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川島永嗣は外すべきか… 過去のW杯で“GK交代劇”は成功したか?

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サッカー日本代表の川島永嗣 (c)朝日新聞社

サッカー日本代表の川島永嗣 (c)朝日新聞社

 日本代表はワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグを突破し、決勝トーナメントへの進出を決めた。その3試合を通じて、話題の中心にいたといえるのがGK川島永嗣だったのではないだろうか。

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 初戦のコロンビア戦で、川島は直接フリーキックで壁の下を通過してくるシュートをゴール内でセーブする形になって失点した。また、第2戦のセネガル戦では、正面の低めに飛んできたシュートをパンチングで処理する判断をして、詰めていた相手MFサディオ・マネの足にぶつけてしまい、それがゴール内に入る痛恨の失点となった。

 特にセネガル戦のプレーは西野朗監督も試合後の記者会見で「難しい対応ではなかったと思いますし、それをああいう判断をした。非常に残念ではあります」と、川島のミスであることを認める言葉を発している。

 それを見てしまえば、川島ではなく他のGKを起用すべきだという声が大きくなったのも無理はないことだ。

 これまでのW杯で、大会中にGKの交代が起こって好成績を残したチームというのは、それほど多くない。1人のGKで戦うことが大半であり、好成績を残したチームで2人目以降のGKが起用されるタイミングは、そのほとんどが1次リーグの3戦目、決勝トーナメント進出を決めた後だった。

 それでも全く例がないわけではない。1990年イタリアW杯では、準優勝を収めたアルゼンチンの正GKネリー・プンピードが初戦のカメルーン戦で相手のシュートを後逸するプレーがあった。そして第2戦で負傷すると、試合中にセルヒオ・ゴイコチェアへの交代となった。プンピードの負傷は大会中に復帰できるものではなく、以降はゴイコチェアが固定されたが、決勝トーナメントに入ってから2回のPK戦を制して決勝まで進むチームを支えている。

 その次の1994年アメリカW杯でも、準優勝のイタリアはGKが2人ピッチに立っている。正GKジャンルカ・パリュウカは初戦のアイルランド戦で、相手のミドルシュートの場面でポジションが前過ぎたところをループシュートで決められて失点。これが決勝点になった。さらに第2戦ノルウェー戦では、味方のオフサイドトラップのミスで迎えた1対1のピンチでペナルティーエリア外に飛び出し、シュートを手で止めてしまった。これにより退場処分を受け、2試合出場停止の処分まで受けた。この時、控えGKルカ・マルケジャーニを入れるために交代で下がったのがロベルト・バッジョだったことも大きな話題になった。



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