世界には有馬記念も霞む「高額賞金競走」がゴロゴロ、総額19億円の破格レース誕生も【杉山貴宏】 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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世界には有馬記念も霞む「高額賞金競走」がゴロゴロ、総額19億円の破格レース誕生も【杉山貴宏】

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2018年に行われたドバイワールドカップの表彰式の様子 (写真:getty Images)

2018年に行われたドバイワールドカップの表彰式の様子 (写真:getty Images)

 日本の競馬を締めくくる年末のG1といえば、有馬記念(今年は日程の都合上、ホープフルSが後に控えている)。ジャパンカップと並んで国内では最高額の1着賞金3億円、総額5億7000万円という文字どおりのビッグレースだ。だが、世界には有馬記念すら足元にも及ばない高額賞金レースがいくつも存在する。

 例えば、日本の競馬ファンにもお馴染みとなっているアラブ首長国連邦(UAE)のドバイワールドカップ(ダート2000m)。今年は1着賞金600万ドル(約6億6000万円)、総額1000万ドルで開催されたように、ジャパンカップや有馬記念の約2倍の賞金が設定されていた。しかも2019年からは賞金総額が1200万ドルに引き上げられることが発表済み。1着賞金も720万ドルとなるのだから驚きだ。

 ちなみに3月末に行われるドバイワールドカップデーではメインレースのほかにいずれも賞金総額600万ドルのドバイターフ(芝1800m)とドバイシーマクラシック(芝2410m)を含む高額レースをいくつも同日開催。この日だけで賞金総額は3500万ドルに達するという。オイルマネー恐るべし。

 そんなドバイワールドカップを世界最高額賞金レースから一時的に引きずりおろしたのが、2017年1月に第1回のレースが米ガルフストリームパーク競馬場にて行われたG1ペガサスワールドカップ(ダート1800m)。初回の総賞金額は1200万ドルで、第2回だった2018年は1600万ドルまで増額された。このレースを制したガンランナーは優勝賞金として700万ドルを稼いで有終の美を飾っている。

 ただし、ペガサスワールドカップは2019年から新たに芝1900mのG1を創設することが決定(従来のガルフストリームパークターフハンデキャップからの転換のため第1回からG1格付け)。こちらに賞金総額700万ドル、優勝賞金300万ドルを回すことになったため、従来のダートレースの方は総額900万ドル、優勝賞金400万ドルに引き下げられた。なお、芝とダートの両G1を同一馬主が勝った場合は、100万ドルのボーナスが設定されている。



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