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埼玉や静岡に負けない、「本物感」漂う大阪ダービーを支える“箱”

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山岡則夫dot.
素晴らしい雰囲気のパナソニック吹田スタジアム (c)朝日新聞社

素晴らしい雰囲気のパナソニック吹田スタジアム (c)朝日新聞社

 5月18日、J1リーグ、ガンバvsセレッソの「大阪ダービー」が開催された。

 近年は「ダービー」や「クラシコ」と銘打っただけで、イベント色の強いものも多い。そんな中で、埼玉(浦和レッズvs大宮アルディージャ)や静岡(清水エスパルスvsジュビロ磐田)とならび、本物感漂うのが大阪ダービーだ。

 名勝負に名スタジアムあり。サッカー専用スタジアムでのダービーほど熱く燃え上がるものはない。とくにガンバの本拠地、パナソニックスタジアム吹田は国内1、2を争う素晴らしい箱とも言われている。スポーツ好きなら興味をそそられるカードだ。

ーーパナソニックスタジアム吹田のウリは、「格安感」。

 吹田は、その多くが寄付によって建設され、徹底したコストダウンが図られたのは有名。

 ちなみに建設費/観客数は、約140億円/約4万と言われている。他では、埼玉スタジアム2002(埼玉)は約360億円/約6.4万人、フクダ電子アリーナ(千葉)は約80億円/約2万人、そして新国立競技場(国立)は約1500億円/約6.8万人。もちろん建設時期や立地環境などは大きく異なるが、吹田の格安感はわかるだろう。ちなみに同様に寄付が主で建設された広島、マツダスタジアム(マツダ)が約110億円/約3.3万人だ。

 もちろん「安かろう悪かろう」では話にならない。訪れたファン・サポーターが滞在時間を快適に過ごせなくてはならない。吹田に関しては居心地の良さも折り紙つきだ。

ーー客席からの見やすさとコンコースの充実度。

 入場ゲートをくぐりまず感じるのは、コンコースの広さと充実度。 例えば降雨時、雨から逃れるのに十分なスペースがコンコースにある。 そしてさすがはパナソニック、と感心させるのは、コンコース柱に設置されたおびただしい数のモニター。試合日程や飲食物、グッズの告知に余念がない。 加えてスタジアム内でのフリーwifiが誰でも使用可能。最近はJリーグの多くの会場や野球場でもそういう場所は増えた。しかし吹田の場合、使用方法などモニターを使い親切丁寧に告知。いまだに携帯の電波さえ弱い箱がある中、これは本当にありがたいことである。


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