ウエディングドレスは死に装束!? 美輪明宏氏の結婚観とは

朝日新聞出版の本

2015/12/30 11:30

 だからといって、日々孤独死の知らせを耳にしたり、夫婦睦まじい姿を街でみかければ、独り身の寂しさに襲われるのも人間の性。普段出会いの場もなく、友だちに紹介してもらってもピンと来ることがなく、この10年お付き合いをしている人もいないため、これから先、良縁に恵まれることはあるのかと思い悩む、43歳独身女性もそのひとり。悩めるこの女性に美輪氏は、恋愛と結婚の違いを説き、まず自分自身を省みることの重要性を指摘する。

「結婚と恋愛を混同してしまっています。『ピンとくる人にお会いしたことはございません』とありますが、胸がキュンとしないとか、愛情を感じないとか、それは結婚じゃなくて恋愛です。
 結婚とは互いに責任を持つこと。健康、経済、精神と、あらゆる面で相手をかばい思いやって、助けてあげるということなんです」(本書より)

 自分は欠点の少ない人間であるのだと過信するのではなく、過去に付き合った人となぜ駄目になったのか、その原因を分析し、自らの短所を正すところからはじめてみることをすすめている。

「地球上の幼児から年寄りまで、何らかの悩み、痛み、苦しみ、悲しみ、劣等感、ねたみ、そねみ、ひがみを抱えていない人は一人もおりません」(本書より)という美輪氏。その言葉に耳を傾けてみれば、自らの心の持ち方ひとつで、今より“楽に生きる”術があることに気付くことができるかもしれない。

(構成/dot.編集部)

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