大阪桐蔭優勝記念、くまモン、武豊まで京都名店の別注かばんがすごい 品薄続く (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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大阪桐蔭優勝記念、くまモン、武豊まで京都名店の別注かばんがすごい 品薄続く

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小林幸帆dot.
大阪桐蔭高校野球部センバツ優勝記念トートバッグ(一澤信三郎帆布提供)

大阪桐蔭高校野球部センバツ優勝記念トートバッグ(一澤信三郎帆布提供)

熊本・鶴屋百貨店くまモンかばん(一澤信三郎帆布提供)

熊本・鶴屋百貨店くまモンかばん(一澤信三郎帆布提供)

京都文化博物館別館のかばん(右上:一澤信三郎帆布提供)とモチーフの照明

京都文化博物館別館のかばん(右上:一澤信三郎帆布提供)とモチーフの照明

貴船神社御朱印帳かばん

貴船神社御朱印帳かばん

鹿児島・山形屋の限定かばん

鹿児島・山形屋の限定かばん

 市民の日常生活が脅かされるほどの観光客が押しかけている京都。なかでも特に人口密度の高い場所が、帆布のかばんで知られる一澤信三郎帆布だ。お店は祇園のシンボル八坂神社の近くにある一店舗のみ。オンラインで注文することもできるが、やっぱり実物を見て選びたい。そのため、お店はいつ行ってもにぎわっているが、今年5月に「カンブリア宮殿」で取り上げられたことで新たなお客さんが殺到。ディスプレイされていた色とりどりのかばんの数もさみしくなり、翌日の営業が少し心配になってしまうほどの品薄状態が続く。

【写真】熊本・鶴屋百貨店くまモンかばんはこちら

 店頭ではお目にかかれないかばんもある。注文を受けて作る別注品だ。

 よく知られているのは同志社小学校のランドセルや、全国各地の百貨店に出店する際に限定販売されるかばんで、2012年に熊本の鶴屋百貨店に初出店した時には「くまモン」トートバッグが登場。なんと、わずか30分で完売の瞬殺を記録している。他にも、武豊さんと番組の企画で作ったかばん(持ち手が蹄鉄!)や、桜や紅葉など季節ごとにデザインの変わる貴船神社の御朱印帳かばん、鉄腕アトムの顔がびっしり並んだ手塚治虫プロダクションからのオーダー品など、一澤信三郎帆布の“いつまでも変わらない定番”というイメージを吹き飛ばすような、ユニーク路線の別注品が数えきれないほど世の中に送り出されている。

 こう書くとコラボブームで生まれたものと思ってしまいそうだが、そうではなく、ずっと昔から引き出物など個人客の注文も受けており、最近は記念にと依頼されることも多いそう。

 一澤信三郎帆布に特注し、特別な記念かばんを作ってもらう。その一つに史上初2度目の春夏連覇を遂げた大阪桐蔭高校野球部の父兄が揃いで持っているトートバッグがある。校章と小さく「第89回選抜高等学校野球大会優勝記念」と入った応援用かばんは、高校野球好きなら間違いなく目が釘づけになるはず。(※第89回選抜=2017年春のセンバツ)

 こちらは、優勝メンバーの父兄の一人が店主の信三郎さんと知り合いだったことで依頼がきたそう。

 近くの工房で職人さんたちが一つ一つ手作業で作り、京都のお店だけで売るというこだわりを守り続けるかばんの品質はもはや説明の必要すらないが、自分だけのオリジナルを作ってもらえるのは、そんな昔ながらのモノづくりが続いているから。

 信三郎さんは、「京都も昔はうちみたいな製造直売で、頼みに来はったらその人向けの別注品、あつらえを作っていた。それが大量生産大量販売の時代になって、工場も地方とか海外にいって、大量でしかモノを作れんようになった。あつらえも死語に近くなってしまったけど、うちは慌てへんところやから、昔ながらのやり方で少ない数でも小回りが利いて作ることができる」と話す。


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