塚原副会長から宮川選手は3度、朝日生命移籍の誘いを受けた?速見元コーチ会見”一問一答”【前編】 (1/5) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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塚原副会長から宮川選手は3度、朝日生命移籍の誘いを受けた?速見元コーチ会見”一問一答”【前編】

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西岡千史dot.
5日17時、都内で会見を開いた速見佑斗元コーチ(撮影/西岡千史)

5日17時、都内で会見を開いた速見佑斗元コーチ(撮影/西岡千史)

 5日17時、体操女子リオデジャネイロ五輪代表、宮川紗江選手(18)への暴力行為をめぐるパワハラ問題について、宮川選手を指導していた速見佑斗元コーチ(34)が会見を開いた。黒のスーツで姿を見せた速見コーチは会見の冒頭に約3秒間、頭を下げた。そして「宮川選手に対する度重なる暴力行為によって、宮川選手はもちろん、周りにいた選手などに対して、不快な思いと恐怖を与えてしまったことを深くお詫び申し上げます」と、謝罪した。

 今回の塚原夫妻から宮川選手へのパワハラ問題で、いわば当事者の一人でもある速見元コーチが何を語るのか、注目が集まった。

 会見では、「今の時代において暴力行為がどういう理由であれ許されることではないことを深く実感した」と言い、体操協会からの無期限登録抹消は「妥当な処分」との認識を示した。

 また、朝日生命体操クラブからの「勧誘」について、宮川選手が中学校3年生の頃に食事に誘われたことも明かした。速見元コーチもその時は食事に同席し、「宮川選手ともども朝日生命体操クラブに入ってほしい」ということを塚原光男現日本体操協会(70)からの依頼で当時の朝日生命体操クラブのコーチから誘いを受けたが断ったことも会見で話した。

 パワハラ問題の発覚から約3週間を空けて会見を開いた理由について聞かれると、速見コーチは仮処分申立を東京地方裁判所にしていたと述べたうえで、「(宮川選手の会見を見て)もうちょっと(会見の)日程を早くしたいという思いはあったが、会場の関係などもあり、意識的に遅くしたわけではない」と続けた。さらに、「これだけ遅くなってしまったことは、宮川選手に対しての負担も大きかったはず」と、あらためて謝罪の弁を述べた。 

 主な、一問一答は以下の通り。

 ――宮川選手に対して、今の思いは?

 勇気をもった会見をしたんですけど、18歳の彼女にとっては大きな負担であったことは間違いなく、今は不安定な状態であることは間違いないです。一日でも早く宮川選手が元気に練習に行きたいと思える状況を作って上げたいという思いと、一日でも早く次のステップに向けて出発できる環境を作ってあげたいという思いでいっぱいです。

――今後も一緒に歩んでいきたい?

 宮川選手がいま一番望んでいることが、私と一緒に今までずっと東京五輪、またはその先に向けて一生懸命思い描いてやってきたという思いが彼女自身にもあります。彼女が一番望んでいるのが、私と一緒に……これはいつになるかわかりませんが、私自身も反省して、また再出発がきれる状況を作っていきたいと思います。


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