佐藤二朗「向井理と並ぶと“遠近法破壊” お茶の間がパニックになる瞬間」 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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佐藤二朗「向井理と並ぶと“遠近法破壊” お茶の間がパニックになる瞬間」

連載「こんな大人でも大丈夫?」

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佐藤二朗(さとう・じろう)/1969年、愛知県生まれ。俳優、脚本家。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの仏役や「幼獣マメシバ」シリーズで芝二郎役など個性的な役で人気を集める。ツイッターの投稿をまとめた著書『のれんをくぐると、佐藤二朗』(山下書店)のほか、96年に旗揚げした演劇ユニット「ちからわざ」では脚本・出演を手がける

佐藤二朗(さとう・じろう)/1969年、愛知県生まれ。俳優、脚本家。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの仏役や「幼獣マメシバ」シリーズで芝二郎役など個性的な役で人気を集める。ツイッターの投稿をまとめた著書『のれんをくぐると、佐藤二朗』(山下書店)のほか、96年に旗揚げした演劇ユニット「ちからわざ」では脚本・出演を手がける

※写真はイメージ(gettyimages)

※写真はイメージ(gettyimages)

 個性派俳優・佐藤二朗さんが日々の生活や仕事で感じているジローイズムをお届けします。今回は「顔のサイズ」について。

*  *  *
 以前、首を寝違えた時、整体の先生から、「佐藤さんは顔がすごく大きい。だから首に負担が掛かるのです。たとえるなら爪楊枝でリンゴを支えているようなものです」と、血も涙もない例え話をされたことはあまりに有名だが、俺界隈だけであまりに有名だが、つまりは俺の顔は大きい。尋常でなく大きい。ちょっと戦慄を覚えるくらい大きい。うちの息子(7)なんぞは、毎朝ビックリしている。毎日会っているのに、毎朝ビックリしている。父の顔のデカさになかなか慣れないのであろう。

 かつて「JIN」というドラマで、特殊メイクでスキンヘッドになった。それ用に顔型を作った際、特殊メイクのスタッフに、「僕は、今まで100人以上の俳優さんの顔を見てきましたが、二朗さんほど顔が大きい人は、1人しかいませんでした」と言われ、むしろ「1人いたのか」と、喜びながらその1人の名前を聞いたら、「チェ・ホンマン」さんだった。それはもう、なんというか……それはもう、なんというかとしか言いようがなかった。印象としては、チェさんは「人」というより、「ビル」である。「ビルディング」である。それほどに背が高い。調べたら、身長2メートル18センチ。そりゃ顔も大きい。ごく自然なことだ。しかし俺は平均より高いとはいえ、身長181センチ。その身長でチェ・ホンマンさん級の顔。つまり俺の「身長と顔のバランス」は、なんというか、ほぼ3頭身だ。なんなら2頭身だ。これに匹敵する有名人としては、ドラえもんが挙げられる。ドラえもんはポケットから色々、便利なモノを出してくれるが、俺のポケットには現在、小銭しか入っていない。ドラえもんはタケコプターで空を飛べるが、俺は不器用で竹トンボさえうまく飛ばせない。一体俺は何を書いているのだろう。

 そんなビルディングビッグフェイス、つまりBBFな俺だが、何が「つまり」なのかよく分からんが、とにかくそんな俺でも、というかそんな俺だからこそ、ある状況では喜んでくれる人がいる。女優さんである。


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