山田孝之 (c)朝日新聞社
山田孝之 (c)朝日新聞社

 俳優の山田孝之(34)と女優の長澤まさみ(30)が4月30日、都内で行われたダブル主演映画『50回目のファーストキス』(6月1日公開)の完成披露舞台挨拶に出席した。この作品はハワイを舞台に、交通事故により記憶障害を負った女性(長澤)とツアーガイドとして働くプレイボーイ(山田)との純愛を描いたラブストーリー。山田はオファーを受けた時の気持ちを聞かれ、「18年俳優をやってきて、やっとご褒美が来たなと思いました。ハワイで、長澤さんと一緒で。もっと言ってしまえば、これ仕事ですから。お金ももらえる」「断る理由がなかった」と微笑んだ。一方、司会から「それはキスがいっぱいできるからですか?」と突っ込まれると、「違います!」とキッパリ否定した。 

  映画出演に対し、公私混同(?)を剥き出しにした発言だが、その後のやり取りで「全部冗談です。全部ウソです」と否定。本心からのコメントではなく、会場を盛り上げるためのリップサービスだったようだ。山田の場合、今回以外でも様々な場面でサービス精神旺盛な一面を見せている。 
「例えば、2015年5月に行われた映画『新宿スワン』のイベントでは、ものまねメイクで有名なざわちん(25)が、山田が演じているスカウトマンのものまねメイクで登場し、話題になったんです。すると、別日に行われた、この映画の初日舞台挨拶で、山田自身がざわちん風にマスクを着用して登場しました。いわゆる“逆ものまね”で、ものまねをしてもらったのでものまねで返そうと思ったとか。しかも、コメントを求められると『ごめんなさい。(ざわちんの)声が分からないんですよね』と言って笑いを誘ってました」(スポーツ紙の芸能担当記者)

 まさかの「逆ものまね」を披露した山田だが、会場にいた観客が盛り上がっただけでなく、ざわちん本人も感激したことだろう。

 そんな山田のユーモアや親切心に溢れたサービス精神。人間味を感じる人も多いと思うが、さらに「山田の印象について、あの人気女優も高く評価しています」と証言するのは女性誌の編集者だ。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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