福原愛 シングルでメダル逃すも…ニッポン卓球の“未来”を拓いた「快進撃」 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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福原愛 シングルでメダル逃すも…ニッポン卓球の“未来”を拓いた「快進撃」

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惜しくもメダル獲得は逃したが、シングルスでベスト4という好成績を残した福原愛。(写真:Getty Images)

惜しくもメダル獲得は逃したが、シングルスでベスト4という好成績を残した福原愛。(写真:Getty Images)

 福原愛にも勝算はあった。初戦から1ゲームも落とさないパーフェクトゲームで自身初の五輪ベスト4入り。万を持して臨んだ準決勝では王者中国の李暁霞に完敗を喫したものの、3位決定戦で当たった北朝鮮のキム・ソンイは勝てない相手ではなかった。

 だが、もともと福原はカットマンが得意ではない。なかでも、キムはカットボールでひたすらラリーをつなぎながら、チャンスがあればどんどん打ち込んでくる攻撃型。今年2月末、マレーシア・クアラルンプールで開かれた世界卓球でも日本を苦しめた難敵だった。

 そのため、福原はカットマン対策に十分すぎるほど時間を費やした。リオ五輪前の壮行会を兼ねた記者会見でも、北朝鮮を警戒して準備を進めたと語った。だが普段、ワールドツアーに出てこない北朝鮮情報は少なく、十分な対策は難しい。しかも、キムの攻撃力は約4カ月前の世界卓球に比べて増していたように思う。


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