真価問われる中島、南野、堂安の“ミラクル3” ロシア組に主役譲らぬ活躍を【河治良幸】 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
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真価問われる中島、南野、堂安の“ミラクル3” ロシア組に主役譲らぬ活躍を【河治良幸】

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日本代表の森保監督 (c)朝日新聞社

日本代表の森保監督 (c)朝日新聞社

 サッカー日本代表の森保一監督は10月に行われるパナマ戦とウルグアイ戦に向けたメンバーを発表した。吉田麻也、酒井宏樹、長友佑都、柴崎岳、原口元気、大迫勇也というロシアワールドカップの主力6人が新体制で初めて招集された一方で、中島翔哉、南野拓実、堂安律ら森保ジャパン初陣のコスタリカ戦で大きくアピールしたメンバーも順当に選ばれた。

 コスタリカ戦で2列目の3人が見せたパフォーマンスには、森保監督も確かな手応えがあったのだろう。4-4-2、攻撃時は主に4-2-3-1になるシステムで先発出場した中島、南野、堂安の3人は高い個人技と即興的なコンビネーションで相手のディフェンスを翻弄し、衝撃的なパフォーマンスを披露した。

 長距離移動後の2試合目で、主力の大半を欠くコスタリカはインテンシティの部分でタフな相手とは言い難かったが、日本は上記3選手が推進力を持って仕掛けながら、1トップの小林悠やボランチの遠藤航と青山敏弘、さらにはサイドバックの佐々木翔、室屋成らも絡んでいく攻撃は創造的で、これまでの日本にあまり見られなかった迫力もあった。

 ドルトムントで欠場が続く香川真司については足首に問題を抱えていることをルシアン・ファブレ監督が明かしており、当然ながら森保監督もその情報をキャッチしているはず。それでもスペインリーグのベティスで奮闘する乾貴士やドイツ・ブンデスリーガのニュルンベルクで継続的に出場時間を得ている久保裕也らを招集せず、Jリーグの同ポジションで好調をアピールする選手たちも選ばなかったのは、中島、南野、堂安の3人をあらためてチェックしたいという気持ちの表れでもあるだろう。

 一方、代表復帰の原口は2列目といってもタイプが3人とは異なり、攻守のアップダウンやオープンな攻撃で高い能力を発揮する。その意味では、前回に引き続き招集された伊東純也にも通じるものがある。両サイドハーフをこなせるため、西野監督は原口を主に右サイドで起用したが、本来は左からダイアゴナルに攻め上がる形を得意としており、左サイドが主戦場になる可能性も十分に考えられる。

 森保監督が引き続き4-2-3-1の布陣で臨む場合は右利きの中島が左、中央に南野、左利きの堂安が右という並びをベースに、外から中に仕掛けていく色合いが強くなるだろう。中島も堂安もスピードがあり、基本的にポジションをワイドに取りながら、中に流れるばかりになる癖があまりないのは良さでもある。南野もあまりポジションを固定せず、コスタリカ戦では小林とも時にポジションを入れ替えるなど柔軟に振る舞っていた。そのため、相手の対応にかかわらず、攻撃が停滞しにくい。



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