気は、彼と同年代の女性にとどまらず、今やアラフォーからアラ還女性にまで波及している。「ここまで年上女性を虜にしたのは『ゆりゆり』という役柄の影響がとても大きいと思います」と語るのは女性ライフスタイル誌の編集者だ。

「ピンク色の髪の毛という刺激的なスタイルで、見た目は不良っぽいのですが、実は根が真面目で純粋という、女性が大好きな“ギャップ萌え”を備えていました。劇中では『先生、俺にもご褒美ください』『32才の人が高校生から好きだって言われたら迷惑ですか』など、毎回アラサーやアラフォーを胸キュンさせるセリフのオンパレードでした。恋のライバルである大人の男性に嫉妬する姿や、ふと見せる子犬のようなまなざしなど、年上女性に刺さるシーンも多かった。このドラマが始まってからインスタグラムのフォロワー数が14万から88万に急増したといいますから、いかに影響力が大きかったかがわかりますよね」

 女性誌のアラフォー女性ライターはドラマや「anan」で披露された肉体もギャップ萌えにつながっていると語る。

「甘いマスクで一見スリムな体型なので、勝手に華奢な肉体なんだろうと想像していたのですが、実は彫刻のようなみごとなシックスパックの持ち主なんです。あのギャップにヤラれ、ファンになってしまったという声もよく聞きます。横浜さんは小学1年生のときから極真空手をやっていて、なんと中学3年生のときには世界大会で優勝したこともあるんです。きちんと結果を残している男らしさもファンにはたまらないようですね。体型を維持するため、背筋、腹筋、腕立てを毎日100回しているそうで、そういったストイックな部分も魅力的です」

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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