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本人も困惑? 出川哲朗“空前のブーム”はなぜ起きたのか?

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若き日の出川哲朗。どんな事にも体当たりだった=1997年撮影 (c)朝日新聞社

若き日の出川哲朗。どんな事にも体当たりだった=1997年撮影 (c)朝日新聞社

 出川は、同番組の司会で盟友の内村光良(52)からの信頼も絶大。磨き抜かれたリアクション芸で、有名セレブと自撮り写真を撮ろうとする「パパラッチ出川」など、いつ誰か偉い人から怒られてしまうかわからない企画に、体当たりでチャレンジしている。

「『パパラッチ出川』は、英語がしゃべれない出川さんが、(スティーブン)スピルバーグやナオミ・キャンベルなどに、メチャクチャな英語で接触しようと試みる企画。最近では、こうした“出川イングリッシュ”を駆使した『出川哲朗はじめてのおつかい』が、SNSなどで爆発的に拡散されています。海外に行き持ち前の英語力だけで与えられたお題をクリアするのですが、刑務所を探すのに『ドゥユーノー ウォンテッドハウス?』『メニーメニー バッドマン スリーピング』などと聞いて回るなど、文字面だけで見てもついつい笑ってしまうので、拡散されやすいのでしょうね」(民放のバラエティー番組ディレクター)


 ただ、こうしたブームについて本人は少々困惑気味のご様子。5月29日に横浜市内で行われたケンタッキー・フライド・チキンの新商品発表記者会見では、自身の人気について理由を聞かれると「それはわかりません。仕事の内容は20年以上変わってないのに、時代が追い付いた」とコメント。リアクション芸人にはあるまじき、照れた反応をみせていた。

「出川さんは、普段はとても真面目な人。しゃべり方や声から『抱かれたくない男』になっただけで、よく見ると実は痛いのを『痛い』と言っているだけなんです。今の若い人から見ると、いつも笑顔ですし、意外にまともなことをしゃべっているし、いやらしさがないので『カワイイ』と思うのかもしれません。リアクション芸人のまま消えるのではなく、またブームになってうれしいです」(前出の放送作家) 

 実は実直な男が積み上げてきた境地が芸として確立された今、真のブレイクポイントを迎えているようだ。(ライター・黒崎さとし)


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