名前を聞くだけで気が重い…いつも走らされるアジアの空港 <下川裕治のどこへと訊かれて> (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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名前を聞くだけで気が重い…いつも走らされるアジアの空港 <下川裕治のどこへと訊かれて>

連載「どこへと訊かれて」

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下川裕治(しもかわ・ゆうじ)/1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(毎週)、「たそがれ色のオデッセイ」(毎週)、「東南アジア全鉄道走破の旅」(毎月)、「タビノート」(毎月)

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)/1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(毎週)、「たそがれ色のオデッセイ」(毎週)、「東南アジア全鉄道走破の旅」(毎月)、「タビノート」(毎月)

ハリム・ペルダナクスマ空港からは昔のアジアの空港のにおいがする。ちょっとだけ

ハリム・ペルダナクスマ空港からは昔のアジアの空港のにおいがする。ちょっとだけ

 以前、この空港の第3ターミナルはLCC専用だった。新しい第3ターミナルができ、旧第3ターミナルとつなげたのだが、構造的に無理がある。汗をぬぐいながらターミナル内を走った。

 そして7月。今回はスマトラ島のパダンからジャカルタに着いた。チケットに記されていたのは、ハリム・ペルダナクスマ空港だった。以前、ジャカルタの国際空港として使われていた小さな空港だった。一時、閉鎖されていたが、スカルノ・ハッタ空港の混雑を避けるために再開港したという。市内に近く。利用航空会社も少ないのでスムーズだと聞いていた。渋滞にかかると4時間もかかってしまうスカルノ・ハッタ空港とは違うという。

 ところが今回、ターミナルを出ると、タクシーやバス乗り場まで延々と列ができていた。あっという間に、この空港も混みあうようになってしまったのだ。

 フィリピンとインドネシア。いまのアジアではいちばん元気がある国だ。経済成長も急だ。街には好景気のエネルギーが弾けている。

 飛行機を利用する人が急増し、ともに空港インフラが追いつかない。ふたつの空港で僕はいつも走っている。


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下川裕治

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)/1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(隔週)、「たそがれ色のオデッセイ」(毎週)、「東南アジア全鉄道走破の旅」(隔週)、「タビノート」(毎月)など

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