片山さつき地方創生担当相の、襟にバッジを5つ付ける腕力

あの人ってば。

矢部万紀子

2018/10/29 11:30

 一つは国連のSDGsピンバッジ。さまざまな色が円を形作っている。もう一つは東京2020オリンピック、パラリンピックのバッジ。エンブレム入り。そして「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」のバッジ。これは安倍首相も議員バッジの下によく付けているが、それとは違うリボン型のもの。最後は2019ラグビーワールドカップの黒っぽいバッジだったが、最近はピンクリボンにとってかわられている。

 この4つに、議員バッジ。合計5つ。多くてバラバラだが、うるささを感じさせない。スーツの下は襟なしVラインというのが彼女の定番だが、Vの頂点に「拉致救出」のリボンバッジを付けるなど、なかなかお上手なのだ。

 さらに彼女は、ペンダントも必ずといっていいほど付けているし、共同募金の赤い羽根を付けているときもあった。これだけを、地味とばかりは言えないスーツに、全部付ける。稲田朋美さんもバッジを付けるが、こんなには付けない。

 これと決めたら押し通し、自分のものとする。片山さんのそういう「力」を感じる。こういう調子で、東大も大蔵省も合格したんだろうなあ、と思う。

 その力を片山さん、最近はもっぱら「二階派」や「赤坂自民亭」で発揮中だ。この調子で「口利き疑惑」も、やり過ごせると踏んでいるんだろうなあと思う。

 あくまで推測だが。(矢部万紀子)

矢部万紀子

矢部万紀子

矢部万紀子(やべまきこ)1961年三重県生まれ、横浜育ち。コラムニスト。1983年朝日新聞社に入社、宇都宮支局、学芸部を経て「AERA」、経済部、「週刊朝日」に所属。週刊朝日で担当した松本人志著『遺書』『松本』がミリオンセラーに。「AERA」編集長代理、書籍編集部長をつとめ、2011年退社。同年シニア女性誌「いきいき(現「ハルメク」)」編集長に。2017年に(株)ハルメクを退社、フリーに。著書に『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』、『美智子さまという奇跡』。

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