“全盛期は甲子園”では寂しすぎる… オコエ、平沢、小笠原ら勝負の4年目に挑む元高校スターたち (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

“全盛期は甲子園”では寂しすぎる… オコエ、平沢、小笠原ら勝負の4年目に挑む元高校スターたち

このエントリーをはてなブックマークに追加
dot sportsdot.
今季飛躍が期待される中日・小笠原慎之介投手 (c)朝日新聞社

今季飛躍が期待される中日・小笠原慎之介投手 (c)朝日新聞社

 シーズン開幕を目前にして、例年以上に注目されているのが、昨夏の甲子園を沸かせたルーキーたちである。彼らの能力、スター性に疑いの余地はないが、同時に高校を卒業したばかりの18歳、19歳にとってプロの壁は想像以上に高く、1年目から即一軍で結果を残すのは過去の偉大な先輩たちの例を見ても至難の業である。その意味でも期待されるのが、プロの水に慣れた高卒4年目の男たちである。

【写真】イチローが「本当の天才」と言った男とは?

 一人目の“元甲子園スター”は、関東一高から楽天入りして4年目を迎えるオコエ瑠偉だ。圧倒的なスピードを武器に、甲子園でセンセーショナルな活躍を見せて一気に注目を集めてドラフト1位でプロ入り。高卒新人野手としては球団初の開幕一軍スタートを決め、スタメン出場も果たした。

 だが、木製バットへの対応に苦しんで夏場以降に出番を減らして1年目を出場51試合で打率.185、1本塁打、6打点で終えると、飛躍が期待された2年目の春季キャンプでオフの不摂生、体重オーバーが指摘された中で早々に負傷離脱。3年目の昨季もケガで出遅れ、結局は出場44試合で打率.198、2本塁打、6打点と初年度からの成長が見られない成績となってしまった。

 しかし、今季はこれまで鍛え上げてきた肉体に打撃の意識改革も合わさり、春季キャンプから柵越えを連発して長打力を猛アピールして覚醒の気配を漂わせている。まずは外野のレギュラー争いを勝ち抜くことが必要だが、打つだけでなく「走」、「守」でも貢献できるオコエの出番は必ずある。あとは、かつて甲子園で見せたような、チャンスを掴み取る集中力を見せてもらいたい。

 同じく、ドラフト1位入団から今季4年目を迎えるロッテの平沢大河にもブレークの気配が漂う。仙台育英高で3年夏の甲子園で準優勝を果たしてプロ入り。1年目に23試合、2年目に50試合に出場し、3年目の昨季は112試合出場とステップアップ。打率.213、5本塁打、32打点と数字的には不満が残ったが、攻守ともに成長を感じられたシーズンだった。そして迎える今季は正遊撃手の座を争いながら、オープン戦でもアピール。安田尚憲、藤原恭大に刺激を受けながら、ドラ1の先輩としての意地を見せたいところだ。



トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい